サイクルモードで試乗祭り~注目モデルの辛口インプレッションを一挙公開!!
11月4日から6日の3日間は、幕張メッセで日本最大級の自転車の見本市、サイクルモードが開催されます。
あいにく5・6の土日は用事が入ってしまったため、わたしはわざわざ金曜日に有給をとってこの祭典に臨むことにしました。
大人気で行列必至のイベントと聞きますし、せっかく休みまでとったのだから、早く出かけて11時のオープンと同時に会場になだれ込んでやる!
と、ここまでは気合いが入っていたのですが、例によって朝起きてからダラダラしているうちに出発予定時刻はとうに過ぎ。
オープンどころか午前中につくかも怪しくなってきたところでようやく重い腰をあげ、現地に向かうのでありました。
我が家から幕張メッセまでの道のりは、およそ70kmあります。さすがにこの距離を走った上、現地でいろいろ遊ぼうというのはキビしいですし、そもそも開演時間内にちゃんと到着できるかすら怪しいので、途中まで輪行で向かうことにします。
当初の予定では東京駅あたりから、と思っていたのですが、随分遅刻してしまったので、ズルしてスタート地点は東西線の原木中山駅までショートカットしました。
なぜあえて原木中山なのか?特に意味はないんですが…
駅ナカで軽く昼食をとったのち、ようやく自転車を漕いで現地に向かいます。
まあ、ほんの13kmほどの道のりですから、1時間もあればつくでしょう。
ルートは京葉線沿いに湾岸を走る国道357線をたどります。
途中からおそらく行き先は同じと思われるロードバイクの兄さんが前を走っていたため、これは楽チンとばかりにあとについて走りました。
道路は大型のトラックが行き交うなかなか厳しい道ですが、やや渋滞気味だったのでさほど煽られずに済みましたね。やたら左寄せしてくるのですり抜けていくのに苦労しましたが。
ロードバイクの兄さんとははぐれてしまいましたが、別のカッコいい姉さんが前を走ってくれるので、また黙ってそのお尻にホイホイついていくことにします。
幕張メッセまで、あともう少し!
ちょうど一時間ほど走行の末、13:30頃に目的地の幕張メッセに到着。
やたら厳重な手続きの末sono1を駐輪場に預けて、いざ会場内へ突撃します。
入ったところでまず目に飛び込んできたのは、DE ROSAのブース。
なんだかドラえもんのポケットから出てきたような近未来的なペラッペラのバイクが展示されています。
すごく、お高いんでしょうなぁ。。。で、これ速いんか!?
こういうスーパーカーみたいなお宝にも興味はありましたが、何せ予定を大幅に遅刻してしまったので、眼福もほどほどに本日のミッション遂行に参ります。
本日の目的は、ズバリ試乗と試供品乞食です。あちこちのブースでいろいろな試供品がもらえるゾと事前に話を聞いていたのです。
いならぶブースの合間をぶらぶらと歩いた末、六角レンチの専門メーカー、エイトのブースにやってまいりました。
アンケートに記入して、プレゼントの六角レンチ4mmをゲット。試供品乞食、幸先のいいスタートです。
そのへんのハンズとかで売ってる安いスパナよりちょっといい感じのやつですね。
本当に日本製を愛するなら、こういうものはきちんとお金を払って手に入れなさいよ、というご批判は甘んじてお受けいたします。
日東のブースにも立ち寄ってみました。
最近、sono1のドロハン化に興味津々なんですよね、買うとしたらやはり日本製の日東ハンドルがいいかなぁなんて漠然と思ってはいるんですけど。
ひとえにドロップハンドルといってもいろいろあるわけで、ちょっとどういうのがいいかわかりませんでしたが、ピカピカのハンドル、カッコいいですねぇ。
さて次は試乗に参りましょう。
DE ROSA、ピナレロ、スペシャライズドといった海外人気ブランドのブースは試乗待ちで既に長蛇の列。平日だからそんなに人はいないだろう、と思ったら大甘でしたね。
まあ、どんな高級なバイクもサイズが合わなきゃゴミ同然ですし、どうせ私がまともに乗れるサイズなんかないんでしょ、とすっぱいブドウを噛みしめる思いで大賑わいのブースを後にします。
どっかにさっさと乗れそうなところはないかな・・?と捜し歩いたところに見つけたのが、我が埼玉が誇る自転車メーカー、コーダーブルームのブース。
こちらもかなりの賑わいでしたが、列を成すというほどではありません。さすがは俺たちのコーダーブルーム。よし、試乗第一弾はここにしよう!
