自転車日記

自転車あそび、はじめました。

サイクルエキスポ2018 その2

サイクルエキスポ初日は強風のためミニサイクリングも中止、試乗コースも中止と波乱の幕開けとなってしまいました。
ヒマな私は失意に暮れる間もなく、リベンジすべく二日目もイベントに参加するのであります。

 

風もまだ前日の吹き反しが残るような不安定なお日柄ではありましたが、なんとか試乗コースも再開できているようです。
まずは初日に見かけて気になっていたバイクへ直行。

 

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650cホイールを装備したコンパクトなカーボンロードバイクボーマ フェントです。
650c!!というだけで私の目はキラキラ輝いてしまいます。
もう、パッと見た目だけで「ああ、これ絶対俺に合うわ。。。」という匂いがプンプンするたたずまい。

 

果たして乗ってみますと、やはりですね。もうこれしかありません。
ハンドル幅はもう少し狭くていいかとも思いましたが、前傾姿勢の度合い、踏み込んだときの反応、加速感、すばらしい出来栄えの一台です。

 

文句無く、今年の試乗車ナンバーワンに決定~~ッ!!

 

BOMAのブースに出会ったことでもう一つ収穫がありました。

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この「ウーラノス」ブランドのホイール、なんと完組で単体販売もしてるとのこと。
最近は次々と市場から姿を消す650c完組ホイール、まだまだ根強く売ってるところもあったんです!

でもどうせお高いんでしょ。。。と恐る恐るブースのスタッフに聞いてみましたところ、29,000円とまことにリーズナブル。おお、高すぎず安すぎず、ホビーユーザーの私の心の琴線を実に的確につま弾く価格設定ですこと!

 

一応、現物もチェックしておきましょう。

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ロゴマークはシール貼りですね。リムハイトは24mmくらいかな?
ニップルもスポークもごくごくノーマルなパーツ選定で、はやりのエアロシェイプ的なものはありません。

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ハブはエークラスのシールドベアリングだそうです。回転はいいですよ、とのこと。うん、よくわかりませんでした。

重量は前後で1880g。エントリークラスの完組みホイールとしては標準的なところでしょうか。


スタッフによると、もう採算度外視でつくったからコスパはかなりいいはず、とのことです。なんでも、BOMA FENTEをお店においてもらおうとしても「ホイールがないから扱いにくい」といって断られること頻りなため、自分たちで作っちゃったとか。

 

外見上あまりハッタリは効いてない感じではありますが、sono1標準のホイールよりは多少性能アップが見込めそうです。
何より、お手ごろ価格で650c完組ホイールを調達できる芽が出てきたのは朗報です。
いまのうちから、ちょっとずつお小遣いを節約して購入資金を準備してみましょうか。。。


なーんて夢膨らむ出会いにホクホクするのもつかの間、次の試乗車にうつります。

 

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FUJIのアルミロードバイクNAOMIです。乗り物にはやはり女の名前をつけるのがいいと思います。

ジャストサイズだっただったBOMA FENTEの直後に乗ったせいか、やはりハンドルが少し遠く感じます。マットな塗装にシンプルなグラフィックの落ち着いたデザインは町乗りにも合いそうなオシャレ感がただよいます。
ガシガシ漕いでスピードを求めるよりは、ゆったりのんびり走りたくなるようなバイクですね。


そして今サイクルエキスポでの準優勝者はこちら。

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メリダ スクルトゥーラ4000です。乗り心地、スピード感、操作性、文句なし。
メリダのバイクに乗るのは恐らく初めてですが、これはいいバイクです。こんなに良く進むのに、乗り心地は至ってマイルドで長距離走行も随分ラクになりそうです。

 

よし、買うぞ!

 

まだまだ乗ります。

コーダーブルーム/ネストのブースに戻って、こんどはエントリーモデルのクロスバイク、LIMIT2-Kに試乗。

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5万円以下の廉価帯ながら、車重は10kgを切るなかなか優秀な自転車です。やはりクロスバイクはガッチリ、どっしりした安定感で乗ってて安心感がありますね。

 

ふと気になって、前日にも試乗した上位モデルのオルタナにももう一度乗って比べてみました。

どちらも車重は9kg台、スペック的にも大差はないように見えるのですが、やはりフラットバーロードのオルタナの方が前に進む、という感覚ははっきり感じますね。
やはりジオメトリの違いが大きいのでしょうか。こうして同時に乗り比べて初めてわかる程度の違いではあるのですが、長距離を走ったりしているとそのわずかな違いが大きな意味を持ってくるのかもしれませんね。

 

最後に乗ったのはFUJIのラフィスタでした。

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ぶっといタイヤを装備した街乗り系クロスバイクですね。
ここまで10kgを切るような軽量なバイクばかり乗ってきたので、さすがに11.5kgのラフィスタは持ってみてもズッシリとしています。
フレームもぶっとくて溶接部もガッシリ、機敏さに関してはやや譲る感じがあるものの、やはり抜群の安定感でちょっとくらいの段差ならノーストレスで乗り越えられそう。


そんなふうにして、あらかた興味のあるところは乗りつくしてしまいましたので、会場めぐりに戻ることにします。

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サイスポの掘り出し物めぐりは本当に楽しいですね。

 

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ドイターのブースでは、自転車用バックパックとして人気の「RACEシリーズ」の型落ちモデルが驚きの半額で叩き売りされていました。
うわぁ、年末に別メーカーのバックパック買っちゃったばかりなんですよね。もうちょっと我慢すれば、ドイターのカッコいいのを安く手に入れられたのに。。。

まあ、掘り出し物あるあるですね。

 

さらに見て歩くと、私がつい先日購入したばかりのヘルメット、Karmor asma2もワゴンセールで40%オフで投売りされているのを見かけました。
さいわい、私は税込み40%オフで購入しておりますので、あやうく安値買い勝負には負けずに済みました。

 

いやはや、こういうイベントのセールは本当に侮れません。気になる小物を買うときは、直近のイベントを確認してからにしよう、というのは肝に銘じておきたいですね。

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サイクリング小物が充実の野口商会のブース。去年はここでiphone5用のスマホホルダーを買いましたね。ちょっとお試し気分で買える手を出しやすい面白グッズが今年もたくさんあって大盛況です。

 

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ホール中央のステージでは、元オリンピック代表のプロサイクリストにより、オンライン室内サイクリングマシーン「ZWIFT」のデモが開催されていました。

こんなものを部屋にいれて遊べるくらい、広いおうちに住んでみたいなぁという気はします。

 

試乗はしませんでしたが、マルイシのブースでランドナーの名車、エンペラーが展示されていたので記念にパチリ。

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細部までこだわった美しいつくり、まさに質実剛健の名車というのふさわしいたたずまいですね。こんなバイクに乗って日本一周してみたい。。

 

さて、さんざんサイスポも堪能しましたのでこれにて今年のお祭りはおわりです。

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スタンプラリーの賞品一覧は、すでに大当たりから小当たりまでほぼ全部品切れ状態になっていました。抽選はできるだけ早くに行くのが吉ですね。

 

帰りにはちょっと寄り道して温泉へ。

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自転車三昧の充実した楽しい二日間でした。また来年も楽しみにしましょう。

 

■本日の走行記録(二日間)
・走行距離   56.06km
・走行時間   3時間03分
・最高速度   38.0km/h
・平均速度   18.3km/h
・累積走行距離 5747.9km