春来たりなば~桂木観音、越生梅林の定番コース
春がやってまいりましたので、越生梅林にいかずんばあらずです。
この季節は、実に忙しいものです。
ただ単に梅林に行くだけではどうということはありませんので、去年訪問したときと同じ、大高取山の中腹を縫って桂木観音を拝む、プチ・ヒルクライムコースでいくことにしました。さて、去年と比べどれほど成長しているでしょうか・・・
スタートはやはり東毛呂駅から。
今回から、サイクルエキスポでゲットした新兵器のスマホホルダーも装着していきます。
去年の12月から、私は普段用のスマホはAndroid端末に変えてしまったのですが、チューナーやメトロノームなど、とりわけ音楽関連のアプリに関してはAppleのほうがはるかに充実、かつ使いやすいので、結局このiphone5は手放すことができずにいます。
さいわい、新しいAndroid端末にはテザリング機能があるので、白ロムiphoneでも地図データはばっちり受信可能です。バッテリーがヘタってるのであっというまに電源が落ちてしまうのが玉にキズですが。。
ともあれ、出発します。スマホのナビ機能のおかげで、方向音痴の私でも山のエントリーへスイスイ向かうことができます。これはいい!
あっという間に登山口に差し掛かりました。
おしゃれな橋がいくつも架かるなかなか素敵な親水公園になっているんですけど、いかんせん人気がなくていつもひっそりしています。
さあ、ここからは山登りですぞ!
100mほど上っては一休み、また上っては一休みと、遅々とした足並みはまるで成長の跡を感じさせません。まあ、しょうがないですかね。
スマホのナビのほうも使いやすくていいですね。山は一本道なんでナビとかいらないんですけど。
やはり一人で走ってるとどうしても不安になるので、こういうので道を示してくれるととても安心感があります。
やばいくらい息切れして、心臓止まっちゃうんじゃないかと怖くなってきたころ、なんとか観音前の展望台に到着しました。
せいぜい30分弱のたいしたことない登りなんですけどね、私にはやはりこの辺が限界かと。
なんか展望案内パネルが新しく設置されてました。天気のいい日には東京スカイツリーまで見えるんだそうです。
こうしてみると、ここより東側って本当にまっ平なんですねぇ。
桂木観音様にもおまいりしていきます。
展望台に戻ってしばらく休憩しておりますと、
地元の高校生らしき一団がママチャリを押して上がってきました。
10kgちょっとの軽量なフラットバーロードのsono1でヒイハアいいながら登ってきた私ですが、倍近い重量のママチャリでここまで上ってくる若者たちを見ると、やはり体力の差を感じずにはいられません。
それにしてもこの天気のいい日に、健全なあそびをするものですね。いいと思います。私はダメでしたが、立派な大人に、なってくださいね。
さあ、次の目的地の越生梅林に向かいましょう。
ここの下り道はけっこう急な上にカーブも多いので、あまりスピードに乗って飛ばすわけにもいかず、ブレーキをしっかり握りながら慎重に下ります。
梅林に到着しました。
今日は天気もいいですし、ちょうど梅も満開の時期を迎えているので絶好の観梅日和ですね。
奥のほうからは沢山の観光客のにぎわいも聞こえてきます。
見事な咲きっぷりがすばらしいですね。きっといい香りもするんでしょうが、ふもとに下りてきてからこのかた、ひどい鼻水とくしゃみに襲われてしまった私は、ろくすっぽ香りもかぐことができず無念でした。
園内にはミニSLも通ります。
モザイクしてますけど、乗客の楽しそうな笑顔と、運転士さんの真剣なまなざしが対照的でとても面白いです。小さくても本格的な蒸気機関なのです。
去年は天気も悪く寒々とした光景でしたが、今回は朗らかな陽射しに包まれて、たくさんの観光客が梅の花を楽しんでいます。
ミツバチもここを先途とばかりに蜜集めに精を出します。カメラを向けてもまるでお構いなしですね。
屋台村に向かいましょう。
ちょっと小腹が空いてきたので、なにか食べようかなと思ってたんですが、いまいちピンと来るものがなかったので、
結局、甘酒を買って梅の花の下でいただくことにしました。
これはこれでなかなか乙なものです。
さて、梅林見物はこれくらいにして、家路につきましょうか。
来た道を戻るのもつまらないので、坂戸駅まで約15kmほど足を伸ばすことにします。
まったく知らない道でしたが、ここでもスマホナビが大活躍です。
いやぁ、いちいち停まって道を確認しなくていいので、本当に便利ですよ、これは。
わざわざ坂戸へ何しに来たかというと、
温泉ですね。最近はサイクリングの際にはかならずタオルセットを持参するようにしています。
埼玉はあまり有名な温泉地はありませんが、地元民に親しまれる温泉施設は各所いたるところに結構あるんです。
ここ坂戸の「ふるさとの湯」は弱アルカリ性の天然温泉が自慢のお湯です。ヌルっとした肌触りがなんともいえず癒されます。
実際、なれない山登りのせいで全身疲労困憊になっていたので、
ついぷふぁぁー…ッッ!と長湯してしまいました。
たまりませんなぁ。
■本日の走行記録
・走行距離 26.65km
・走行時間 1時間28分
・最高速度 46.7km/h
・平均速度 18.0km/h
・累積走行距離 3575.2km