自転車日記

自転車あそび、はじめました。

AZ チェーンクリーナーDXを試すの巻

日曜日も天気が良かったのですが、前日の山登りで無理をしたのが祟って、一晩寝ても全身の疲労は一向に回復せず。サイクリングは断念することにしました。

ああ、いつからこんなにヘタレになってしまったのでしょうか。。。
いや、物心ついたときからわりとこんなもんでしたね。


しょうがないので、本日はメンテ日と決めて自転車イジリで遊ぶことにします。

ちょうどいいことに、サイクルエキスポで新しいオモチャもゲットしましたので、早速試してみることにしましょう。

そのオモチャとは、チェーンクリーナー!です。


チェーンは先日洗ったばかりなのでまだいいかな、と思っていましたが、

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やはりホコリだの油クズだので早くもドロっています。
うむ、これはやりがいがありそう!

 

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新聞紙を敷いて養生して、取り出だしたるはエーゼットの「自転車用チェーン洗浄器 DX」というマシン。洗浄液のクリックゾルAU710 1リットルとセットで1000円で購入したものです。

 

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使い方はどうということはありませんね。マシンに洗浄液を入れて、チェーンを挟んでセットします。

 

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あとはクランクを持ってグルグル回すだけ。マシンにはハンドルも付いているのですが、本体を直接持ったほうが安定して使いやすいですね。

 

10回ほど回してみましたところ。

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ワーォ!!

予想以上にピカピカになりました。今までの歯ブラシ洗浄ではなかなか取れなかった、プレートの内側の汚れまでピッカピカ。これはすごい!

 

洗浄液は非常に揮発性の強いものなので、洗ったハナからすぐに乾いていくため、洗浄後のふき取りも不要。潤滑効果はありませんが、防錆効果はあるとのことです。

 

こんな感じで、ほんの5分ほどでチェーン洗浄は完了。
少し乾かしてから、同じくサイクルエキスポでもらった試供品のチェーンルブを注してウェスで磨き上げます。

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ふぉぉぉぉ。。。


ふたたび新品のごとき輝きのチェーンが戻ってきました。
いままでみすぼらしい歯ブラシでシコシコこすってたのが馬鹿らしくなってしまうくらいのこの効果。やはり専用品ってすごいですねぇ。

 

しかし、ちょっと簡単すぎてつまんないかも。。。

春来たりなば~桂木観音、越生梅林の定番コース

春がやってまいりましたので、越生梅林にいかずんばあらずです。
この季節は、実に忙しいものです。


ただ単に梅林に行くだけではどうということはありませんので、去年訪問したときと同じ、大高取山の中腹を縫って桂木観音を拝む、プチ・ヒルクライムコースでいくことにしました。さて、去年と比べどれほど成長しているでしょうか・・・

 

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スタートはやはり東毛呂駅から。

 

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今回から、サイクルエキスポでゲットした新兵器のスマホホルダーも装着していきます。

去年の12月から、私は普段用のスマホAndroid端末に変えてしまったのですが、チューナーやメトロノームなど、とりわけ音楽関連のアプリに関してはAppleのほうがはるかに充実、かつ使いやすいので、結局このiphone5は手放すことができずにいます。

さいわい、新しいAndroid端末にはテザリング機能があるので、白ロムiphoneでも地図データはばっちり受信可能です。バッテリーがヘタってるのであっというまに電源が落ちてしまうのが玉にキズですが。。

 

ともあれ、出発します。スマホのナビ機能のおかげで、方向音痴の私でも山のエントリーへスイスイ向かうことができます。これはいい!

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あっという間に登山口に差し掛かりました。


おしゃれな橋がいくつも架かるなかなか素敵な親水公園になっているんですけど、いかんせん人気がなくていつもひっそりしています。

 

さあ、ここからは山登りですぞ!

