スーパーバルブ
ある日、買い物用につかっている無印良品のママチャリ(10年選手)をふと見てみますと、
おやおや、バルブキャップがなくなっていますね。一体いつからなくなっていたのか、全く気が付きませんでした。
別にバルブのキャップなんて、あんなものただの飾りですよ、とは思うのですが、ゴミや雨水などが入ってしまうとそのうちやっかいなことになるかもしれませんね。
そしてこんなことがあっても、少しもうろたえることがないのがこの私です。
ジャーン!
取り出だしたるは、ミリオンのバルブセット。通称、「スーパーバルブ」です。
こんなこともあろうかと、もう2年くらいまえに買っていたのですが、ついぞ出番がなくお蔵入りしていたものです。いまこそ出陣ぞ!着背長とりいだせ!
後輪は2年前に交換していたので、バルブの虫ゴムの劣化もたいしたことはないようです。
装着してみました。
…まあ、別に代わり映えはありませんね。
一方、この無印良品の自転車を購入してから約10年、一度も日の目を見ることがなかった前輪のバルブは、このように虫ゴムの劣化が進んでいました。
これはちょうど替え時ですね。
無事、前後輪のチューンナップが完了し、リニューアルした我がオンボロ無印自転車。
ブレーキシューとかワイヤーもさすがに交換してやらなあかんなぁ、とは思いつつも、ついついなおざりにされてしまう、不憫な子ではあります。
すまんが、もう少し、頑張ってくれな。
夏花火最終章~憂愁のフィナーレを飾ったのは、やはりあの花火大会だった
9月になってしまいました。もう夏は終わりなんです。
寂しいものです。
すっかりテンション下げ下げになってしまった私は、大したサイクリングプランも思いつかず、仕方ないのでラーメンを食べにいくのです。
上石神井の一圓ですね。私の定番、手前味噌ラーメンです。っていうか、ほとんどこればっかり食べているので、他がどんな味なのか良く知りません。
上石神井まで来たら、もう次のコースは決まっています。
なかのZEROプラネタリウムですね。
なんと、10月から半年間、休館になってしまうそうです。冬にこそ見に来たいと思っていたのに…残念です。
今日のお題は、今夜観ることができる夏の星座をひととおり説明した後、太陽系の各惑星が従える「衛星」についてのお話です。
が、ここのところの激務で消耗しきっていた私は、後半部分はスヤスヤと深い眠りに落ちてしまい、ほとんど説明を聞くことができませんでした。
まあ、星空の下のまどろみというのも悪くありません。
なかのZEROプラネタリウムの外には、蒸気機関車C11が展示してあります。
周囲はストリートダンスの練習をする若者たちが集っています。この辺はさすが都会ですねぇ。
さて、なかのZEROをあとにして、家路を進んでおりましたところ、すぐ近くから祭囃子のドンドコドン、という響きが聞こえてきました。
環七通りのところで、賑やかなお神輿の一団に遭遇。
お神輿は小さいですが、とても立派なものですね。
さあ、夕方からは雨模様の予報ですし、まだ用事があるのでお祭り見物をするヒマはありません。とっとと帰ることにします。
用事というのはこちらです。
地元のお祭りですね。
普段はほとんど人も見かけないようなうっそうとした森の中、秘境の奥地みたいなところなんですが、お祭りとなると大変な人だかりになります。
雨もパラつく怪しい空模様ではありましたが、すごい盛り上がりです。
そしてお約束。
夏花火は第9弾をもってフィナーレを迎えました。今年はいままでなかなか行けなかったようなところの花火もたくさん見れてよかったですね。sono1のお陰です。
ここの花火、玉数も大きさもたいしたことはありませんが、何しろとんでもなく近くから見ることができるのがポイント。とにかく暴力的なまでに近い。
花火はほぼ頭の真上で炸裂します。そして、灰やら花火の破片やらが降ってきます。
たまに火の粉までかかりますのでちょっとしたスリルもあり。
花火が打ち終わりますと、こんな風に地面は燃えカスだらけになるというしまつ。
まあ、いろいろ見てきましたけど、やっぱり地元の花火がナンバーワン!ですね。
それにしても、花火という格好のサイクリングネタが失われ、これからの秋に向け、私は何を目指してペダルを漕げばいいのかとちょっとした花火ロス症状に襲われています。
あたらしいラーメン屋でも開拓しましょうかね…
■本日の走行記録
・走行距離 27.0km
・走行時間 1時間36分
・最高速度 34.2km/h
・平均速度 16.8km/h
・累積走行距離 2636.1km
夏花火第8弾・川越花火(安比奈親水公園)~この世には、危険をおしても観るべき価値のあるものがある
8月27日土曜日の川越花火大会は、雨のため延期となってしまいました。
翌日曜日にあらためて開催予定となっておりますが、台風もせまっておりますし、どうせ無理やろ、とふてくされて一人家でゴロゴロしておりますと、「川越花火大会、決行します」の報が飛び込んでまいりました。
おお、やるのか!やるなら行かねば!
