定期があるのに、わざわざ池袋へ自転車で行く。そのココロは!?
12月までは冬とは思えないぽかぽか陽気が続いていましたが、年が明けてからは急に冷え込んできたのと、身の回りのもろもろでなかなか自転車に乗る機会がなく、お正月に初詣サイクリング(川越の喜多院)をした以外は自転車冬眠状態でした。
が、とつぜん職場から2週間の強制休暇を取得せよとの指令が下り、予定外にヒマな日々が訪れることになりました。
予定を立てるヒマもなかったため、することといえば家で寝ているか、自転車に乗るくらいしかなくなったわけです。
というわけで、久々にサイクリングをしてみることにしました。お金はないけど時間と体力はある、という向きにはぴったりの趣味だと思います。
今回の目的地は池袋。図書館で借りた本を返すのと、ちょっと買い物もしたかったためです。
もちろん、池袋なら定期でスイッといけてしまうわけですが、敢えて無駄な体力を消耗してみようというプランです。
サイクリングの前にはタイヤの空気圧をチェック。しばらく乗らなかった割にはエアが抜けていなかったのでOK。
チェーンも注油してしっかり磨きあげます。これで準備万端、レッツゴーです。
池袋まではおよそ20kmちょっとの道のりになります。基本的には川越街道をひたすら上って行くので、分岐などはさほどありません。
川越街道へ合流する前、和光市駅の近くを走っていたら、道端に突然「いちご狩り園」があるのを発見しました。しかも1月15日にオープンしたばかりという。
土日のみ営業とのことなのでこの日は閉まっていましたが、駅から歩いて10分ほどのところにこんなものができてしまう、埼玉はやはり侮れません。
和光市駅を過ぎたところで、ものすごく急な坂道を転げ落ちるように下っていきます。この地形は…。おそらく、河岸段丘でしょうね。
道も狭いし、怖いので蛇行しながらゆっくり下ります。行きはいいですが、帰りにこの坂道を上るのはできれば避けたいところ。
この先は川越街道に乗りますので、ひたすらまっすぐ、大きな通りを進んでいきます。
それにしても、今日はこれまでの冷え込みがウソのような暖かい日差しです。防寒対策でポリエステルのジャケットの下にフリースを着込んでいましたが、自転車を漕いでいるとあまりの暑さに汗ばんできたため、フリースは脱いでしまいました。
1時間弱ほど走ったところで、首都高の熊野町ジャンクションが見えてきました。ここまでくればもう一息です。
ここで川越街道を離れ、池袋駅方面に進路をとります。
池袋のランドマークといえばこれ。豊島清掃工場の白い煙突が見えてきました。もうこのあたりは普段から歩き回るエリアですから、勝手知ったる庭のようなもの。
所要時間は、休憩込みでおよそ1時間というところでした。
さて、本を返したりこまごまとした用事を片付けたあと向かったのは、ワイズロード池袋店。
この店は職場が近いこともあってしょっちゅう冷やかしに入っているのですが、物を買ったことはほとんどありません。
今回購入した物はこちら。
マルト ツアーバッグスマート(輪行袋)です。
これがあれば自転車遊びの行動半径を飛躍的に、かつ楽に広げることができます。そのうち買おうとは思っていましたが、この強制連休中こそロングライドのチャンス、と見て思い切って買ってみました。
この輪行袋のインプレなどは次のエントリで書いてみたいと思います。
さて、全ての用事を済ませたので家路に向かいます。さっさと帰ってご飯の支度をしないと、カミさんにしかられてしまうのです。
帰り道はちょっと違う道を通ろうとしてへんな住宅街にはまってしまったりと、予想外に難儀しましたが、何とか帰ってこれました。
■本日の走行記録
・走行距離 45.67km
・走行時間 2時間42分
・最高速度 45.3km/h
・平均速度 16.8km/h・累積走行距離 1226.7km