自転車日記

自転車あそび、はじめました。

ポピーまつり

5月の末の土曜日。

最近はサイクリングネタ探しにも難儀しており、朝早くから出ればそこそこ遠くにもいけるのですが、早起きする気はありません。

そこで手ごろなサイクリングスポットとして急浮上したのが、先日鴻巣方面の花見サイクリングで情報を仕入れ「ポピー祭り」です。

ややハイシーズンは過ぎてしまったようですが、まだ咲いているようですし、これなら手ごろな距離で問題ないでしょう。

 

こうしてもう日も傾きかける午後になってようやく重い足をペダルに踏み出して一路、会場となる荒川河川敷のポピー・ハッピースクエアへと向かうのでありました。

 

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途中寄り道して榎本牧場へ。小休止スポットとしてはうってつけですね。

 

自動搾乳機で乳搾りをする牛さんたちをしばし眺めた後、おいしいジェラートをいただきます。

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そして再び自転車を乗り出してしばし後、目指すポピー・ハッピースクエアに到着。
アップダウンはほとんどない道のりだったのでらくちんでしたね。

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先日訪れたときはなにもないただの草原だったのですが、見事な花が咲き乱れています。

 

 

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さらに会場をすすむと、今度は一面赤いポピーの畑が広がります。

もう夕方なので訪れるひとはちらほら、という感じですが。。。

 

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夕方ですのでおまつりの会場ももう店じまいという感じ。もう少し早くこないといけませんね。

 

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白赤ピンクと色とりどりのポピーが花開く様はなかなか素敵です。

 

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帰りはまた同じ河川敷をえっちらおっちら進んで戻りました。
お手軽サイクリングでしたが、けっこういいものが見れて満足でしたね。

 

■本日の走行記録

・走行距離   61.8km
・走行時間   3時間08分
・最高速度   37.2km/h
・平均速度   19.6km/h
・累積走行距離 4169.7km

 

 

GWサイクリング!その3~味噌豚丼と羊山の芝桜、艱難辛苦を乗り越えて

ゴールデンウィークもとうに過ぎてしまいましたが、第三弾もあるんでした。

 

GWサイクリングのラストを飾るのは、羊山公園で芝桜を見よう!プランです。去年は都合が悪くてチャンスを逃してしまったので、今回こそはと期する思いで自転車を乗り出しました。

ついでに前回来たときにランチした「野さか」の味噌豚丼もまた食べたくなったんですよね。花にグルメにと楽しい旅になりそうです!


さていつもは高麗川駅あたりまで輪行して、国道299号を伝って正丸峠に挑む、というルートなんですけど、今回はお花の前にお昼を食べるために少し早めに現地に着かなくてはならない(でも早起きしようという選択肢はない)ので、もっと楽チンコースでいくことにしました。

 

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所沢駅から輪行!これで一気に正丸駅までショートカットだぁ~ッ!!

サイクリストの風上にも置けないこの怠惰ぶり、ご批判は甘んじでお受けするほかありません。
まあ、正丸峠までの道のりって、緩くて長い上り坂が延々と続くばかりで正直あんまり楽しくないんですよね。

かといってそのまま正丸峠まで電車でいってしまうと、もはや自転車の意味がまったくありませんので、峠越えとダウンヒルという楽しいエッセンスだけを楽しめるプランを組んだわけです。


さて、西武秩父線にカタコトゆられて正丸駅を目指します。

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ああ、なんて楽チンなんだ。。。

 

約40分ばかりの乗車の末、スタート地点の正丸駅に到着します。

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いつもはここに来た時点でかなり消耗してしまっているのですが、楽チンプランのお陰で元気100%!これは峠越えのタイムにも相当期待が持てそうです。

 

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よーし、こっから峠道だ。行くぞ!


そして登り始めて約10分、

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もう息が切れてきたので一休み。
おいおい、元気100%で来たんとちゃうんかい!