天気予報を見ますと、夕方からは雨、21時頃にはやや強めに降るという予報。この悪条件でなお開催を決意するとは、その意気や良し。
私も帰り道はぐしょ濡れになる覚悟で現地に赴くことといたしました。
川越花火大会は、川越市東部の伊佐沼と、西部にある安比奈(あいな)親水公園との間で、一年ごとに打上場所を交代して開催されます。
去年の伊佐沼会場は、水面から扇型に炸裂する水中花火がとても迫力あって楽しかったのを覚えています。
今年の安比奈親水公園は河川敷の会場ですので、水中花火こそありませんが、打上数8,000発となかなかの規模。8月を締めくくるにふさわしい花火大会といえるでしょう。
さて、会場までは自宅から20km弱。以前入間川サイクリングロードを走ったときに通りがかったところにあります。
前と同じく、サイクリングロード経由で行っても良かったのですが、いつ雨が降り出すかわからない不安定な空模様でしたので、ここは最短距離を進むことにします。
Googleマップを「徒歩モード」にしてルート検索すると、確かに最短距離を示してくれるんですが、こんなドロドロの農道を走らされたり、びっくりするほど深い森のなかの木のトンネルを進まされたりと、実にエンターテインメント性に富んでいます。
タイヤはこのとおり、無残なドロだらけになってしまいました。
ウ○チじゃないよ!
明るいうちはいいんですけど、帰り道の真っ暗ななか、このワイルドロードをまた通らなきゃいけないのかと思うと少し心が萎えます。
さて、ポツポツと小雨が舞うなか、入間川に到着しました。
この日の風向きは北西でしたので、入間川左岸が見やすそうです。八瀬大橋を渡って安比奈親水公園のメイン会場に向かいます。
会場裏手にあるファミマで食料を調達しておりますと、それまでチラチラの雨だったのが突然ザアザア降りになってきました。
スマホで雨雲推移をみてみますと、この雨は10分後くらいに一旦止み、一時間ほどするとまた降り出すという見立てです。
最後まで花火が観れるかどうか…!?まさにワンチャンを狙う状況となってきました。
予想通り小降りになったところで、会場に向かいます。
道の途中でsono1を駐輪。もちろん、雨ざらしですが止むをえません。
そして会場の安比奈親水公園に到着。
広場は水でぬかるんでドロだらけ。屋台は元気に営業していますが、やはり人出は少ないようで、広場はガラガラです。
どこに席を取ろうかと物色していたところ、突然花火が打ちあがりはじめました。
うおっ、近い!
打上場所は対岸ですが、距離にして150mくらいでしょうか。音と光の時間差がほとんどありません。
ちょうど雨も小降りになって、風向きも良好。これはいい花火が観れそうです。
今回は手持ちでしたので、あまりいい写真はとれませんでしたが、複数個所にわけて大玉とスターマインがあちこちから打ちあがり、かなりの迫力です。
これは楽しい!
ちなみに私が陣を張った場所の前にはイスを備えた有料観覧席が。
さすがにこの天気ですのでガラガラですが、くればよかったのにねぇと思います。
花火はテーマごとに5つのパートに分けて打ち上げられますが、ラストの超特大スターマイン「黄金の川越城」は圧巻!