サイズが云々とか言っておきながら、最初に乗ったのは当メーカー自慢、日本の匠の技をふんだんに取り入れたmade in Japanバイク、GIGLIO(ジリオ)1.0です。
いちばん小さいサイズでも私にはちょっと大きめだったのですが、それでも「メイド・イン・ジャパンにこだわった職人の技術の結晶」なんて売り文句が付けられてると、一度乗ってみたくなるものです。
さすがに細部にまでわたって上品で美しい仕上がり。50万円ちかくするお高いバイクですけど、いつかこういうのが欲しいなぁ。
乗り心地については、まあサイズが合いませんのでね、あまり語ることはないんですが、漕ぎ出しの滑らかさや変速機の反応、フレームから伝わる地面の感触、いずれもさすがは匠の業だなぁと感じさせるに十分な気品にあふれている、というのはわかりましたよ。
さあどんどん行きましょう。
なかなかすぐに乗れそうなブースが見当たらなかったのですが、たまたま立ち寄ったブースにおいてあったルノーブランドの小径車が空いていたので、早速のってみました。
ここのブランド、ルノーULTRA LIGHT 7という7kg台の超軽量折りたたみ自転車がイチオシだったのですが、そちらは貸し出し中だったので試乗したのは少しお安いやつ。
しかしこれでも9kg台とのことですから、かなり軽いほうですね。
乗った感触は。ベルトドライブのシングルスピードということでとにかく走りが軽い軽い!スピードは全然出ませんが、本当にリラックスして楽に乗れる自転車です。
普段固くてきつめ姿勢のバイクにのっておりますと、こういうのに乗った時、そのあまりの気楽さに感動すら覚えてしまいますね。
はい次。
やはり人気のバイクはなかなか空きがないので、ちょっと変わりダネ系を攻めてみましょう。
大きな三角フレームにサドル直付け、16インチの小径タイヤという外見が個性的過ぎるSTRIDAです。
ハンドルがものすごく近い位置にあって、ペダルは前の方という特殊な設計により、ほとんど直立状態、むしろややのけぞってるような気すらする不思議な乗車姿勢。
ハンドル操作もおそろしく敏感で、とにかくあらゆる意味で普通の自転車とは全く違った乗り物。
実用的な移動手段としてはとても使えない気がしますが、そのへんを乗り回すおもちゃとしては面白いかもしれませんね。
さて、春に見に行った埼玉のサイクルエキスポでは乗り損ねてしまった電動アシストバイクとやらを乗ってみたいと思いましたが、ヤマハのブースは並んでいたので整理券だけもらって先に他をあたることにします。
また小径車きました。タイレルのCXSです。レディースモデルということでコンパクトに設計されていますが、私には丁度よさそう。
Ⅹ字に組まれたフレームが特徴的ですね。安心と信頼の日本製とのことで、ちょっと欲しいなぁと思いますけど、やはりお高い…
各種パーツはTiagraコンポを中心に組まれた、小径車とは言え本格的なスポーツモデル。スピードも出そうと思えば出せるし、のんびり走るのもわるくないし、やっぱり小径車っていいですね。
そうこうしているうちにヤマハの試乗車の順番が廻ってきました。
電動アシストロードバイク、YPJ-Rです。
バッテリーやモーター等がついているのでさすがに抱えてみるとずっしり重いのですが、乗ってみるとそんな重量は全く感じさせません。
ペダルをクッ、と踏むとヒュゥゥンという音と共に後ろからスウーッと押される感覚は、まさに未体験ゾーン!
