夏開幕の狼煙は今年もまた足立であがる
今年も花火の夏がやってまいりました。
日差しの強い夏は昼間のサイクリングはほんとうにおっくうになるのですが、花火目的なら基本的に陽が傾きだしてからの走行になりますので、暑さ問題も多少は回避できます。
夏は花火X自転車こそ最強タッグなのであります!
さて、今年の栄えある夏花火第一弾は、やはり足立の花火からとなります。
去年よりも日程が前倒しになっていますね。
家の用事をもろもろ片付けないといけなかったため、出発はやや遅めの16時から。
例によって荒川河川敷をひたすら進みます。
岩淵水門を越えたあたりで、東京スカイツリーがみえてきました。
この日は南東の風がやや強く、荒川を下流に向けて進みますと向かい風になるものですから、普通に走るのも非常に難儀します。
まだまだ気温も高めとあって、体力の消耗がかなり激しいのを感じます。
距離にしてたったの30kmちょっとなので大丈夫だろ、と思ってたんですが、ちょっと帰りが不安になってきました。
ヒイコラヒイコラと1時間半ばかり苦労したあげく、ようやく打上場所に近い西新井橋までやってきました。
この日は南東の風ですので、打上場所の風上側、つまり荒川の北千住側の岸からみたほうがよく見えるはずです。
しかし到着時間がやや遅めだったのと、北千住側は人が混んでいて場所がとりにくいのではと思いまして、結局去年とおなじ西新井側の河川敷からながめることにしました。
というわけで橋を渡ります。
コンビニでおやつなどを買い込んだのち、自転車は所定の駐輪場に停めます。
首都高の高架下のスペースが駐輪場になっています。もう18時過ぎでしたがまだまだ停める余裕はあるようでした。
さあ、観覧場所に進みましょう。
場所はほぼ打上ポイントの真正面になります。風向きからして、もう少し東側に場所をとったほうがいいかな、とも思ったのですが、めんどくさくなったのでここで手を打つことにしました。
こちらもかなりの混雑ではありますが、独り身の身軽さもあって、わりと簡単に場所を取ることができました。
カメラの三脚をスタンバイして、いざ臨戦態勢に入ります。
さあ、宴が始まりましたぞ!
約1万2千発をほんの1時間のうちに打ち上げる密度の濃さが足立の花火の最大のウリです。
ひとつのプログラムが5分~10分と長く、終わったか?と思わせるとすぐにまた花火が打ちあがる切れ目のなさが素晴らしい。
やはりやや風下になってしまいましたが、風が強い分、煙はさっさと流れてしまうので鑑賞に支障はありません。
大迫力ですねぇ~!
さて、今年も大満足の花火大会で幸先もよろしいようです。すっかり堪能しましたのでとっとと家路につきましょう。
大挙してすすむママチャリ軍団をパスしたあとは、この真っ暗闇の河川敷をたったひとり寂しく進みます。
昼間の向かい風のサイクリングがよほど足に来たらしく、自転車はそのへんに打ち捨てて帰りたくなるほど、帰り道は非常に堪える旅となりました。
うーん、まだまだ体力が足りませんね。
■本日の走行記録
・走行距離 60.92km
・走行時間 3時間08分
・最高速度 38.9km/h
・平均速度 19.4km/h
・累積走行距離 4534.2km