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100mほど上っては一休み、また上っては一休みと、遅々とした足並みはまるで成長の跡を感じさせません。まあ、しょうがないですかね。

 

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スマホのナビのほうも使いやすくていいですね。山は一本道なんでナビとかいらないんですけど。
やはり一人で走ってるとどうしても不安になるので、こういうので道を示してくれるととても安心感があります。

 

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やばいくらい息切れして、心臓止まっちゃうんじゃないかと怖くなってきたころ、なんとか観音前の展望台に到着しました。

せいぜい30分弱のたいしたことない登りなんですけどね、私にはやはりこの辺が限界かと。

 

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なんか展望案内パネルが新しく設置されてました。天気のいい日には東京スカイツリーまで見えるんだそうです。
こうしてみると、ここより東側って本当にまっ平なんですねぇ。

 

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桂木観音様にもおまいりしていきます。

 

展望台に戻ってしばらく休憩しておりますと、

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地元の高校生らしき一団がママチャリを押して上がってきました。

 

10kgちょっとの軽量なフラットバーロードのsono1でヒイハアいいながら登ってきた私ですが、倍近い重量のママチャリでここまで上ってくる若者たちを見ると、やはり体力の差を感じずにはいられません。

それにしてもこの天気のいい日に、健全なあそびをするものですね。いいと思います。私はダメでしたが、立派な大人に、なってくださいね。

 

 

さあ、次の目的地の越生梅林に向かいましょう。

ここの下り道はけっこう急な上にカーブも多いので、あまりスピードに乗って飛ばすわけにもいかず、ブレーキをしっかり握りながら慎重に下ります。

 

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梅林に到着しました。


今日は天気もいいですし、ちょうど梅も満開の時期を迎えているので絶好の観梅日和ですね。
奥のほうからは沢山の観光客のにぎわいも聞こえてきます。

 

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見事な咲きっぷりがすばらしいですね。きっといい香りもするんでしょうが、ふもとに下りてきてからこのかた、ひどい鼻水とくしゃみに襲われてしまった私は、ろくすっぽ香りもかぐことができず無念でした。

 

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園内にはミニSLも通ります。

 

モザイクしてますけど、乗客の楽しそうな笑顔と、運転士さんの真剣なまなざしが対照的でとても面白いです。小さくても本格的な蒸気機関なのです。

 

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去年は天気も悪く寒々とした光景でしたが、今回は朗らかな陽射しに包まれて、たくさんの観光客が梅の花を楽しんでいます。

 

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ミツバチもここを先途とばかりに蜜集めに精を出します。カメラを向けてもまるでお構いなしですね。

 

屋台村に向かいましょう。

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ちょっと小腹が空いてきたので、なにか食べようかなと思ってたんですが、いまいちピンと来るものがなかったので、

 

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結局、甘酒を買って梅の花の下でいただくことにしました。
これはこれでなかなか乙なものです。

 


さて、梅林見物はこれくらいにして、家路につきましょうか。


来た道を戻るのもつまらないので、坂戸駅まで約15kmほど足を伸ばすことにします。
まったく知らない道でしたが、ここでもスマホナビが大活躍です。
いやぁ、いちいち停まって道を確認しなくていいので、本当に便利ですよ、これは。


わざわざ坂戸へ何しに来たかというと、

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温泉ですね。最近はサイクリングの際にはかならずタオルセットを持参するようにしています。
埼玉はあまり有名な温泉地はありませんが、地元民に親しまれる温泉施設は各所いたるところに結構あるんです。

 

ここ坂戸の「ふるさとの湯」は弱アルカリ性の天然温泉が自慢のお湯です。ヌルっとした肌触りがなんともいえず癒されます。
実際、なれない山登りのせいで全身疲労困憊になっていたので、

ついぷふぁぁー…ッッ!と長湯してしまいました。

 

たまりませんなぁ。

 

 

■本日の走行記録

・走行距離   26.65km
・走行時間   1時間28分
・最高速度   46.7km/h
・平均速度   18.0km/h
・累積走行距離 3575.2km

 

 

ベルを新調してどうしても鳴らしてみたい衝動に抗う

ベルを買いました。

 

もちろん、もともと付いていたベルでも何の支障もない(そもそもほとんど鳴らす機会なんてありませんし)のですが、先日のサイクルエキスポで購入したスマートフォンホルダーを装着するため、ハンドルバーの装着スペースを空けなくてはならない事情が生じてしまったためです。

 

買ったのはこれです。

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キャットアイ OH-2400(680円+税)

 

ミニマムでミニマルな、とにかく小さなベルです。
別に性能がどうとかいうのはありませんが、これの何がいいって、既存のキャットアイ製ライトとブラケットを共有できることです。
そしてうれしい日本製!我がsono1のジャパナイズ計画は順調に進んでいるのです。