アシストを強にセットしていたせいもありますが、ペダルが重くなる前にスイッと前に出る感じ、これはズルいでしょ!と思わず笑みが漏れました。もちろん坂道もラックラク。
バッテリー容量が少ないので、調子に乗ってるとすぐスッカラカンになってしまいそうですが、こんな乗り物に慣れてしまうと、普通の自転車なんか乗れなくなってしまいますね。
長いのでつづく。
入間航空祭~ブルーインパルス、やっぱスゲー
そういえば、私がsono1を購入してからいつの間にかまる一年をとうに過ぎてしまっていましたね。初心者はそろそろ脱したでしょうか?貧脚は相変わらずですが…
11時からはじまる空挺降下くらいは見てみたいな、と思っていたのですが、家の中のなんやかやをバタバタと片付けていたら、結局出発は10時過ぎに。これでは午後の部からの見物になりそうですね。やれやれです。
素晴らしい秋晴れの天気のなか、自転車をスイスイ飛ばしておりますと、上空をC-1輸送機の編隊が通り過ぎていきます。はやくいかなきゃ!
県道126号線を走るのは久しぶりですね。
こんな感じの林の中を通るような道もあってやっぱり楽しいコースです。
さて、現地についたのは11時過ぎ。
去年も大体おなじ頃に到着したのだと思いますが、この日は去年利用した狭山市駅に近い特設門の駐輪場は既に満杯。
すぐ近くの北門に誘導されてそこでsono1を停めました。
どうも、自衛隊系のイベントは年々人気が高まってきているようですね。
わたしもニワカではありますが、ほんの数年前までならまだまだ十分のんびりした感じもあったのですが。。
滑走路に向かうメインストリートも大混雑。
そこかしこの芝生では、家族連れがシートを敷いて楽しそうにお昼を食べています。
私もお腹が空いてきたので、飛行機を見る前に屋台でお昼をいただくことにしました。
屋台はかなりの数が出ていますが、それでもどのお店も大行列ができています。
とりあえず喰えればいいや、っということで、比較的列の短い焼きそば屋さんにならぶことにしました。
隣の屋台は、先日入間万灯まつりで食した「いるまの豚丼」です。確かにおいしいんですけど、いくらなんでも900円はちょっと、という気がします。
でもいっぱい並んでました。
飲み物ひとつ買うにもこんな行列に15分くらい並ばないといけません。やはり食料や飲み物は持参して持ち込みするのが正解ですね、このお祭りに関しては。
さーてブルーインパルスはどこじゃらほい、と思い見回してみますと、
遠方かなたにわずかにそのシッポが見えるだけで、あまりの人混みで近寄ることすらできません。
まあ、一度飛び立ってしまえば前も後ろも関係ありませんので、適当なところで場所をとることにします。
さあ、ブルーインパルス発進です!
これ、もうぶつかってるんじゃないでしょうかね!?
ギリギリまで間をつめてピタリと寄り添いながら飛行する超絶の技術に圧巻です。
垂直に急上昇して、空に巨大なループを描きます。ドキドキしますね。
今日も素晴らしい天気で実にラッキーです。
自転車で車と並走するだけでもブルっている私ですが、こちらは空中で、しかも逆さまで、さらにスピードは比べ物になりませんからね。
もう異次元の世界ですね。
あぶないっ!と思った瞬間、紙一重で交差します。ぼくのちいさなキ○○マがさらに縮みあがってしまいます。
人気の演目、バーティカルキューピットです。
小さな身体でけなげに演技をこなす姿をみていると、なんだか目頭が熱くなってまいります。歳のせいでしょうか。。。
デルタ隊形からの急降下。
さあ、お約束の大技が登場!うまくできるかなぁ・・・?
スタークロス、バッチリ決まりました!
