自転車日記

自転車あそび、はじめました。

初パンクトラブル!~予はいかにして難を乗り越えたか

日曜日もサイクリングです。行き先は、東上線小川町駅前で開催される小川町七夕祭り

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※画像は公式ホームページから拝借


ですが、前日の足立の花火への行き帰りで思いのほか疲れてしまい、お尻も痛いし足も重いしで、現地までの約40kmをこなせるのかどうか不安になり、昼過ぎまでダラダラと迷っていました。

しかし悶々としてても始まらないので、ええいままよ、なんとかなるワイヤケクソになって勇気を奮って、15時頃にようやく出発しました。

 

ルートは基本的に川越街道(国道254号)をひたすら下っていくだけの道です。大半の道のりは歩道に自転車通行帯が設定され、坂道もないのでわりとスイスイ進めます。
とはいえ体力に不安があったので、時速20kmそこそこのゆっくりペースで走っておりました。

 

 

ところが、約1時間半、25kmあたりを過ぎたところで、なんだか前輪からくる段差の衝撃がやけに固いのに気が付きました。
むむ?となってタイヤを調べてみますと。

 

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Oh…!パンクしとるやんけ~ッッ!!

 

sono1に乗ってから初めてのパンクトラブルです。いつか来るかと思っていましたが、ここで来ましたか。

 

いちおう、パンク修理キットは持っていたのですが、肝心のポンプがないので空気を入れるすべがありません(意味ないじゃん…)


いや、ポンプも買おうかなとは思っていたのですが、CO2インフレーターとか便利なものもあるし、どれがいいか迷って結局買わずにいたのです。

 

さて、途方に暮れるわけにも行きませんので、方針を再検討いたします。
地図を見たところ、幸い最寄の駅までは約1.7kmと歩いても十分いけるところ。帰り道用に輪行バッグは持っていたので、駅まで行けば問題なく帰宅できます。

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そしてさらに調べてみると、約1kmの距離に自転車屋!も発見。
これなら空気入れくらいは調達できそうです。

パンク修理の練習にもなるので、自転車店まで押して歩いて自分で修理にチャレンジすることにしました。

 

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15分ほど歩いて到着したのは、ホームセンター・ビバホームの自転車コーナーです。近くにあってよかったですねぇ。

 

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ところが、ここは自由に使える空気入れが置いてはあったのですが、普通のママチャリ用の英式バルブのものしかなく、私の仏式バルブには使えません。数だけは5,6個置いてあったのですが。


店のオジさんに相談してみると、仏式バルブのは無いから、バルブ変換アダプタを買って使ってくれ、とのこと。
背に腹は替えられませんので、指示に従うことにします。

 

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200円だったので大した出費にならず助かりました。

 

それでは、早速作業にとりかかりましょう。

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まずは前輪をばらしてパンク箇所をチェック。


しかしいくら探してもタイヤにもチューブにもこれと言って傷や異物などは見当たりません。むむ、どうしたものか・・・!?と焦りました。

そこでチューブに空気を多めにいれてみたところ、バルブ部分の裏からシューと抜ける空気が手にあたるのを感じました。ここか!

 

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ここで取り出だしたるは、パナレーサーのイージーパッチ。シール状のシリコンシートを貼り付けるだけでパンク修理ができるので、糊を乾かす手間が省ける便利なグッズです。これを使ったパンク修理は、自宅のママチャリで一度試したことがあるので不安はありません。

 

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患部をヤスリがけして、濡れティッシュで清拭してやると、ようやく穴がはっきり見えました。

恐らく製造時のバリのようなものでしょう。バルブ裏についたミシン目のような傷の一つから空気が抜けていました。針で突いたような小さな穴だったので、一気に空気が抜けなかったんですね。

患部にパパッとイージーパッチを貼り付けます。

 

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気泡入りまくりでえらく雑な仕上げとなりましたが、まあこんなもんでしょう。

 

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パッチ自体はほとんど伸縮性がないので、空気を入れると酷くゆがんでしまいます。うーん、少し膨らました状態で貼り付けたほうが良かったかな?まあいいや、見なかったことにしよう。

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自宅で練習した甲斐もあって、手際よく車輪に装着も完了しました。やはり日ごろの訓練は大切ですね。

 

さて問題は空気入れです。
バルブ変換アダプタをかませたことで、最低限の空気を入れることはできますが、高速走行に必要な7barなどの高圧は、ママチャリ用空気入れではとても入れることができません。
いくら入れても、プスプスと空気が漏れてしまうか、バルブがバコンッと外れてしまいます。

しょうがないのであきらめて、規定の半分くらい、とりあえず自走はできる程度まで入れるにとどめ、駅を目指すことにしました。

 

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なかなか思うとおりには行きませんでしたが、なんとかビバホームのお陰で無事帰ることができそうです。


さて、こんなことをしていたらもう時間も随分遅くなってしまったので、小川町七夕祭りは当然断念。
おとなしく東上線東松山駅まで進んで、輪行で帰ることにしました。

 

七夕が見れなかったのは残念ですが、転んでもタダでは起きないのがこの私。

東松山、といえば当然アレです。