道具について(その5)そんな空気入れで大丈夫か?
その5.空気入れ
スポーツバイクが装着するタイヤ(チューブ)のバルブは仏式・米式が主流です。一般のママチャリによく使われるのは、英式バルブと呼ばれるもので、互換性はありません。
その上、ママチャリに比べ高圧で細いタイヤを使用するスポーツバイクは、空気圧を適正に管理することが必須であり、これを怠るとパンクなどのトラブルが発生しやすくなります。
まあ御託はともかく、自転車遊びするならポンプは当然そろえなくてはならないわけです。
商品選択の条件と考えたのは以下の点。
・仏式/米式に対応すること
・ゲージ付き
・英式バルブ用のアダプタ付属(既存ママチャリに使用するため)
その上で、Amazonなどからできるだけ安く、評価の安定しているものを選択した結果がコレです。
ガレージ・ゼロ フロアポンプ GZMT07
(楽天市場で送料込み1,944円)
メーカーはGARAGE ZEROとありますが、恐らくは台湾のポンプメーカー、GIYOのGF-55PのOEM製品と思われます。
バルブは米式・仏式共通で使用可能な「クレバーバルブ」を搭載。
差し込んでレバーを上げるだけで準備OKと、便利なしくみになっています。
英式バルブ用のアダプタも付属。
圧力ゲージはやや下のほうについていますが、視認性は特に問題ありません。
パイプ部分も含め、オールプラスチック製の驚くほど安っぽい作り。小指でヒョイと持ち上げられるほど軽いので、「一体大丈夫かいなこれ?」と不安になりますが、とりあえずママチャリのタイヤに空気を入れた限り、全く問題なく使用できました。
実はまだsono1のタイヤには空気を入れたことがありません。
ゲージで圧力だけは確認してみたのですが、乗り始めから約1ヶ月弱、まだ圧力はほぼ定格値(7気圧)を維持していたためです。
早く実際に空気を入れてみたいとは思うのですが、一方、7気圧前後の高圧を充填するとなると、ポンピングがかなり硬くなります。
自転車を購入したお店で一回練習させてもらったのですが、8割方押し込んだあとの、「あともう一押し」がどうしてもできず、挫折してしまいました。やはりある程度体重がないとキツイと思われます。
しっかり空気入れができるようにならないと、自転車遊びは続けることができません。
来るべき日のために、さらなる修行が必要なようです。