エースだけに許された技(?)バーティカルクライムロールです。やっぱカッコええ!
約30分間の試技、今年も大満足でした。
さて、今回は用事があってさっさと帰りたかったので、ブルーインパルスが終わったあとに地上展示を見物するのはほどほどにしたいと思います。
でもやっぱり、
F-2とF-15の勇姿を納めずにはいられませんね。
両機とも大変なひとだかりができていたので機体に近寄るのは極めて困難、背伸びしてカメラを高く掲げてようやく撮れた写真がこの程度です。
F-15の帰投をお見送りして、航空祭見物は終了といたします。
大満足で帰る観客たち。今年も楽しかった!
ところでサイコンの表示を誤って消してしまったため、今回の走行記録はナシです。私としたことが。
入間万灯まつり~地元民の、地元民による、みんなのための。
日曜日は「入間万灯まつり」に行ってきました。
このお祭り、土日の2日間開催で、初日は夜までやっているんですが、2日目は後片付けなどのために夕方17時頃には終わってしまうんです。本当は土曜日に行きたかったんですけどね、用事があったもので。
さて、肌寒い曇り空のなか、sono1をエッチラオッチラと漕いで現地を目指します。
所沢市役所のあたりに差し掛かりますと、なにやら賑やかなお祭りをやっているようでしたので、ちょっと寄り道してみましょう。
広場では子供達が威勢のいい和太鼓演奏をやっています。
こんな和太鼓チームがいくつも入れ替わりながら演奏を披露します。なんだか、知らないうちに和太鼓って随分はやりの習い事になってるのかもしれませんね。
消防署もお祭りに全面協力!
子供は防炎服を着てゴンドラに乗り込んでパチリ。さすがにクレーン上昇まではしませんが、ちょっとうらやましい…
いや、もちろんおとなが乗ってはいけないなんて、一言もいわれてはいませんけどね。
さあ、早く行かないと万灯まつりが終わってしまいますので、先を急ぎましょう。
といいつつ所沢航空公園でも寄り道パチリ。
日本が誇る翼、YS-11爺さんです。普段は外観展示だけですが、なんとこの日はお祭りということで内部見学もできるようでした。
うぉぉ~!見たい!
でも先を急がなければいけないので、ここは涙を呑んで断念。無念です。
そして1時間ほど走って、万灯まつり開催地である入間市・彩の森入間公園に到着しました。
たくさんの屋台がならんでいます。楽しそう~!
ステージでは阿波踊りを披露。
さてお腹が空いてきたので、屋台で軽く食事をとることにしました。
このあたりに出ている屋台は、いわゆるテキ屋ではなく、地産地消を旗印に地元のものを地元の人が売るスタイル。こういう屋台なら安心しておカネを落とせるというものです。
地元産の豚を使った「入間豚丼」¥500也。
正直、味には大して期待していなかったのですが。。。。
なっから、うンまい!
