ヒヤリハット事件
歩道にあがってのんびり走るママチャリと違い、スポーツ自転車は基本的に車道を、それも20~30km/hという高速で走ります。
こうなると当然危険も増えるわけで、私もsono1に乗り始めてからここ6ヶ月ばかり、何度か「ヒヤリ」とする状況に遭遇しています。
幸い、いずれも事なきを得たのですが、そのうちの2件について、今後の戒めのためにも記録しておこうと思います。
■その1 追い抜きしようとした自転車が突然車道を横断
私が約20km程度の速度で車道を走っていると、前方にゆっくり走るママチャリがありました。
私は追い抜きをかけようと、後方を確認。
後続の車は30m以上離れており、十分余裕があると判断。
スピードを上げ追い越そうとした瞬間です。
前方の自転車が何の前触れもなく、突然車道を横断して反対側の歩道へ。
私の自転車の進路に入ってきたため、私はフルブレーキをかけて衝突を回避。
気がつくと後ろからも車が迫っており、衝突していたら大事故になっているところでした。
大胆な横断をした前方の自転車は、何事もなかったかのようにそのまま去っていきました…
何の前触れもなく、とは書きましたが、まさか車道を横断するのに後方確認しないなどありえないので、恐らく丁度私が後方確認をしたときに、同時に前方の自転車も後ろを見ていたのでしょう。
教訓その1
車道で自転車の追い抜きはするな!
止むを得ず追い抜く場合は、十分な余裕と間隔を持って行うこと!
他人の動きというのは、どうしても予測しきれないものです。
万が一を考えて、安全第一で運転することが大事ですね。
■その2 死角から突然飛び出す歩行者
私は青信号で横断歩道を渡り、反対側の車道の端に入ったところでスピードを上げようとしました。
すると、地下道入り口で死角になっていたところから、突然歩行者がものすごい勢いで飛び出てきました!
このときは後輪が浮くほどブレーキをかけて、なんとか正面衝突を回避。
まだスピードを出し切る前だったのでなんとか停まれました。
大きな荷物を持っていた歩行者は、私に荷物をぶつけながら去っていきました。
信号が点滅していたのであわてて飛び出てきたんでしょうが、これは本当に予測不能すぎて面食らいましたね。
私は横断歩道を渡った直後だったのでさほどスピードは出ていませんでしたが、普通に車道を高速で直進しているときに、この勢いで飛び出されたら絶対に停まれなかったでしょうね。
教訓その2
歩道にある死角、特にガードレールが切れている部分からの歩行者飛び出し注意!
死角からは常に何かが飛び出てくるもの、と思って細心の注意を払うべきでしょう。
以上、私が経験した代表的なヒヤリハット事件でした。
スポーツ自転車というのは、原付バイク並みのスピードとエネルギーを持って移動する乗り物であるにもかかわらず、走る位置が車道の隅っこだったり、横断歩道も渡ったりと、一般の車やバイクとは異なる動きをします。
乗っているほうはそれを認識していますが、周囲の歩行者はそうは認識していません。やはり自転車に乗る側が十分に注意する必要がありますね。
これからも安全第一で、気をつけて遊びたいと思います。