どうやらそういう問題ではないようですね。

 

さらにヒイコラヒイコラ登って、頂上まであと100m!といところで再び私の心臓が「コンコン」とノックしてきて限界を訴えてきます。

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こんな山の中で命を落としたくはないので、素直に体の要求に従うことにします。

休憩していると、もう70過ぎかと思われるご高齢おじいちゃんが立派なロードバイクに乗って、この山道をスイスイ登っていく姿を目にしました。

うーん、あんなおじいちゃんにも負けてしまうとは。なんと情けなや。

 

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ともかく、なんとか心臓が止まる前に峠に着きました。タイムはやっぱり30分くらい。ぜーんぜん進歩してません。はぁぁ。。。

 

でも楽しいのはここから。ビューンと下って一気に芦ヶ久保の道の駅へ。はじめて瞬間最高速度50kmを達成しましたが、怖くなってきたのでやっぱりチキンな私はスピードを出すのはやめておいたほうがいいですね。

 

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ゴールデンウィーク最終日ということで、道の駅にはみたこともないほど沢山のバイクが停まっていました。

 

さあ、このまま山を駆け下りて一路、豚丼の店へGO!

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おっす、ブコーさん!今日も凛々しいねぇ。

 


そして午後1時半、目指すお店「野さか」に到着。豚丼、ブタドン♪

 

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えっ。

そんなことってあるの?まだ1時半ですよダンナ。

 

予想外の事態に、膝から崩れ落ちてしばらくその場から動けなくなる私でした。
うーん、まあ売り切れ御免のお店でしたし、芝桜シーズンですから早めになくなるだろうというのはある程度予想していましたが、この時間で早々にクローズとは。
ちょっとナメてましたね。

 

さて、気落ちしていても仕方ありませんので、代わりのランチスポットを素早く検索します。するとここから3kmのところに、「炭火焼き ちんばた」というこちらもなかなかの評判の豚丼のお店があるのを発見!
俄かに勇気がみなぎってきた私は、再び力強くペダルを踏んで次の目的地に向かいます。


ところがそのお店の立地というのが実にクセ者で、河岸段丘の丘の上にあるのでまたエッチラオッチラと山登りをする羽目になってしまいました。坂道はかなりキツいです。

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く、苦しい。。。

 

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もうダメかも、と心が折れかかった矢先に、ついに目指すお店を発見。やれやれです。

 

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お店は古民家風のシブい内装でいい雰囲気。早速、お目当ての豚丼を注文します。

 

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キター!!
サラダとお味噌汁と香の物がついて900円なり。

うまい!美味すぎる!

 

ひどい苦労の末にたどりついた豚丼です。美味くないわけがありません。野さかは残念でしたが、かわりにいいお店に出会えてラッキーでしたね。


こうしてなんとか豚丼にもありつけましたので、本日のメイン、芝桜へと向かいましょう。

 

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と思ったらまた寄り道。
通り道の脇にレトロモダンな佇まいの旧・秩父駅が移築されて無料休憩所として解放されているのを見かけて立ち寄ってみました。

 

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高い天井が開放的な和洋折衷の建物です。中には江戸~明治期のさまざまな古物資料が展示されています。

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入り口を入ったところにある吹き抜けからは外の明るい光が採り入れられる構造。
かつてはここを沢山の人が見上げながら旅に出ていったんでしょうねぇ。


さあ、お前は一体いつになったら芝桜に行くんだとお叱りを受けそうなので、いよいよ現地に乗り込みます。

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駐輪場に自転車をとめて、ここからは少し歩きます。

 

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わあぁぁ。。。
ちょっとお花のピークは過ぎてしまったかな、という感じですが、それでもやっぱり綺麗です。

 

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赤、白、ピンクに紫と色とりどりの芝桜が美しい模様を描きます。

 

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小高い丘の上に上がって全体を見渡します。
うーん、やっぱりちょっと終わってしまってる感がありますね、もう少し早く来ればよかったかな。

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羊山の芝桜といえば、やはりブコーさんとの取り合わせが定番です。

 

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それでは屋台村へも突撃してみましょう。さすがにこの時期ですから大変な賑わいですね。

 