見事なフィナーレで幕を閉じました。
やれやれなんとか天気は保ったな、と思ったのもつかの間、花火が終わったとたんに雨脚が強くなり、観客たちは慌てて家路を急ぎます。
この天気の変化を完全に読みきって、プログラムを巻き気味に進めた運営側のナイス判断が光ります。
とはいえこっちはこれから20kmの道を自転車で帰らなくてはなりません。
覚悟していたとはいえ、手持ちの雨具装備はろくなものではありませんでしたので、相当に辛い道程となりました。
ブレーキは濡れてギーギー言い出してちっとも利きません。
眼鏡は雨粒で光って前もろくに見えません。
タイヤはちょっとした点字ブロックの凸凹にすら滑ってコントロールを失います。
本格的な雨天走行は初めてですが、これほどキツイものとは…
こわごわ、おそるおそる進んだので、家に帰り着くまでえらい時間がかかってしまいました。まあ、無事についてよかったです。
ぐしょ濡れになってしまったsono1は、我が家にピットインするやいなや、全身を暖かいタオルで拭ってやります。
チェーンもほっとくとすぐサビるので、5-56をたっぷり含ませてやりました。次に乗るときまでにまたチェーンオイルを注さないといけませんね。
どこまで綺麗にできたかわかりませんが、これでサビの大発生を防げることを祈るほかありません。
というわけで、帰りは予想通りの大冒険となってしまいましたが、花火がとても楽しかったので結果オーライです。ズブ濡れになってでも見に行った甲斐がありました。
来年はまた水中花火の伊佐沼開催となります。いまから楽しみですねぇ。
■本日の走行記録
・走行距離 37.33km
・走行時間 2時間40分
・最高速度 38.3km/h
・平均速度 13.9km/h
・累積走行距離 2609.1km
スローパンクの原因が判明~犯人は、お前だッ!
8月27日の土曜日。
なんだかんだいって、もう八月も終わりなんですね。
別に夏休みをとってたわけではありませんが、8月の末というのはいつもそこはかとない寂しげな、悲しげな喪失感を禁じ得ません。
しかもこの日は迷走台風10号の影響か、昼間から雨模様。
楽しみにしていた川越花火大会も延期になってしまい、テンションがダダ下がりとなった私は家でゴロゴロしておりました。
することもなくヒマでしたので、自転車イジりでもして遊ぼうか、と思って我がsono1のタイヤをふと見てみますと。
なんかおかしい。。。。
ちょうどバルブ部分にあたるタイヤのビードがはみ出て、ギザギザの模様が見えています。
ただしくハマっている部分はこのとおり。
どうもバルブ裏の部分は、タイヤが上手くハマっていないようなのです。
もしや、先日来の連続パンクの原因はここではないか!?と私はピーンときました。
タイヤの空気を抜いてチェックしてみますと、やはりこのとおり。
タイヤの下にチューブが入り込んでおり、リムとタイヤビードの間にチューブが挟まってつぶれている状態でした。
イメージ図ではこのようになります。
つまり、私が遭遇したバルブ裏のスローパンクは、このようにビードがうまくハマっていなかったために、リムとの間に挟まれたチューブに異常な圧力がかかり、裂けてしまったものであることが原因と判明しました。
やはり、私のいいかげなんな組み付けが原因であったのです。KENDA君は悪くありません。もちろんパナレーサーさんも全くの無辜であります。
「パンク修理なんて簡単簡単」とナメくさっていい加減な仕事をしていた報いを受けていたのですね。
とはいえ、実はこのバルブ裏部分がうまくハマらないのは、前から気にはなっていたところです。
どう押し込んでもどうしても入らないので、「まあいいや」と放置していたのです。
しかしこのたび試行錯誤の結果、解決策を発見いたしました。
いったんバルブを奥まで押し込んでから、ビードをハメればいいんですね。
いままではむしろバルブをグイグイ引っ張って、なんとかビードをその下に押し込めようと頑張っていたのですが、まったく逆の発想でした。
これも経験豊富なサイクリスト諸氏からすれば、「何を当たり前のことを…」と呆れられるに違いありません。誠にお恥ずかしい限りです。
ともかく、バルブを押し込んでからビードをパコッと嵌めることで、綺麗に組み付けすることができました。
ビシッとハマって、これでもうチューブに余計な負担がかかる心配はありません。
私の雑な仕事のせいでチューブ2本をダメにしてしまいましたが、原因がわかればもう安心です。間抜けな話ではありますが、これも経験値、と前向きにとらえることとしましょう。
かくして私はパンク地獄の桎梏から脱するを得たのであります。
めでたしめでたし。
夏花火第7弾・調布花火~大都会は街並みも花火もテンポ・アレグロ
※注
当ブログは耳寄り穴場の花火情報を発信する、花火ブログとしてリニューアルしました。
自転車ネタに関しましては、他をあたっていただきますよう、お願い申し上げます。
さて、2016夏・花火第7弾とまいりましょう。
今回は、東京都調布市で行われる、調布花火大会です。
ん?調布って東京だっけ??まあいいか。
ドロ臭い田舎の花火ばかりみてきましたので、たまには都会の風の中で、花火もといファイアワークス・イリュージョンを堪能してみたいと思います。
ルートは都道15号、通称小金井街道をまっすぐ南へ進む感じです。
1時間ほど走って、西武新宿線・花小金井駅前についてみますと、美しい緑に覆われた気持ちよさそうな遊歩道が伸びているのに気が付きました。
地元民の憩いの散歩道になっているのでしょう、たくさんの人が歩いています。
とても雰囲気がいいので、ちょっと寄り道してこの道を進んでみることにしました。
そういえばこの道は、以前ルネこだいらで春の演奏会に出演した帰りに通りがかって、すばらしい桜が満開だったのを思い出しました。なかなか素敵な街ですねぇ。
遊歩道をぐるりとまわったお陰で、随分まわり道になってしまいました。
先を急ぎます。
JR武蔵小金井駅に到着です。
ムサコってこんな駅でしたっけ?
