お尻の痛み対策~サイクルインナーパンツとやらを試してみる
sono1に乗ってサイクリングをしていると、およそ50kmほど走ったあたりからお尻に鈍い痛みが蓄積してくるのを感じています。
坐骨を立ててサドルに座っているので、骨が尻肉に刺さるような感じになってきます。
まあ耐え難いというほどではありませんし、乗ってればそのうち慣れてくるかなと思って大して気にもしていなかったのですが、もう2年にもなるのに一向に改善しません。
少し長い距離を走った後は翌日までこの痛みが残るので、1日走ったら翌日はサイクリングをお休みせざるを得ないという状態になっています。
やはりこれからもう少し距離を伸ばしていこうかなと思うと、お尻が心配になってきますので、ようやく対策に乗り出すことにしました。
当初考えていたのは、サドルをクッション性のある柔らかいものに変えることです。
現在sono1につけているのは購入時の純正のものですが、厚め・薄めとタイプが選べるのについ見栄を張って薄めを選んでしまったんですよね。
だって薄くてシュッとしているほうがかっこいいじゃん。。。
一般的なエントリークラスのクロスバイクには、こんな感じのやや分厚めなサドルがついていることがおおいですね。
もっとスポンジたっぷりのふわふわ系サドルになるとこんなのも。
うーん。やっぱりシュッとしてない。。。嫌だ、こんなの!
そんな感じで、私のお尻救済計画も遅々として進展を見なかったのですが、調べていくうち、サドルよりもクッションパッド付きのパンツを履いたほうが効果は高いらしいことがわかってきました。
いわゆるレーパンというやつですが、インナータイプにすればほぼ普段着で乗っている私のスタイルでも問題なく運用できそうです。
よし、これだ!ということで早速ポチしてみました。
ジェルパッド付きインナー(amazonで税込1,550円)です。
得体の知れない中国製の安物ですが、小柄な私にも合いそうなサイズがあったのでこれにしました。
品質管理タグが思いっきりチャイナですね。うーん、またあっちの経済に貢献してしまった。。
裏っかえすとこんな感じで大きなふかふかのパッドが入っています。
お尻から前のほうまでかなり広くカバーしていますが、一番大きいお尻部分のパッドはジェルいりで結構厚みがあります。
私の場合、このお尻の後ろのほうよりはもっと前、坐骨があたる部分のクッションが厚くなってくれてたほうがうれしいんですが、大丈夫でしょうか・・・!?
ともあれ、早速履いてサイクリングに乗り出してみるとしましょう。
まず乗ってみますと、サドルと触れる部分がムニュッとしてサドルの固い部分に直接触れる感じがかなり緩和されます。多少の地面の凸凹に突っ込んでも、お尻に来る衝撃が和らぎます。
お、これはなかなかいいかも!
肝心の坐骨部分のクッションは薄めですが、それでもないよりはかなりマシ、という感じがします。
ところで履いたまま歩くときは、オムツをつけているようなかなりの違和感があります。
普段つかっているショートパンツの下につけていると、外からはこんな恥ずかしいオムツマンであることはまずバレずにすみそうです。
うむ、これはいけそう!と思ってしばらく走ってみましたが、次第にお尻に違和感が出てきました。こ、これは。。。
痒い!カユイ!
どうも素材の特性上、蒸れがくるのはどうしようもないみたいですね。下着の上から装着しているんですが、汗がお尻から足の付け根までじわっと蒸れてきて、時々パタパタしてやらないとかなり痒くなってきます。
高価なブランド品を買えばこのへんはもう少しましになるのかもしれませんねぇ。
インナーのお陰で坐骨部分の痛みはかなり軽減されることがわかりましたが、そのかわり帰ってきてみますと、蒸れのせいでお尻の別のところがカブれて赤くなってしまいました。
うーん、どうしたものか。。。
まあ、この辺は慣れでどうにかなる部分かもしれませんね。乗り心地自体はかなり快適になることがわかりましたので、長距離を走るときは履いていくようにしましょう。
これで夢の100kmもいける!かな?