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カミさんへのお土産に、秩父名物・豚肉味噌漬を購入。なんとお店で買うより30円おトク!だとか。

 

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名残惜しいですが、帰り道も長いのでそろそろ帰るとしましょう。
また来年、満開の時期を選んで来たいですね。


帰り道はまた長瀞方面を廻って寄居駅まで進むプランとします。
メインストリートの彩甲斐街道(国道140号)を進めば一本道なんですが、この道、車通りが多くて自転車歩道がなかったりして自転車にはなかなかつらい部分もあるんですよね。ちょっと他の道を走ってみたかったこともあって、山あいの谷間を縫って進むような県道82号線のルートを通ってみることにしました。

 

川沿いの谷間を通る道のはずだからそんなに登りはないだろ、とナメてかかったのですが、どっこい、いきなりキツイ登りと薄暗い山道になってきたので俄かに不安になってきました。

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どうもこの日は坂登りばっかりですね、僕はただ、気楽にサイクリングがしたかっただけなのに。。。

 

山道をヒイコラいいながら進んだ先は、いつの間にか長瀞エリアにたどり着いていました。

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普段は駅のある西岸から岩畳を観光するわけですが、今回はその向かい側の岩壁の上から岩畳を見下ろす、というちょっと変わった体験ができました。

 

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岩畳の向かいの絶壁の上には遊歩道が通っているのですが、その脇にもさらにこんな荒々しい岩壁が聳え立っているのです。

 

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長瀞を東側から眺める迂回ルートを経由して、荒川を渡ります。
深い緑が川に覆いかぶさるように茂っています。今回はいろいろ苦労もありましたが、楽しいサイクリングができましたね。

 

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たっぷり遊んだ末に18:30頃、ゴールの寄居駅に到着しました。

秩父エリアは行くのも帰るのもなかなか大変ではありますが、やはり楽しいですね。

 

 

■本日の走行記録

・走行距離   69.18km
・走行時間   3時間32分
・最高速度   51.3km/h
・平均速度   19.5km/h
・累積走行距離 4094.2km

GWサイクリング!その2~さきたま火祭り、今年は一味違う?

GWサイクリング第二弾は、去年も訪れた行田市「さきたま火祭り」です。
前回とても楽しかったのでまた来たかったんですよね。


さて、スタートは東松山駅から。

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前日の春日部サイクリングの疲れ(とお尻の痛み)がイマイチ癒えてない感じがしたので、ここは無理せず楽チンコースでいくことにします。


目的地までは約15km、スイスイ進んで気がつくと、

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4,000km到達~ッ!わーい!

こんだけ走ったんだし、そろそろ初心者は卒業、ってことでいいんじゃないでしょうかね。まだですかね!?

 

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人気のない通りだったのでお調子に乗って疾走する我が影をとらえてみました。

 

そんなわけでのんびりと走った末、目指す祭りの舞台に到着いたしました。

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去年来た時はここの芝生はシロツメクサが盛大な花を咲かせて、白いじゅうたんのようになっていたのですが。なんだか雰囲気変わりましたね。

 

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屋台村も大賑わいで祭りは最高潮の盛り上がりのようです。楽しそう~ww

 

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さて公園内に足を踏み入れて、前回は上ることがかなわなかった丸墓山古墳に上がって、祭りの会場全体を俯瞰し、本日の作戦を練ることといたします。

 

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上からみるとやはりわかりやすいですね。藁作りの産屋を取り囲むように広場に観客の輪ができています。今回はどこから見物しようかしら。。。

 

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メインイベントが始まるまでもう少し時間があるので、となりにある稲荷山古墳にも上ってみることにします。こないだまで整備工事中で立ち入り禁止になっていたんですよね。

 

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後円部の頂上に上がってみますと、件の「金錯銘鉄剣」が出土した様子がわかるようにプレートが展示されていました。
てっきりピラミッドみたいに内部に掘られた横穴の先に石室があるのかなと思ってたんですけど、頂上からわずか1m程度の深さに穿った穴に棺が置かれていたようです。
これはなかなか、実物を見てみないとわからないことですねぇ。面白い発見でした。

 

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さて、今年も燃料。。。もとい、産屋は立派に設えられています。
しっかり派手に燃え上がってくれよ!