いつのまにかガラス&鉄骨に水平なルーバーをあしらった、とってもモダンな駅舎になっていました。
ほんのこないだまで、こんな様子だったというのですから驚きです。
東京の変化の早さにはもはや私はついていくことができません。
そして17:30頃、ようやく多摩川土手に到着しました。
京王多摩川駅あたりの土手から河川敷を眺めますと、既に沢山の屋台が出て賑わっています。
自転車も、河川敷の芝生の中にまとめて停めるスペースが用意してあるようです。
これならいけそうです。
風向きを考慮して、打上場所の東側を確保したほうがいいかな、と思ったのですが、既にスタート時間まぎわになっていたので、あまり深追いせず、メイン会場と思われる多摩川左岸の西側方面で場所を取ることにしました。
芝生内の自転車置き場にsono1をとめて、場所取りに向かいます。
このあたりは打上場所から1kmくらいありますので、場所取りのスペースもまだまだ余裕がありますね。
しかし花火ブロガーとして新規スタートした私は、果敢に打上地点を目指すのです。
ベストビュースポットを探しながらキョロキョロと歩いてみましたが、京王相模原線の高架を過ぎたあたりからにわかに人が増え、座るスペースの確保が困難になってきました。
あまり先に進みすぎると、有料席エリアにぶつかってしまいそうなので、打上場所から500mくらいのところで手を打つことにしました。
花火が始まりました。
さすが東京花火、という感じのよどみない進行、洗練された構成。
・・・ってか、テンポ速っ!!
次の演目のアナウンスが終わる前にもう打上がはじまります。
そして花火が上がっている途中から、もう次の演目の案内が始まります。
終始喰いまくりでプログラムが進んでいくさまは、やはり都会の花火は違うと実感させられます。
風向きは南東でしかもかなり微風なため、せっかくの花火もなかなか見えないことも多く、なんだかテンション下がってきてしまいました。
風向きの関係上、川崎側から見たほうが花火は綺麗に見えるという事前情報もちゃんとゲットしていのですがねぇ。まあ、これも経験。
しかもあろうことか大失態。
花火が進んで20時頃、ちょっとタバコ吸って一休み、と思って席を外しましたところ、背後で最高潮のクライマックス、フィナーレの大花火が弾け、せっかくここまで来て一番の見所を逃してしまいました。
花火は20:30まで、と何かの情報で見たような気がしていたので油断していたのですが。。気のせいでした。
と、第7弾花火大会はかようにシマらない結果と相成ってしまいました。
お詫びの意をこめて、花火ブロガーの看板は今回限りで降ろさせていただくことにします。
さて、失意にくれるのもつかのま、この日は2つの台風が南方に迫り、21時頃には暴風・豪雨も予想されるという危険な状況。
後片付けもそぞろにあわてて帰り道につくことにします。
しばらく走った後、コンビニで休憩していたら激しい通り雨が。
丁度sono1は店の軒下に入れていたので無事でしたが、危ないところでした。
雨が止むのを待ってふたたび家路を急ぎ、水溜りを踏んでしこたま泥水を浴びましたが、なんとか無事に帰りつくことができました。
やっぱり大都会は恐ろしいところですねぇ。
■本日の走行記録
・走行距離 62.73km
・走行時間 3時間47分
・最高速度 37.3km/h
・平均速度 16.5km/h
・累積走行距離 2571.8km
2,500km
パンクトラブルにすっかり気を取られていましたが、ついに累積走行距離が2,500kmに達しておりました。
2500kmといえば、東京―サイパン間の距離に匹敵します。
11ヶ月あれば、自転車でサイパンに行くことも十分に可能であることがここに証明されました。