柔らかい豚肉と甘辛のタレが絶妙のとりあわせ。入間豚、あなどれませんね。
祭りのメインストリートでは子供達の乗る山車が。
今回で第38回目と、さほど由緒のある祭りというわけではありませんが、地元の人たちによる手作り感が伝わっていいですね。
山車が向かっていたのはこの会場中心部にある交差点。
ここで7,8台の山車が向かい合わせにあつまって、それぞれに技を凝らした「曳っかわせ」を競い合います。
山車も派手なもの、大きなものや小さいもの、豪華なものから手作りっぽいものといろいろ。演者と観客が一体となって祭囃子を盛り上げます。
こちらは黒漆に金箔張り、ちょっとした舞台を備えた立派なお山車。
この天狐役の男の子の動きがまた実に見事。
激しい形相で牙をむいたかと思えば、ちょっとイタズラしておどけたり。まさに狐が憑いたかのような迫真の演技に拍手喝采です。
そうこうしているうちに祭りはフィナーレへ。役員たちが舞台に上がって締めの挨拶。
今回は入間市制50周年記念の節目でもあったそうで。2日間の観客数は40万人、といいますから大したものです。
まもなく屋台などもお片づけに入ってしまいますが、そのあたりをぶらついてみましょう。
公園内ではフリーマーケットも開催していました。
昔は古着集めが好きで代々木もフリーマーケットにしょっちゅう通っていたのを思い出します。
別会場の舞台では民族衣装を着たバンドの賑やかな演奏も。とにかく、あちこちでいろんなことをやっています。
お祭りのシンボル、巨大万燈籠です。
この日は暗くなる前にお開きでしたので、灯が点ることはありませんでしたが。。。
そして帰り道、累積走行距離がめでたく3,000kmを突破しました。
よくもまあ、飽きもせずにこんだけ走ったものだと呆れて物も言えません。
■本日の走行記録
・走行距離 37.83km
・走行時間 2時間00分
・最高速度 31.3km/h
・平均速度 18.8km/h
・累積走行距離 3011.0km
100円テールライト、また逝く
ある日、近所をかるーくサイクリングしておりますと、
カツン!・・・カラコロ・・・
と異なる音が背後に響いたのに気がつきました。
シートポストに装着していたテールライトのジョイント部が破断し、ライト本体が転がり落ちてしまったんですね。
今使っている100円ショップ謹製ライトは二代目ですが、先代は本体側のフック破損によりあえなく鬼籍に入りました。
二代目のこちらも、使用約6ヶ月にして早くもダメになってしまいました。
本体の性能としては特に申し分なく、気に入って使っていたのですが、やはり安物はアカンということですね。
とはいえ壊れたのは先代のライトからそのまま流用したジョイント部で、本体は無事回収しましたので、新しいほうのジョイントを装着すればまた使用可能です。
で、着けてみました。
こんどのジョイントパーツはライトを横向きにしか装着できません。
しかもセンター外れてるし、なんだか傾いていて非常に気持ち悪いです。
ただでさえ安っぽいライトが、さらにダサさを増してしまったようです。
これはもう、ちゃんとしたカッコいいやつを買えという神のお告げなんでしょうかね。。。
川越まつり~小江戸川越の夜は熱い
夢中になって自転車イジりを楽しんでいたら、いつの間にか日が暮れてしまいました。
16日の日曜日は、夜のお楽しみがあるのでいそいで現地へ向かいます。
向かったのは、川越まつり。
sono1を駅前の駐輪場にとめて、いざ見物と参りましょう。
街中をこんな立派な山車がいくつも練り歩き、ものすごい人出で街のメインストリートは大変な賑わいになっています。
徳川家にゆかりの深い土地柄ですので、提灯には「家康」マークが。その他、「家光」マークのお山車なども見かけます。
とりあえず、昼飯も食わず一心不乱に自転車をいじっていて腹ペコになっておりましたので、屋台メシをいただくことにします。
関西名物、大タコ焼き。
売り文句のとおり、デカ過ぎるタコが玉から威勢よくはみ出る豪快な一品です。
それでは祭見物を続けましょう。
山車が練り歩きながら、途中で居囃子の前を通りかかりますと、そこでお囃子のかけあいを行います。
かと思うと、二つの山車が狭い通りですれ違い。こんな見所が街のあちこちで繰り広げられています。
通りに面した江戸町屋風のお宅から、この様子を眺めています。
これはもう特等席ですねぇ。風情ある家屋の佇まいもこの祭りにぴったりです。
本川越駅前の大通り、南北から2台の山車が向かい合わせに接近してきました。
曳き手たちが提灯を掲げてお囃子を競い合う、「曳っかわせ」が始まりました。
さらに、今度は3台の山車が集まって曳っかわせ。
まさに祭りは最高潮の盛り上がりです。
見所いっぱい、楽しい屋台もいっぱい、ついでに観客もぎゅうぎゅうの賑やかなお祭りです。やはり南埼玉県民ならこれは押さえておかねばなりませんね。
さんざん楽しんで家路につきます。
今年も大満足の川越祭りでした。
■本日の走行記録
・走行距離 35.02km
・走行時間 2時間01分
・最高速度 38.5km/h
・平均速度 17.2m/h
・累積走行距離 2952.1km
他人の自転車をイジるほど楽しいことはない~出張メンテサービス、開業の巻
カミさんの職場の後輩から、「クロスバイクがパンクしたっぽいので直して欲しい」のオーダーを承りました。
クロスバイク購入半年の初心者、しかも女子のことですから、これは相当なオンボロ状態が期待されます。私はこれまでに培ったメンテ技術を総動員し、完璧にイジり倒してやろうと奮い立ち、出張メンテサービスに出かけました。
作業はカミさんの職場で行います。駐輪場を借りてダンボールを敷き、作業場を設えました。
患者はこちらのルイガノ・シャッセ。ワイズロードオリジナルの2016年モデルで、街乗りにはなかなか悪くないバイクです。
まずはパンク修理ということだったので、後輪のタイヤを外してチューブの様子を見てみようとしましたところ、バルブをいくら押しても全く空気が抜けません。普通はプシュッってなるはずなんですが。
おかしいなぁ!?