 

早速、装着してみました。

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ライトホルダーの下部に着けてみました。これなら、場所もとらずいざというときに鳴らすことも可能な位置。
こうしてみると、ほとんど着けていることも忘れるぐらいの存在感のなさ。
これでいいんですよね。


音色は、小さく、弱々しいチーンという澄んだ音色。とてもお上品です。

あんまりうれしいからって、チンチン鳴らしてると違反になりますので、あくまで自重しなければなりません。


でも、せっかくだから鳴らしたいですよね。

grunge ロックオンテープグリップを装着!~せめて手触りだけでもバーテープの気分を

サイクルエキスポの帰りがけ、隣接するコクーンシティにある自転車屋さんでさらに新兵器を購入。

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グランジ ロックオンテープグリップ(税込¥2,052)

 

これ、年末あたりからずっと探してたんですよ。

何しろ私のsono1の安物グリップときたら。

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擦り切れて穴が開いちゃって、実にみすぼらしいありさま。

もともとペラペラのプラスチックのグリップなので手触りもよろしくなく、さっさと交換したいと思ってたんですよね。

 

で、もはやsono1ドロハン化計画はほぼ諦めモードでしたので、せめてバーテープが巻かれたタイプのこのグリップで雰囲気だけでも味わえたらなと。
バーテープは交換もできるみたいですけど、いろいろ調べたところかなりメンドクサイ、というか難しいようですので実際その気になるかはわかりません。

 

なかなか店舗で売っているのはみかけなかったので、通販で買おうかなと思っていた矢先です。やはり自転車屋はこまめに覗いてみるのが吉ですね。

 

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初期で巻かれているテープはスポンジ状のいかにも安っぽいもの。まあ、しょうがないでしょう。でも適度なクッション性があって、デコボコした表面が手のひらになじんでいい感じです。

さっそく装着してみましょう。

 

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オンボログリップはもう用無しなので、カッターで裂いてペリリとはがしてしまいます。

 

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無事、裸に剥かれた我がsono1のフラットハンドル。


ロックオンテープグリップの名の通り、ハンドルにはボルトで固定するタイプのため、装着は簡単です。

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もとのグリップがわりと外側にはみ出してる状態だったようなので、ブレーキレバーは約5mmほど内側に寄せる感じになりました。

 

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無事、左右のグリップを装着完了!簡単かんたん。

大して代わり映えはしませんが、なかなか精悍な感じになったのではないでしょうか。

 

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スポンジなので日に当たって溶けちゃったり、すぐボロになりそうですが、まあその時はその時で考えましょう。

 

 

思えばこれが私のsono1初カスタマイズ、ってことになるんですかね、そういうの興味ないと思ってたんですけどね、わかりませんね自分ってものは。

 

ともあれ、また次の週末が楽しみになってきたぞ~!!

さいたまサイクルエキスポ2017行ってきた!

2月25日の土曜日は、さいたまサイクルエキスポへ乗り込みます。

去年も眠い目をこすりながら参加しましたが、幕張で開催されるサイクルモードよりもやや小規模ながらフレンドリーな雰囲気でこちらのほうが気に入っています。
なんといっても入場無料!っていうのが貧乏サイクリストにはうれしい限りで。

 

さあ、満を持して現地に向かいます。

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会場の埼玉スーパーアリーナまでは自転車で30分ちょっとで着きますので楽チンです。

 

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会場についたのは11時頃でしたが、既にこの大盛況っぷり。もりあがりますなぁ。

今回のお目当ては、とにかく試乗、そして特価の掘り出し物探しです。
さっそく試乗してみましょう。


まず乗ってみたのは、こちら。

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Tern Clutch(48)

 

私のsono1と同じ、650cホイールを履いたクロスバイクです。「平均的な体型の日本人が最も美しく乗りこなせる」をコンセプトに設計されただけあって、身長の低い人でもジャストフィットの、しかもホリゾンタルフレームの自転車に乗れる!こういう姿勢、他ブランドも是非見習って欲しいものです。