丁度この夏はサイパンでヴァカンスを過ごすつもりですので、これで万が一の時も安心と言えるでしょうね。
そういえば、「裸足の1500マイル」という映画もありましたね。
2500kmは、およそ1560マイルに相当します。
いつの間にか私は、モリー、デイジー、グレイシーらの偉業を軽々と凌駕してしまっていたわけです。
彼女らはこれを90日間で敢行したということですが、その代わり生命を危険に晒す旅を強いられました。
3倍以上の時間がかかったとはいえ、のんびり楽しくこの記録を達成した私のほうが、どうやら勝ちと言えそうですね。
さて次に目指すは、トール・ハイエルダール先生がマークした4300マイルです。
いざゆかん、大海原へ!
またパンク!?うそでしょ!?~天に唾を吐きかけた男の末路
熊谷花火からさあ帰ろう、というところで、まさかまさかのまたパンクに見舞われました。
ついこないだ、安心と信頼の日本製・パナレーサーのチューブに交換したばかりなのに…ウソでしょ!?
と、悔やんでいても始まりませんので、とりあえず修理します。
花火客の行列を抜け出し、明るくて落ち着いて作業ができる場所を捜し歩いたところ、近くにあったマンションの駐車場を拝借して作業に入ることにします。
さて、パンク箇所を調べてみるのですが、やはり前回と同じく、突起物を踏んだりリム打ちをした形跡はありません。
もしや…と思ってバルブ裏を見てみますと、
やはり前回と同じ箇所に、同じような小さな穴が開いていました。
もちろん、タイヤの裏側もチェックしましたが、何ら異物はありません。
前回のKENDAタイヤのときは製造上の不良の可能性を疑いましたが、異なるメーカーの、しかも信頼のパナレーサーチューブで全く同じ事象が再発するとなると、これは私の組み付け方に何か問題があった可能性が俄かに高まってきました。
疑ってすまんかった、KENDA君。
さあ、原因究明はほどほどにしないと、輪行で帰る上り電車の終電に間に合わなくなってしまいます。
素早くイージーパッチで患部を補修しました。
気泡入りまくりで酷い出来だった前回よりは、いくぶん綺麗にパッチすることができました。
しかしバルブ裏側なので、しっかりと圧着しにくいんですよね。これはまたすぐにダメになるかも…
ともあれ、直したチューブをホイールに嵌めて、airboneミニポンプでシュコシュコ。この辺はあらかじめ練習しておいてよかったです。
400回ほどポンピングして、なんとか乗って帰れる状態になりました。
さあ、終電まで残り1時間しかありません!
距離は約13km。普通に行けば十分に間に合う距離ですが、初めての道ですし、夜の田舎道で万一迷ってしまうとかなり難儀します。
こりゃマズいッ!とばかりに全速力で駅への道を急ぎます。
ああ。。本来なら東松山の駅にいって、今日の仕上げにひびきで一杯、のつもりだったのに…
こうして、汗だくでゼイゼイいいながらなんとか帰りの駅に着くことができました。
輪行バッグに詰める作業は、今期最高タイムの4分台をマークしたと思われます。
ふうっ…
楽しい花火の帰り道のはずが、思わぬアクシデントで散々な目にあってしまいました。
ええ、確かに私は「出先パンク上等!さっさとパンクしろッ!」と呪いをかけましたよ。自業自得ですね。心を入れ替えます。
もうパンクしないでくださいお願いします。
それにしても、同じ箇所のパンクは気になりますね。原因を早く究明しないと、またパンク地獄に嵌りそうです。どうしたものか…
■本日の走行記録
・走行距離 27.73km
・走行時間 1時間38分
・最高速度 35.5km/h
・平均速度 16.8km/h
・累積走行距離 2504.6km