どうやっても空気が抜けないので、タイヤ外しは断念。外部から見た限り、異物などが刺さっている形跡は無く、空気の注入も普通にできましたので、いったんこのままとしました。
出張メンテ、初っ端から挫折です。。。
あとで調べてみましたところ、仏式バルブは構造が脆いため、空気を全く入れずにそのままにしていると弁の部分が壊れてしまうことがあるようです。
今回の自転車は、前後輪ともタイヤの空気はスカスカでしたので、おそらく今まで空気入れを全然してこなかったのでしょう。
所有者を呼び出してこの怠慢を厳しく叱責したのち、こうやるんじゃい!とばかりに空気をカチンコチンに注入してやりました。
さて、パンク疑惑のほうは片付きましたので、お楽しみの点検作業に入ります。
おやおや、ブレーキは片効きしていますね。ワイヤーも少し伸びているようです。
スプロケもいい感じでドロっていますぞぉ。ギュフフ。。
チェーンは、汚れてはいますが、注油を怠っていた分、逆にドロの付着は期待したほどないようでした。まあ、いいか。
まずはブレーキの片効きを調整。Ⅴブレーキの調整は初めてですし、どうも握った感触がsono1のキャリパーブレーキとは異なるので、いい感じにするのに苦労しましたが、何とか調整完了。
次はスプロケ洗浄です。
このとおり、ピカピカにしてやりました。うーん気持ちいい!
黒メッキされているので、いまひとつ成果が伝わりにくいのですが。
作業しているうちに持参の5-56が尽きてしまったので、近所のホムセンでパーツクリーナーを購入してきました。
呉工業のパーツクリーナー、徳用タイプ(もちろん日本製)です。やはりクリーニングにはクリーニング用の溶剤を、と思って買ってきたのですが、これは即乾タイプなため、患部に吹き付けてからブラッシングをしようとするとすぐ乾いてしまいます。
私の洗浄スタイルにはあまり適していないようです。うーん。
結局、事務所から5-56を借りて作業を続けました。やはり5-56はサビ落としにも使えますし、便利ですね。
チェーン洗浄して注油、各部ネジ等のサビ取り、さらに全身を拭ってやります。いくらイジってもキリがないくらい、やることが沢山あります。
リアの変速は特に問題ありませんでしたが、フロントがインナーに落ちない状態だったため、こちらも調整しておきました。先に買っておいたメンテナンススタンドも大活躍です。
こうしてほとんど半日かかって、まさに新車のごときピカピカのシャッセが蘇りました。
ドヤァッッ!