実際に乗ってみましたところ、ほぼロードバイクのsono1と比べて、Clutchはとてもマイルドでゆったりした乗り心地。タイヤが28cとやや太めなせいもあるんでしょうね。
ライザーバーのお陰で前傾姿勢もそんなにきつくありません。
長距離をカッ飛ばそうという気にはならないかもしれませんが、街乗り散歩用としてはかなりイケるんじゃないでしょうか!?気に入りました。


続いて試乗するのは、神奈川の自転車屋さん「いさみや自転車館」のオリジナルミニベロ、Billion SG-MXです。

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マイナーなブランドではありますが、せっかくの機会ですから、なかなかお目にかかれないレアものに乗っておきたいと思います。

 

クラシックなクロモリのミキストフレームに、プロムナードハンドルバーを装備と、ユル感満点のおしゃれなチャリです。溶接や塗装、パーツセレクトなど細部までこだわりが詰まってて実に美しい一品。これで7万円台とは、結構安いんちゃう?

 

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レバー式シフターの自転車に乗るのは初めてです。仕組みがよくわからなくて、引き量とか自分で調節しなきゃいけないのかな?とちょっと不安だったのですが、しっかりカチカチとインデックスが効いていて、小気味良く変速してくれるのは楽しいです。用もないのにカチカチやってしまいました。
変速のたびにハンドルから手を離さなければいけないのはアレですけどね、思ったより使いやすかったです。なにしろ見た目がシンプルでカッコいい。

乗り心地は、やはりハンドルがすごく手前に来ていますので、アップライトな姿勢で非常に楽。のんびり街乗りポタリング、お買い物にはこれでしょう!という感じ。
是非ともショートカットのナチュラル系女子に乗ってもらって、おしゃれカフェめぐりを楽しんでいただきたい。


はい次。

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コラテック シェイプアーバン(39)

 

純然たるザ・クロスバイクですね。タイヤも32cとかなり太め。
けっこう固めのsono1に比べるとものすごくモッサリしている乗車感。でも、街乗りにはこれくらいのマイルドな乗り心地でスピードも出そうと思えば出せるよ、くらいのが一番いいんですよね。
頑丈そうなぶっといフレームも安心感があります。学生さんの通学にはこういうのがいいでしょうね。


ファミリー自転車にも乗ってみます。

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モーメンタム iNeed S-1-I

 

26インチのシティサイクル用タイヤを履いた、まあいわゆるルック車ですね。
ステムがものすごく短くて、ハンドルが近く感じたのですが、シティ車としてはこんなものでしょうね。
乗ってみた感じ、「意外と走るな」という気がしました。というか、やはりシティライドにはシティサイクルですよ。路面の凸凹も曲がり角もノーストレスでゆっくり走り抜けられる気楽さはやはり何ものにも代えがたいですね。
26インチタイヤのおかげで、背の低い人でもホリゾンタルに近いバランスのよいデザインを実現しているというのも好印象。
さすが、作ってるのは俺たちのホダカだけはありますよ。

 

 

さあここからはロードバイクで。

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Ginant Liv Avail SL1 Disk (XXS)


ジャイアントのレディス専用ブランド、Livのミドルグレード・ロードバイクです。油圧ディスクブレーキのロードバイクに乗ってみたかったんですよね。

それまでマイルドなシティ車やクロスバイクに乗っていたせいか、このロードに乗った途端、ものすごい加速感にまさに溜飲が下がりました。やはり、ロードバイクって凄いですねぇ。

前傾もさほどきつくなく、路面の振動もおもったよりマイルドに吸収してくれて、短い試乗コースながら快適ライドを楽しめました。こ、これは欲しいかも!

Livのブースには自転車女子たちが集まって試乗待ちの列を作っていました。そんななかにムサいおっさんの私が割り込むのは非常に気が引けるのですが、だってしょうがないじゃん、俺女子サイズしか乗れへんのやし!と自分に言い聞かせてなんとか周囲の冷たい目に耐えました。

ブースのスタッフさんも、男子にはちょっと対応が冷たかったですね。まあ、お呼びじゃないからしょうがないですね。
でも試乗したあと、頼まれもしないのにアンケートを記入して、物欲しそうな目をしてたら、可哀そうにおもったのかスタッフさんが「これ、本当は女性だけなんですけどね」といってお菓子のプレゼントをくれました。