 

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さあ、そろそろ日も暮れてきましたので場所取りをしなければなりません。せっかく上から見てきたのに、いざグラウンドレベルに降りてみますとはてどこに席をとろうかと一向に方針が定まりません。

 

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結局、去年とほぼ同じ、産屋のほぼ正面のあたりに陣を布くことにしました。
この位置なら燃え上がる産屋も、松明が降りてくる丸墓山古墳も、そして花火もよく見えるのです。

 

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ちょっとトイレに、と席を立ってその辺を歩いておりましたら、古墳時代の装束をした参加者たちがスタンバイをしているところでした。
これから松明行列をするわけですが、どうやら希望者はこの松明行列に参加することができるらしいです。
うーん。やってみたいなぁ。でも一人でそんなことするのはさすがに空しいような。。次回考えましょう。

 


さあ、メインイベントが始まりました。

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まずは神主が産屋の前で祝詞を捧げます。

 

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さきほどスタンバイしていた松明行列が輪になった観客の前をゆっくりと練り歩きます。

 

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なんだか若い王子様とお姫様の姿をした二人が、松明を掲げてまさに産屋へ点火の儀を捧げるところです。

このあたり、なにかしらストーリーがあるはずなのですが、ナレーションが全く聞こえないのでよくわかりません。でも面白いです。

 

さあ、火がついたぞぅ!

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相変わらずスゲェ。。大迫力ですね。

 

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産屋が燃え上がっている間、待ってましたとばかりに丸墓山から御神火を授かった一群が一気呵成に攻め下ろしてまいります。

 

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産屋はあっというまに骨と燃えカスだけになってしまいました。

 

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ふと見ると、産屋の向こうの稲荷山古墳のほうからも松明を持った軍勢が押し寄せてきます。二方から一度に攻め込まれてはもうひとたまりもありません(何が?)

 

この炎の光と高低差を利用した立体的でダイナミックな構成、何度見ても本当に面白いです。

 

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さて前回はそのまま産屋に松明を投げ込んで終わりだったのですが、今回はステージ中央に集まって整列をはじめました。ん?なんか今回は違うぞ!?

 


ステージに上がった総大将と思しき人物が目の前の軍勢になにやら激を飛ばし(何を言っているかはやはりわかりませんでしたが)、「ものども、剣を抜け!」の声とともに一同、抜刀します。

 

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えい、えい、応!

力強い鬨の声をあげて祭りはフィナーレとなりました。

 

そして締めはお待ちかねの花火です。

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ちょっと風が強い上に手持ちなので写真はアレでしたが。。やはりなかなかの迫力で満足でした。

 

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燃え落ちる産屋の周りを取り囲む人々。いやぁ、今年も期待通りでしたね。

産屋炎上をめぐる演技も、どうやら年によって演出を微妙に変えているようです。何度きても楽しめるよう、運営側もいろいろ工夫を凝らしているのでしょうか。

 

すっかり満足して家路に着きます。

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屋台はまだまだ、元気に営業中。みていたらお腹が空いてきました。

 


普段は夕方には閉まってしまう武蔵野うどんのお店「元祖 田舎っぺ」ですが、この日は祭モードらしく20:30まで営業していました。

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コレ幸いと肉汁うどんを注文。

何度食べても、美味いものはウマい。

 

■本日の走行記録

・走行距離   31.96km
・走行時間   1時間46分
・最高速度   40.0km/h
・平均速度   18.0km/h
・累積走行距離 4024.8km

 

 

GWサイクリング!~春日部大凧揚げまつり


ゴールデンウィークは各所で楽しいイベントが目白押しです。

ここは我がsono1にも文字通り大車輪の活躍をしてもらわなければなりません。

まず向かったのは5月3日、春日部市で行われた「春日部大凧揚げまつり」です。

なんでも縦横10m超の巨大な凧を揚げるんだそうです。これは見ておかなければいけませんね。


春日部市といえば、埼玉県東部エリアになります。秩父や熊谷といった西部エリアは今までかなり攻めてきたんですが、東部となるとなかなか行く機会がなかったんですよね。
さぁ、どんな大冒険が待ち受けているのでしょうか。。。。


