自転車日記

自転車あそび、はじめました。

GWサイクリング企画~霞ヶ浦一周ツーリング! その1

令和に御世代わりをしました今年のゴールデンウィークは、10連休となります。
めったにあることではありませんので、この機会を活かしてちょっとでっかいことをやってみたいと思うのは人の常であります。

 

というわけで、今年のGW企画は霞ヶ浦を一周してみよう」に決定いたしました。

 

霞ヶ浦は、私の家からですと約80kmほど先にあります。湖一周で約100km。トータルで往復260kmになるわけですから、私の体力と生活態度ではとても日帰りでこなせるものではありません。

こうして、私の自転車遊び暦においてはじめての、お泊まりサイクリングプランが始動することに相成ったわけであります。

 

こうなるとそれなりの装備、荷物が必要になるわけですが、私の愛機sono1にはキャリアもついていませんので、背負って運べる荷物には限界があります。


そこで、キャリアを取り付けることにしました。

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キャリアに積んでいるのは寝袋と最低限の着替えです。

このキャリア、本来はシートステイに支柱をたてて支えることで、耐荷重50kgを謳っているのですが、今回は訳あってシートステイは未装着のまま、シートポスト一本留めで運用してみることにしました。
安物の中国製のキャリアですが、壊れずに無事帰ってくることができるでしょうか。。

 

プランの方も練り直し、まずは土浦まで行ってそこで一泊、翌日から霞ヶ浦一周にチャレンジするという緩い計画としました。
帰りは。。まあ、体力が持たないと思いますのでもう一泊して帰りましょうかね。

土浦の宿はまともなホテルがもう予約で一杯だったため、野宿とは言わないまでも、スーパー銭湯の仮眠所かなにかで何とかする方向(ようするに行き当たりばったり)に。

 

ま、なんとかなるでしょう。

 

 

さて、GW前半は天気もいまいちでしたが、回復するのを待って5月2日にいよいよ出発します。初日はとりあえず土浦まで行けばいいだけですから気楽なものです。
とはいえ自宅からは80km、なかなかの距離です。一泊するとはいえ、移動だけで体力を消耗してしまうと肝心の霞ヶ浦一周に支障を来しかねません。

あくまで自分に優しく、無理をしない私は半分ほど輪行でショートカットすることにしました。

 

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キャリアを装着していますので、今回の輪行スタイルはこんな感じ。

キャリアはシートポスト一本留めにしているので、バッグをくくりつけたまま、ワンタッチで脱着ができるというからくりです。

 

電車でコトコト揺られたのち、出発点は武蔵野線三郷駅から。
ここからほぼ国道6号線水戸街道をひたすら北上する旅になります。

 

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かの「翔んで埼玉」において、我が埼玉軍と千葉軍の決戦の地となった、流山橋古戦場跡に至ります。胸アツですね。

 

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柏駅に来たところで、案内標識に「土浦37km」の表示が見えました。
その程度の距離なら楽勝でしょう!

 

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我孫子のあたりで突然視界が開け、田園地帯が広がります。ここから先はどんどんド田舎度を増していくに違いありません。

 

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取手に到着したところでお茶の時間になりましたので、駅ビルに寄って小休止。

このくらいの微妙な規模の駅にはぺディストリアンデッキがよくかかっているのですが、そのせいで駅前のロータリーは薄暗くなってしまい、高いビルに囲まれていることもあって駅前の雰囲気はいまひとつ冴えない感じです。
駅前の賑わいをいかに創出するかというのは難しいものですね。


補給を済ませてさらに進みます。

 

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眼前に現れたのは、牛久沼です。牛久という名前ですが、領域はすべて龍ケ崎市の方に含まれるという変わった沼です。
沢山の太公望たちが釣りを楽しんでいました。

 

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牛久駅に到着。やはり、ぺディストリアンデッキですね。流行っているのでしょうか。
駅前のビルだけ異常に大きくて、それ以外には何もなく人の往来も少ない寂しい雰囲気です。連休中だからでしょうか。

 

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霞ヶ浦に注ぎ込む小川を渡ります。日もだいぶ傾いてきました。カエルの鳴き声がゲーコ、ゲーコとあたりに響き渡ります。夕日に照らされる田舎の風景って、なんだか懐かしい気持ちになりますね。子供のころ、夏の愛媛で見た光景と重なるのでしょうか。

 

ついに土浦市に突入。

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土浦駅近くにある亀城公園(土浦城跡)では、お堀に小さな鯉のぼりが沢山かけてありました。

 

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本日のゴール、土浦駅に到着ーく!
走行距離はおよそ50km程、13:30頃からの出発で到着は18:00ちょうどでしたので、移動時間は4時間半といったところですね。日が沈む前に到着できてよかったです。

 

体力はともかく、お尻が痛くなってくるのが心配だったのですが、なんとかダメージも最小限に抑えられたようです。これなら明日の霞ヶ浦一周もなんとかなるでしょう。

 

 

さて、土浦駅ビルをはじめ、駅前広場は再開発でずいぶん真新しく綺麗に整備されているようです。
駅ビルをちょっと散策してみましょう。

 

土浦市は、「自転車の街」としてサイクリストの観光客を呼び込もうと、それはあちこちに自転車押しの企画が目白押しです。

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駅ビル「プレイアトレ」も、自転車乗りが喜びそうないろんな設備・サービスを揃え、まもなく全面オープンを控えます。

 

地下に駐輪場があるのでちょっと見てみたら、

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うおーッ!すごい綺麗!

 

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駐輪場の横にはバイクラックにクロスバイクが大量にかけられています。
全部、レンタサイクルです。これは本格的だ!

 

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用意されているのは、ジャイアント、ビアンキなど有名メーカーの自転車ばかり。この自転車なら、手ぶらできて霞ヶ浦一周遊びをするのも楽しそうですね。

 

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だれでも自由に使える(有料)シャワースペースまで完備。もう至れり尽くせり。

 土浦市ホンキを感じますね。

 

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改札前にあるのはオシャレなカフェスペース、「STATION LOBBY」です。床に引かれている青いラインは、なんと自転車を押して店内に入れますよ!のサイン。
どこまで自転車押しなんだ・・!?
でも、看板でラインを塞いではいけません。

 

お夕飯には、せっかくですのでご当地のラーメンを賞味したいと思いまして、駅近くにある「らーめん大葉」に行ってみました。

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千葉発祥の竹岡式というラーメンのお店らしいのですが、よくわからないのでニンニク入り味噌ラーメンを頼みました。

さすが、濃厚なスープにニンニクがガツン、とくるパワー満点の食べ応え。旅の疲れも癒されようというものです。

おいしゅうございました。

 

さて、たっぷり遊びましたので、明日に備えしっかり休息をとらなくてはなりません。

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目をつけていたスーパー銭湯土浦市外からちょっと離れていたため、今夜はマンガ喫茶で夜を明かすことにします。
マン喫で泊まるのははじめてなんですが、意外と快適で悪くはないなと思いました。
生来の貧乏性ゆえでしょうか、狭くて汚いところに縮こまるのって嫌いじゃないんですよね。

 

そんなわけで、霞ヶ浦一周ネタのつもりだったのですが、現地に着くまでで随分長くなってしまったので続きといたします。