テストを兼ねて近所を一回りしてみますと、いやぁ、私のsono1と違ってやはり太いタイヤに安定感のあるフレーム、道路の凸凹もあまり気にせず走れて悪くないですね。
姿勢もアップライトになるのでとても楽です。いい自転車ですよ。
カミさんにも買ってあげたくなりました。
この出来栄えを眺めながら、作業の報酬としていただいた勝利の缶ビールを味わっていましたところ、この様子を見ていた事務所のお姉さんが「私のママチャリも調子悪いのよね…」と言ってきました。
しめしめ。出張自転車サービスのクライアント第二号、獲得です。
とはいえ1台目に時間をかけすぎてしまいちょっと暇がなかったので、チェーン洗浄・注油をするに留めました。
ああ、フロントのブレーキも調整したかったのに…心残りです。
そんな感じで、暖かな秋の日差しの日曜日は自転車イジリで暮れました。
それにしても、
他人の自転車をイジるほど楽しいことはありませんね。
また、いつでもオーダー承りますのでご用命のほど、お待ちしておりますぞ。
サドルバッグとメンテナンススタンドを導入
あらたに自転車グッズを購入しました。
その1は、サドルバッグです。
OSTRICH サドルバッグSP-305(¥1,620)
安心と信頼の日本製・・・じゃなくて、ベトナム製でした。残念。
私のサイクリング時の基本的な持ち物はだいたい以下のとおりです。
・カギ2本
・フロントライト
・スマホ+充電器
・パンク修理セット(チューブ)
・着替え(上着)
・カメラ
さらに花火観戦のときなどは、この上に折りたたみ椅子、保冷バッグや敷物などを装備しますので、けっこうな大荷物になります。
そのため、私はたいていおおきなリュックサックを背負って出かけますので、サドルバックは基本的に必要ないかな、と思っておりました。
しかし先日参加した「東京夢舞いポタリング」では、荷物を受付に預けて、身軽な格好でサイクリングができるとのことでしたので、それならばと、最低限のパンク修理セットだけを装備できるサドルバッグを新たに購入したのです。
ところが、先日のエントリのとおり酷い天気に見舞われ、天候の変化に備えて上着なども持ち歩かねばならない羽目になってしまいましたため、結局このサドルバッグが活躍する場面はありませんでした。
(いちおう、装着はしておりましたけど)
このサドルバッグ、容量は0.4Lとほんとうに最低限、最小限のミニバッグとなっています。
したがって収納できるのはチューブ、ポンプ+延長パイプ、工具とタイヤレバーくらいで精一杯です。
蓋のところにタブがついているので、テールライトを引っ掛けることができます。
小さいので装着していてもほとんど違和感がなく、とてもスマートでよろしいのですが、やはりこの容量では他に必要なものが全く入りませんので、結局お蔵入りになってしまいそうです。残念ですねぇ。
かといってあらためてこれより大きなサドルバッグを付けようという気にもなりませんので、やはり当分はリックサックをかついでいくしかないようです。
かっこいいんだけどなぁ。。。
そしてその2は、メンテナンススタンドです。
ミノウラ ディスプレイスタンド DS-30BLT(¥2,045)
最近、ちょっとディレイラーの調子がいまいちな気がしてまして、そろそろ調整の時期かなと思っていたのですが、スタンドがないとどうにも作業ができないので購入を検討しておりました。
するとちょうどいいことに、知り合いの自転車をイジらせてもらえるという大チャンスがやってまいりましたので、この機会にと購入しました。
正真正銘、MADE IN JAPANです。いいねぇ。
この手のスタンドは中国製の安いものなら1,000円足らずでも買えるんですがね、やはり可能な限り日本製がいいと思います。
スタンドの高さは脚の開きの方向により2種類に変更が可能。
これがローポジション。sono1の650cホイールにはこの高さで十分。
700cの標準サイズならこのハイポジションですね。
装着は最初ちょっと力がいるかな、と思いましたが、コツがわかると簡単です。
塗装の仕上げも綺麗ですし、がっちり支えてくれる安心感はさすが日本製と感じさせます。
これはいいものを買いました。
よーし、これからは変速調整もドンと来いだ!イジるぞぅ~~グフフ☆。