片道は約30km弱です。埼玉東部エリアはあまりアップダウンがなく、ほとんど平坦なルートになるので楽といえば楽ですね。

 

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というわけで走行2時間ほどで現地に到着。

 

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江戸川の土手に上がってみますと、彼方に豆粒のような凧が揚がっているのが見えます。
おお、あれが音に聞く大凧か!

 

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大空には大きな三つの凧があがっています。
うーん、確かに大きいけど、言うほど大凧かしら?とちょっと拍子抜けしてしまいましたが、実はこれ、大凧ではなくて「小凧」なんだそうです。

 

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小凧とはいえ、これでも長さ5,6メートルはありそう。

 

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河川敷では沢山のひとが綱を引いてこの凧を操っています。

 

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けだるそうな女の子たちがキャッキャいいながら凧揚げのお手伝いをしています。

 

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ちょっとヤンチャっぽい兄さんたちが張り切って綱を手繰ります。

 

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見ていると、二つの小凧が随分とニアミスしてきました。
ほとんどぶつかるんじゃないかと思いましたが、こう見えて双方の距離は意外とあるらしく、無事ぶつかることなく空を舞っていました。

 

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あらら、こちらの江戸川凧は大きな穴が開いてしまっています。

 

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ふと見やると、空に浮かぶ小凧とは比較にならない巨大な凧が土手に広げられていました。

なるほど、これが噂の大凧ってやつですね。
どうやらすでに引き揚げに失敗して地面に激突、大破してリタイアしてしまったようです。

残念。。。

 

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キュートなレディがその細腕で一生懸命、綱を引く姿に胸が熱くなるのを禁じえません。
体ごともっていかれそうですね。

 


さて、大凧は既に失敗してしまったようなので、この日はお目にかかることはできないかな、と思っておりましたら、

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もう一機ありました!いつの間にか河川敷にスタンバイされて、浮揚の刻を待っています。

 

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曳き手も百人以上はいるでしょうか。
タイミングを見計らって、全員で息を合わせて一気に曳かなくてはなりませんから大変です。


しばらく風待ちののち、ついにその時はやってまいりました。

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さあ、いまこそテイクオフ!いっけえぇぇ~~ッッ!!

 

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・・・・・。


大凧二号機もあえなく飛翔に失敗、地面に激突してしまいました。

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やはりこの衝撃で骨組みも紙もボロボロになっているようです。


このあとも何度か立て直して再チャレンジを試みたのですが、結局十分な風が得られず、この日は大凧飛翔を見ることはできませんでした。

凧は修理して5月5日に再チャレンジするとのことだったのですが、果たしてうまくいったんでしょうかね?

 

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土手の周りには、実際に上げられている小凧が飾られていました。これは高さ2メートルほどの一番小さいサイズのものですね。


さて、お祭り終了の5時頃になって、全体的にお片づけモードに入ってまいりました。

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先ほど大空を漂っていた小凧「大地」も無事回収。

 

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ナイスキャッチ!

 


さて土手の向こうでは、先ほど引揚げに失敗して大破した大凧1号機がブルーシートの上で無残な姿を晒していました。

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こうしてみると、やはり大きい。。。こんなデカイの揚がらなくても無理はないと改めて思います。

 

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さまざまな太さの竹に紙を巻いて補強したものを縦横に組んであります。
紙はもうボロボロですが、次の引揚げに備えて一生懸命に修理していました。

 次こそはいい風が吹きますように。。。


そんなわけで春日部大凧揚げまつり、肝心の大凧があがるのを見ることは出来ませんでしたが、また次回のお楽しみが増えたと思えばいいでしょう。


来年も見に来なくてはいけませんね。

 

