自転車日記

自転車あそび、はじめました。

サイクルモード その2~試乗車好感度No.1の栄冠はどの機種に?

つづき。

 

ここからはもうちょっとリアル路線の自転車にも乗ってみましょう。
サイクルモードでは、ジャイアントやジオス、ビアンキなどクロスバイクでおなじみのメーカーが軒並み出展を見合せているため、私の手の届く自転車はなかなか見当たらなかったのですが、

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ルイガノのコーナーでレディースロードバイクLGS-WTRに乗ってみました。
さすが小柄な女性向けモデルとあって、私にもサイズはぴったりです。
コンポーネントはTIAGRAをメインとしたエントリーモデルの1段上くらいの位置づけになるんでしょうかね。
サドルをあまり上げなかったせいもあるでしょうが、乗車姿勢もさほど前傾がキツくなく、楽にスイスイ進める感じは、やはりロードバイクっていいな、と思わせるに十分。
しかしドロップハンドルのブラケットポジションというのは、手の小さい私にはとにかくブレーキが握りづらくて、どうも慣れませんね。

 

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となりにクロスバイクティラールもあったのでついでに乗ってみました。

6万円前後と廉価クラスの自転車ですが、パーツはシマノで固めたなかなかの本格派バイクです。


ところが、乗ってみた瞬間その違和感には驚きました。
なんでしょうね、ダンボールの箱に乗っているようなモッサリ、ガバガバした感覚。おかしいなぁ、決して悪いバイクじゃないはずなんだが。。
たぶんロードバイクの直後に乗ったせいでしょう。同じ自転車とはいえ、これほどまでに違うのかと実感しました。
先日知り合いのシャッセに乗らせてもらったときは快適に感じましたし、ティラールも、ロードなんかと比べさえしなければ決して悪くはないと思うんですけどね。

 

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あちこちのブースを回りながら、さらに次の試乗車あさりに向かいます。

 

そして本日の試乗車中、栄えある一等賞はこちら!

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尾道の自転車メーカー、NAGI BIKESNCR650です。なんと小柄なライダーにうれしい650Cホイール、そしてホリゾンタル!という、私のsono1とそっくりなコンセプトのクロモリロードバイクです。

乗った瞬間、「あっ・・・キタコレ」と感じるフィット感!まあ、乗りなれたsono1と設計がよく似ているせいもあるのでしょうが、まさに自転車が身体の一部になるようなこの感覚は素晴らしい!
グレードも私のsono1よりはちょっと上とあって、各パーツの反応も上々。ううっ、これ欲しい。。。
基本スペックは劣るとはいえ、私のsono1をドロハン化したらどんな感じになるのか、かなり感覚がつかめました。
それを差し引いても、とてもいい自転車だと思いましたよ。

 

まだ乗るぞー!

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コーダーブルームのブースに戻って、アルミロードバイクFARNA700 Clarisを。今度はちゃんとジャストサイズのものを選びました。

 

乗車感は確かに悪くなかったのですが、とにかくブレーキレバーが重い!固い!なんだこりゃ!?とても引けなくて危うくフェンスにぶつかりそうになりました。
sono1をドロハン化した暁には、STIレバーはまずClarisを使うことになると思いますが、こんな握りにくいのでは疲れるだけでなく危険です。ドロハン化計画が頓挫の危機にさらされました。

ブースに戻ってスタッフにその旨伝えますと、やはり調整がおかしかったようで、本当はこんなに固いはずはない、とのことで一安心。しかし一抹の不安は残したのでありました。

 

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さらにブースを廻っていますと、エアロバイみたいな器具にまたがった一団が、音楽に合わせてヒィハァいいながら漕いでいます。ご苦労さまですね。


さて、今日最後の試乗車はこちら。

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電動アシストのBESV(べスビー)PSA1です。
未来の乗り物みたいな個性的なデザイン。サスペンションつきで乗りごこちもよさそう。またがってみると、意外と大柄な感じがします。ちょっと持ち上げるのは無理なくらい、かなりの重さもあります。
大きめの坂道が設えられた電動アシスト専用の試乗コースをくるくる廻ってみます。

こちらは、さきほど乗ったヤマハの電動アシストとは違って、アシストのかかり方がかなりワイルド、というか雑な感じ。ギョイン、ギョインとペダルを無理やり動かされている感じでヤマハのような後ろから優しく押してくれる感覚とはだいぶ違いましたね。
同じアシストといってもいろいろあるものです。


そんなこんなで、試乗台数は10台に及びました。来場は遅めでしたが、なかなかの戦績でしょう。

 

試供品のオイルやバッグなども色々ゲットしまして、担いできたリュックもパンパン。目的は十分に果たされたところで家路につくことにします。

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帰ってから用事もあったので、ささっと見て早めに帰ろうと思っていたのですが、すっかり遅くなってしまいました。


さて帰り道はもと来た道と同じ、357号線を東京方面へ上ります。
街灯は少なく道は真っ暗な上に大型のダンプがビュンビュンと脇をすり抜けていきます。昼間とはうって変わって、かなり怖い帰り道となりました。
自転車で帰る他のひとたちも、やはり車道は危ないのでほとんど歩道を走っていましたね。

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市川大橋を渡ります。行きでかなりズルをしましたので、とりあえず池袋までは自走で行きたいところです。

それにしても、以前サイクルエキスポで試乗したときにも思いましたが、どんな高級なバイク、高性能なパーツよりも、サイズがぴったり合っている、ということが自転車においては何よりも大切ですね。
当然慣れもあるわけですが、いろいろ乗り比べた後にsono1にまたがりますと、「あ、やっぱこれだよね」という安心感に満たされるのです。

チビッ子はいろいろ大変なんですよ。。。

 

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行徳方面から今井橋を渡ります。やっと東京に入りました!
ここから先は先日の東京夢舞いポタリングで走った道をなぞるようにして、池袋方面に向かいます。

 

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3時間近くかかって、ようやく池袋に到着。ここからは輪行ですので、とりあえず勝利の一杯を引っ掛けてから帰るとしましょうか。。。

 

■本日の走行記録

・走行距離   50.74km
・走行時間   2時間48分
・最高速度   37.7km/h
・平均速度   18.0km/h
・累積走行距離 3102.3km