Livスタッフ、最高です。

 

はい次。

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新家/ラレーのクロモリロードバイクCRN(420)です。やっぱね、クロモリですよ。
シブくてカッコ良すぎ。いいなぁ。

 

先ほどのLivの最新アルミバイクと比べて重量はやはり重いです。ギュイギュイ飛ばしてやる!って感じのするバイクではありません。
が、やはりラレーはこの貴婦人のごとき美しいスタイリングこそが真骨頂。
是非、汚い格好して日焼けしたヒゲのオジさんに乗りこなしていただきたいシブさです。私も目指すはそこでしょうね。

 


そして試乗車最後にして、本日の1等賞!

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TREK EMONDA SL6 WSD(44)

 

トレックの中でも最軽量クラスを謳うカーボンロードバイク、エモンダシリーズのレディスモデルです。
重量は驚きの7kg台!とあって、片手で軽々ヒョイッと持ち上がってしまいます。軽ッッッ!!

 

あまりの軽さに感動して、コースまで押して行けばいいものをわざわざ肩担ぎしてみたりしてみました。いやぁ、カーボンロードってすごいですね。

 

そして実際に乗ってみますと、嗚呼ッ。
踏んだら踏んだだけ前に進むこの素直さ、何でしょうか。というか、のんびり漕いでいると「てめぇ、ヌルいペダリングしてんじゃねぇぞ、まくるぞゴルァ!!」と自転車に叱られているような強迫観念すら覚えます。私のスキルではまるでこの自転車のポテンシャルを引き出すことはできませんね。

 

私は試乗受付終了間際にならんで、最後の組で運よく乗れたのですが、コースを2回ほど廻って返しにいったところ、スタッフの方が
「もう終わりなんで、16時の片付けまでに返してくれれば好きなだけ乗ってていいですよ」と言ってくれましたので、そこからさらにコースをクルクル廻って堪能。
いやぁ、マジいいすわコレ。欲しくなっちゃった。

39万か…買えんことはないが…いや…まてよ…!?

 

 

以上で楽しい試乗祭りは終わり。
ちょっとヤバいレベルで物欲刺激されてしまいましたね。これは危険ですよ。

帰る前に会場をもう一回り。

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常に人だかりのAZブース。サイクリストはみんな、アブラが大好きです。

 

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最後の最後まで、掘り出し物はないかと沢山の人がブースをめぐっています。
私も万一取りこぼしがあってはいけませんので、隅々まで見て回ります。

 


こうして大満足の1日を終えて、帰宅しました。

本日の戦利品はこのとおり。

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AZのブースで買ったのは、チェーンクリーナーとディグリーザーのセット1000円。市価の半額くらいですかね。あと試供品のチェーンオイルももらいました。

 

なにげにうれしいのは埼玉各地のサイクリングマップ、観光ガイドの束です。
最近、近所のサイクリングにもネタ切れ感が強まってきたんですよね。やはり各地のおススメスポットめぐりにはこういう自治体のパンフレットが役に立ちます。
またあちこち行ってみなければなりませんねぇ。

 

もう一つ買ったのが、iphone5専用のスマホホルダー。

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私はけっこう方向オンチで、しょっちゅう道を間違えてロスが多いのですが、これで地図を見ながら進めばもう知らない道でも迷う心配はありません。


ちょうどミノウラのスマホホルダーを買おうかな、どうしようかなと迷っていたところなんですが、在庫処分でこれが500円で売っていたのを見て即買いしてしまいました。
もとは3000円くらいで売られていたもののようなので、決して悪いものではなさそう。
これをつけて走り出すのがいまから楽しみですねぇ。


以上、沢山自転車に乗れて、沢山のおみやげもゲットして楽しいサイクルエキスポでした。また来年も是非遊びに来たいですね。

 

第二回・入間川-荒川サイクリングロード乗り継ぎ

今回は入間方面へ足を伸ばして、入間川サイクリングロードから荒サイとのりついでぐるりと帰ってくるプランです。

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三芳町のあたりを走っていると、このような小さな雑木林があちこちにあるのを見かけます。
公園でもなし、単なる空き地なんですけど、きちんと下草刈り、枝打ちもされて手入れが行き届いています。
なんなんでしょうかね、薪でも採ってるのでしょうか…?