■本日の走行記録

・走行距離   69.36km
・走行時間   3時間36分
・最高速度   39.2km/h
・平均速度   19.2m/h
・累積走行距離 3992.8km

 

 

東京アースデイ・自転車ライド2017

4月24日の日曜日、前日までの雨が嘘のように晴れ渡った素晴らしい春の日に、楽しみにしていた東京アースデイ・自転車ライドのイベントに行ってきました。

去年はヘマをして本番には参加できませんでしたからね。今回こそはと期するものがあったわけです。


さて、10時過ぎに神宮外苑の集合場所に向かってみますと、おお、やっちょるやっちょる。

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既に200人ばかりのサイクリストたちが出発のときを今か今かと待ちわびています。

 

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受付を済ませると実行スタッフによる開会式が始まりました。

 

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そして11時頃、10人くらいずつのグループに分かれて順次スタートしていきます。私は10番目くらいのグループに入ります。

 

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さあ、出発だ!

 

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コースは先日のプチ・アースデイライドと同じく、まずは乃木坂方面に南下します。

 

 

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山王日枝神社の真っ白な鳥居と、天を衝くようなスカイスクレイパー
日枝神社の鳥居は、三角屋根のついた「山王鳥居」と呼ばれる形式のものです。由来はよくわかりませんが、鳥居にもいろいろな形があってよく見てみると面白いものです。

 

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さらに霞ヶ関の官庁街をすいすいと進みます。

 

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皇居・内堀通りに開かれたパレスサイクリングコースを通ります。ここもすっかり定番コースですね。近代的なビルと美しい芝生を眺めながら、だだっぴろい車道を我が物に失踪する快感はたまりません。

 

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あまりに気持ちよい風景だったので、ライドリーダーさんの判断でここで小休止を入れることに。

 

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東京の街は来るたびに違う表情をみせます。せわしないですけど、すごいエネルギーがありますね。

 

こんどは神保町方面へ。

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ここで信号待ちをしているときに、誰かが落としたIDカードを拾いました。
大事なものでしょうから、拾ってしまったからには交番に届けてやらざるを得ません。面倒な荷物を背負い込んでしまったものです。

 

さて、このあたりから前のグループに追いついてしまい、そのさらに先も詰まっているものですから、間隔を保つためにことあるごとにじりじりと発進を待たされる状態になってしまいました。
お互いゆっくり走っているのですが、この大人数ですし、なにしろ信号だらけの街ですのでどうしてもこれはしょうがないんでしょうね。

 

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水道橋から後楽園の脇をすり抜けます。

 

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たどり着いたのは戸山公園。ここでトイレ休憩。

 

朝ごはんはしっかり食べてきたので、ライド終了までは保つだろう、と思ってたんですけど、走行2時間ほどでとてもお腹が空いてきました。自転車のエネルギー消費はあなどれませんね。
試走会のときはおやつ休憩があったのでよかったんですけど。
やはり長距離を走るときはポケットにおやつは忍ばせておきたいものです。

 

さあ、ここまできたらゴールまではあと少し。

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東京女子医科大学のきれいなキャンパスを通り抜けます。

 

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信濃町のシンボル、信濃町煉瓦館を横目にゴールへ向かいます。

 

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そんなわけで無事到着!

14時半ごろでしたから、およそ3時間のサイクリングでしたね。

 

 

会場には東京を中心とした白地図が敷かれ、参加者たちがおのおの自分のやってきた箇所を描き込んでいました。

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意外と、まんべんなくいろんなところから集まってきているんですね。

私と同じ地元から来ている線を発見したんですけど、ついぞどの方かはわかりませんでした。


さて、こうして楽しいアースデイライドも完了。


コースは経験済みでしたし、わりと淡々と進んでいった感じではありましたが、何しろ素晴らしい青空の下、輝くビルや緑を眺めながら街中を颯爽と走るのは本当に気分がいいです。
また来年も参加したいですね。


帰り道、神宮球場がとても賑やかだったので何をしているのかと覗き込んでみたら、

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東京六大学野球をやっていました。
なんだか自分の中の甘酸っぱいものがこみ上げてきます。

 

■本日の走行記録

・走行距離   31.93km
・走行時間   2時間24分
・最高速度   35.1km/h
・平均速度   13.2m/h
・累積走行距離 3923.5km

 

 

花を求めて幾数里~ワンチャン、あるか!?

都心の桜、地元の桜と見て回りましたので、こんどは田舎の桜を見に行って見ましょう。
とはいえ、この日は4月15日の土曜日。もう花の盛りはすっかり過ぎてしまっています。

どこかに咲き遅れた桜はないものかと花見サイトを漁ってみましたところ、どうも鴻巣方面の桜はまだ「満開」マークが付いていました。

おお、これはラッキー!最後のワンチャンあるか?ということで早速自転車を駆り出してみます。

 


例によって東松山駅をスタートして、まず向かったのは吉見百穴

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古代人のお墓の遺跡と桜のとりあわせがなんとも面白い風景です。
しかし、サイト情報では「満開」のはずだったんですけど、もうほぼ散ってますね。

 

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せっかく中に入ったので、お山にも登ってみましょう。

 

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遺跡の前を流れる市野川の土手にも桜並木が植えられています。あちらももう散りかけな感じですが、とにかく行って見ましょう。

 

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やはりすでに宴の後といった感じでした。まあ、綺麗っちゃ綺麗ですけどね。

 

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染井吉野にこだわらなければ、こんな綺麗な花を誇る木もまだまだあるんですけどね。

 


さて、お昼にしましょう。やはり埼玉サイクリングのランチにはうどんが欠かせません。

向かったのは、このあたりで評判の「四方吉うどん」です。

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けっこう大きくてりっぱなお店です。

とりあえず基本メニューの肉汁うどん(小)と、当店オリジナルのとり天をオーダー。

 

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なっから、うンまい!

あとで調べてみますと、このお店の真のおススメは当地のB級グルメとして有名な「あぶらみそ」を使ったメニューだそうです。これはまた次回こなくてはいけませんねぇ。


さて次に向かったのは、荒川支流の小さな川の土手に1.8kmもの長さにわたって桜並木が植えられた、「さくら堤公園」です。

 

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やはりここもかなり散ってしまっていましたが、それでも静かな雰囲気と舞い散る花吹雪でとても美しい光景です。サイクリングロードにもなっているので、沢山の自転車乗りがゆっくりと行き交っています。

 

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土手には菜の花が咲き誇っています。桜の盛りの時期にきたらさぞかし壮観でしょうねぇ。

 

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桜吹雪のなかをゆっくり散歩して楽しんでいます。
時期を外しているせいか、人通りもそんなに多くなく、静かでゆったりしたとても雰囲気のいいところでした。気に入りました。


さあ次の目的地に向かいましょう。
お次は一気に荒川をわたって、鴻巣駅前まで行きます。


ここならどうだ!と思ってやってきた鴻巣公園

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・・・やはり、もう散ってしまいましたね。ネットの情報はアテになりません。

 

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とはいえ、まだまだ綺麗に咲いている木もあるにはあります。

公園自体はさすがに沢山の桜が植えられて、広くて花見をするにはとてもよさそうな場所です。今度はいい時期を狙ってきてみたいですね。

っていうか、染井吉野っていくらなんでも開花時期が短すぎると思います。

 

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公園の入り口には芝桜が植えられていました。
ああ、そろそろ羊山の芝桜も見ごろになるでしょう。今年こそは行ってみたいのですが、またあのキッツい正丸峠を越えなきゃいけないかと思うとちょっと気が重くなります。。


さて次は、高崎線にそって北上し、吹上駅のあたりにあるというお花見スポットを目指します。
とはいえ、ネット情報は古くて役に立ちませんし、この辺の桜はもうほぼアウトなことがわかりましたので、桜には期待しておりません。
まあ、後学のためにとりあえず行くだけ行ってみようかなと。

 

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と、道すがらちょっとかわいい花屋さんを見かけたので寄り道。