 

県道126号の脇にはちょっとした梅林があります。去年も訪れたことがありますね。さあ、そろそろ咲いているかなと覗きにいってみます。

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まだ三分咲きといったところですが、なかなかにかんばしい香りが周囲を包んでいます。

 

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来週あたり、越生梅林の梅まつりも見ごろになるでしょう。これは行って見なければなりませんね。

 

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1時間半ばかり走ったところで、入間川サイクリングロードの起点・豊水橋に到着しました。ここからちょっと寄り道します。

 

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アクアリゾート・いるまの湯です。
入浴料金が大人430円と、えらくリーズナブルな料金設定。露天風呂から炭酸泉など、いろいろな種類の湯船が楽しめるスーパー銭湯です。温泉ではないですけどね。

 

休日の夕方とあってさすがに浴室はかなりの混雑でした。いろいろなお湯を試してみたかったのですが、混んでて順番待ちも面倒だったので内風呂と露天風呂をいったり来たりするだけにとどめました。まあ、しょうがないですね。

 

さて、お風呂にはいって汗を流しはしたものの、まだ今日のサイクリングの行程はまだ半分未満、これからが長いのでのんびりはしていられません。

 

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すっかり暗くなってしまった入間川サイクリングロードを突き進みます。

暗いので景色こそ楽しめませんでしたが、適度なカーブにちょっとしたアップダウンと変化に富んだこのコースは走っていてとても楽しいです。車道と交差するところは大抵トンネルが通されているので、ずっとノンストップでスイスイ走れるのも嬉しい。
ここを走るのは二回目ですが、すっかり気に入りました。

 

ところが川越近くになってくるとだいぶ風が強くなってきて、ペダルを漕ぐ足もだんだん重くなってきました。以前もそうでしたが、どうもこのあたりはいつも風に恵まれませんねぇ。

疲れてきたのもあって、20kmちょっとくらいのスピードを出すのがやっと。

そういえば、なんだかお尻も痛くなってきた。。。

 

 

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ヒイコラいいながらようやく荒川サイクリングロードとの接続点、入間大橋に到着。もう20時頃になってしまいました。早く帰らないとお母ちゃんに怒られます。

 

まだまだ道は続くのですが、果たして無事に帰り着くことができるのでしょうか。。。?

 

■本日の走行記録

・走行距離   64.34km
・走行時間   3時間24分
・最高速度   32.3km/h
・平均速度   18.8km/h
・累積走行距離 3520.5km

 

 

忍城を攻略せよ! ~「のぼうの城」追体験ツアー

何年か前、のぼうの城という小説がベストセラーとなり、書店に平積みになっていたのを覚えています。

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どうも歴史小説らしいことはわかりましたが、なんとなくふざけた装丁が気に喰わず、どうせろくなもんじゃあんめいと手に取ることはありませんでした。

 

ところがこのたび、この小説が行田市にある忍城を舞台にしたものであることを知り、サイクリングコースの予習のために読んでみなくては、と思い立ちました。
しかし最近すっかり本を読むという習慣をなくしてしまった私は、めんどうなので映画版を借りてきて手っ取り早くその世界を俯瞰することとしたわけです。

物語自体は、実在の人物や史実を題材としたまったくのフィクションですが、まあまあ面白かったですし、これから向かう地への想像を膨らますには十分でしたよ。


さて、予習もバッチリ、いざ行田市の名所「忍城」へと向かいましょう。
スタートはやはり東松山駅からです。

 

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県道66号線をひたすら北東に進み、JR高崎線吹上駅を越えると、道路に忍城跡の標識も見えてまいりました。この日は陽射しは暖かだったのですが、荒川を越えたあたりから強い北風が吹き始め、ちょっと難儀します。

今回はお城にまっすぐ進まず、まずはさきたま古墳公園に向かいましょう。

 

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武蔵野うどんの「元祖田舎っぺ」にてお昼をいただきます。以前この店に来たときは、オーダーストップの15時まぎわだったので、冷汁うどんしか食べられませんでした。


今回も大してかわらない時間ですが、なんとか名物・きのこ汁うどんにありつくことができました。
ものすごくコシのつよい麺はたべごたえあり。きのこの出汁がたっぷり出たおつゆも絶品。やっぱり、うまいなぁ。

 

さあ、さきたま古墳公園に入りましょう。

今回は「のぼうの城追体験ツアーですから、まずは石田三成軍が本陣を置いたという丸墓山古墳に登り、成田方の敵情視察を行います。

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それにしてもこの古墳の周囲は、やけにスマホを持ってうつむいてピコピコやっているひとが沢山集まっていました。
何やってるんだろう、と思ったら、ああ、ポケモンですか。そんなのありましたね。

東京のほうでは一時期猫も杓子もという感じでしたが、最近はすっかりみかけなくなりました。これくらいの田舎になってくると、ポケモンもまだまだ現役ですね。

 

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古墳の上から隣接する稲荷山古墳を眺めます。あちらも上に登ってみることができるはずですが、それはまた今度にしましょう。

 

それでは古墳の上から石田光成になった気分で忍城をながめてみます。

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しかし山の頂上は恐ろしく冷たい北風が激しくピューピュー吹きすさび、あまりの寒さにカメラを持つ手も震えます。

城は?城はどこだ!?早くッ、

寒い。。。。ッッ!

 

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あーあったあった。これね、はいパチリ。

ゆっくり眺める間もなく、そそくさと山を駆け下ります。


これで成田軍の陣容は完全に把握いたしましたので、いざ、忍城へと攻め込みましょう。

 

忍城は、広大な沼地の中に浮かぶ島を橋で結んだような構造で、その攻めにくさから関東七名城にも数えられる立派なお城であったそうです。

 

石田三成軍が攻めあぐねたという水に浮かぶ城とはいかなるものか、見てみたいと思ったのですが、堀や沼地、お城の遺構はほとんど取り壊されてしまい、いまは見る影もありません。

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行田市役所のそばにある水城公園に、当時をしのばせる沼が整備されて残っているのみです。

 

さあ、お城にやってきました。

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こちらは天守ではなく櫓ですね。資料館兼展望室になっています。

 

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中に入ってみますと、梅のかぐわしい香りが。もう春はすぐそこですね。

資料館に入ってみましょう。

 

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「行田ふれあいポタリングの案内ポスターが貼ってありました。
ヘタレの私でも十分参加できそうなフレンドリーなイベントのようで心惹かれましたが、何しろこの地に朝8時集合、というのはちょっと無理すぎますね。残念

 

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3階立ての櫓からは行田市内が一望できる、と思ったんですが、格子が太すぎてほとんど外の景色が見えませんでした。
まあ、お城は軍事施設ですからね、これもある意味リアルなのかもしれません。


お城見学を堪能しまして、外にでます。

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かつてはこのあたり一体が広大なお城の敷地内であったわけですから、街の各所に当時の施設が建っていた場所を示す碑が建てられています。

ああ、せめてもう少しだけでも、当時の姿を残してくれていたらよかったんですけどねぇ。。

 


さて、忍城は無事攻略いたしましたが、つぎは石田三成水攻めのために築いたという堤防、通称「石田堤」を検分するといたしましょう。

石田堤の遺構は先ほど訪れた丸墓山古墳のところにもあるのですが、5kmほど離れた先に「石田堤史跡公園」というのがあるそうなので、そちらに足を伸ばしてみます。

この辺の機動力、やはり自転車は便利ですねえ。

 

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さて史跡公園に着きましたが、なにやらちょっとした丘の上に木枠で組んだ舞台のようなものが設えてあるだけで、これといってなーんにもありません。むむ?なんだこりゃ。

 

そこで線路を挟んだ逆側に行きますと、おお、あったあった。

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わずかに残された土の堤防は、断面を覗いたり上から眺めたりできるようになっていますが、堤防の上にあがることはできません。
まあ、実際、こんな壁が街中を走っていたら往来が妨げられて邪魔でしょうがないでしょうからねぇ、いまはほとんど跡形もないようです。


そんなわけでのぼうの城追体験ツアーは無事完了しました。


それにしても埼玉県北部エリア、グルメに歴史に花火にとなかなか魅力的な地域ですね。

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■本日の走行記録

・走行距離   38.3km
・走行時間   2時間07分
・最高速度   38.1km/h
・平均速度   18.0km/h
・累積走行距離 3455.9km