小さなログハウス風の建物が素敵ですね。見ていると店主のおじさんが出て来て「これねー、自分で建てたんよ」と自慢げに語りはじめます。店の敷地には店主の趣味のものが沢山並べられてとても楽しそうです。
ついでに、売ってるお花もすごく安いです。

 

オジさんとしばらくダベっていたところ、「荒川のほうでもうすぐポピー祭りってやるんだよ。もう咲いてるかもしれないから行ってみたら?」との情報を得ました。

祭りは来週から、とのことですからまあ、まだ咲いてないだろうなぁとは思いましたが、このまま吹上方面にいって桜の残骸をみにいくのもちょっと残念な気持ちになっていたところですので、これも何かの縁とオジさんの言にしたがって路線変更、荒川河川敷へ向かってみることにしました。

 

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吉身町と鴻巣市を結んで荒川を渡る御成橋のたもとには、「川幅日本一」の標が立てられています。その長さ、2,537mです。
もう、どこからどこまでが川なのかよくわかりませんね。

 

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河川敷に降りてみますと、こんな感じのだだっ広い草地のなかをひたすらスイスイと進める気持ちのよい散歩道が伸びています。
左手側は河岸段丘になっていますね。

 

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さて、ポピー祭りの会場と思われる場所についてみたのですが、やはりというか、花らしきものは全く見当たりません。

一面にうわってるこの春菊みたいな草がポピーの株なんでしょうかね。よくわかりません。
まあ、今回はご縁がありませんでした。

 

さらにしばらく河川敷を進んだところ、「高尾さくら公園」というのを見つけました。
さくら公園というからには、何か目を楽しませてくれるものがあるはず。行ってみよう!

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段丘の上に整備された小さなお山の周囲に、いろんな品種の桜が植えられています。染井吉野はやはり終わっていましたが、

 

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八重桜はまだまだ、見事な花を咲かせていました。

 

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最後になかなか綺麗なところにこれてよかったですね。

 

こんな風にして、今年のお花見サイクリングは終了です。
いまひとつ、コンディションとタイミングが合わない感じではありましたが、いろんなところを見れて良かったですね。

 

また来年が楽しみです。

 

■本日の走行記録

・走行距離   28.88km
・走行時間   1時間49分
・最高速度   35.8km/h
・平均速度   15.7m/h
・累積走行距離 3891.5km

 

 

黒目川の桜

地元の花見にも行ってみましょう。

東上線朝霞台駅からすぐそばにある、黒目川に向かいます。去年は素晴らしい花の盛りをみせてくれましが、天候に恵まれない今年はどうでしょうか。

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おお。
やや散り始めの雰囲気ではありましたが、まだまだ見事な花を見せてくれています。ここはいいですねぇ。

 

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遠くに写っている女性はもちろん私とは関係ございません。

 

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ぼんぼりの灯る桜並木を、ゆっくり歩きながら楽しみます。

 

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黒目川の両岸が桜の薄ピンクで染められています。天気がよければとても華やかになるんですけどねぇ。

 

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桜のほうはまだまだ、もちこたえてくれていました。よかったですね。

 

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この地で開催される「さくらまつり」はもう終わってしまったので、屋台などは出ていません。
地元の人がゆっくり散歩しながら花を愛でています。こののんびりした雰囲気は都心ではなかなか味わえません。

 


さて十分桜を楽しみましたので、帰ろうかなとその辺を自転車でうろついておりましたところ、朝霞台の北側にある公園でこんな光景を見かけました。

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舞い散った花びらで地面がまるで雪が積もったように真っ白になっていました。上も下も真っ白な幻想的な空間です。

 

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あまり人が来ない静かな公園ならではの風景なんでしょうね。

 

ちょっと西に行ったところ、柳瀬川の川岸にもちょっとした桜並木とぼんぼりが施されています。

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もう今年の桜も終わりですね。短い春だったなぁ。

 

■本日の走行記録

・走行距離   15.29km
・走行時間   1時間07分
・最高速度   44.9km/h
・平均速度   13.6km/h
・累積走行距離 3855.6km