自転車日記

自転車あそび、はじめました。

鴻巣花火大会~今年のラストを飾る4尺玉、まさかの・・・!?

花火好きの埼玉県民、そして自転車乗りときたら、鴻巣花火大会」に行かないというのは常識的にありえません。

10月9日の土曜日、午前中までかなり激しい雨も降る中、開催が非常に危ぶまれていましたが、実行委員会のFacebookページを見ると(公式ページは過負荷でダウン)、どうやら午後からは雨も止むとのことで、決行の報が入り、私は勇躍、愛機sono1を駆り出して現地に向かうのでありました。


とはいえ、翌日曜日にはさらにお楽しみのサイクリングイベントが待ち構えておりますので、当然無理はしません。

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出発は例によって東松山からとなります。なんだかんだここが私のサイクリング基地になりつつありますね。ええ、ひびきのせいですが。


東松山から打上場所の鴻巣までは約12kmの道のり。楽チンですね。
県道271号で東に向かいます。

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普段は閑散としたこの道も、やはり花火に向かう車で大渋滞のもよう。

 

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河川敷の駐車場はもういっぱいのようです。

 

そして走行約1時間、糠田橋から荒川を渡りますともう打上ポイントの中心地になります。

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到着は16時頃。心配された雨もすっかり上がり、会場設営の準備はちゃくちゃくと進んでいるようです。

 

私が鴻巣花火を見物するのは去年に続き2回目となります。
前回は打上場所から少し離れた、御成橋の近くから見物しましたが、今回はまさに打上スポットのドまん前に到達することに成功したようです。鴻巣駅から歩いてくるとなかなかここまでは来れないんですよね。
これは弥が上にも期待が盛り上がりますぞ!


さて自転車をどこに停めようか、と迷っていたら、地元民らしきおっちゃんが親切に教えてくれました。

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荒川土手の観覧ポイントからすぐ近くの、聖泉寺の境内を利用した臨時駐輪場です。
どうも穴場らしく、利用者もさほど多くない上に簡易トイレまであるという非常に便利な場所を確保できました。ラッキー!

 

観覧席となる土手はすでに大勢の観客でかなり埋まっています。さすがは全国最大級クラスの花火大会、人気ですねぇ。

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土手の上は席を確保できなかったので、止むをえず斜面にベタ座りして場所をとることにしました。
ちょっとお尻が痛いですけど、打上場所は真ん前で、視界遮るものの一切ない好ポジションを確保しました。

 

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花火が始まるまで、周辺の屋台を散歩。10月に入ってですっかり秋の風が吹く今日この頃ですが、この賑わいをみるとまだまだ夏はおわっちゃねぇッッ!て気がしますね。終わってますけど。

 

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お腹が空いてきたので、屋台で富士宮焼きそばを。
写真だと全然おいしそうにみえませんが、目玉焼きが乗ってとってもおいしゅうございましたよ。

さあ、正真正銘、今年最後の花火大会のスタートです。

 

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雨の心配はまったくなくなりましたが、そのかわり風が非常に穏やかで、しかもとった席はやや風下にあたってしまったため、煙でせっかくの花火が少し見えにくくなってしまったのが残念です。

 

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それでもやはり全国クラスの花火大会、質量とも素晴らしいプログラムが続きます。
一発一発にスポンサーの紹介とコメントが付くため、打上の間隔でいちいち待たされるのは仕方のないところですが。。。

 

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打上の途中でも、屋台は元気に営業中です。
もう一皿、何か食べたくなってくる欲望を懸命に抑えます。

 

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そして鴻巣花火といえばこれを見なければ意味がありません。
怒涛の尺玉300連発プラス、ギネス認定の世界最大の4尺玉による大鳳乱舞」です。

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去年初めてみたときに、あまりの凄さに声を失ったこのプログラム。
今年もやはり大迫力で魅せてくれます。

 

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ちょっと煙で曇ってしまうのがやはり残念でしたが。。

 

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これぞギネスの4尺玉!!わが身を貫く轟音!。。。はその通りなのですが、前回見たときよりも少し距離が遠かったのでしょうか、期待したほど凄くなかった。。。おかしいなぁ!?

 

4尺玉は「大鳳乱舞」の中で2発打ち上げられます。一発目はまあまあでしたが、これは2発目に期待を持たせる演出でしょう。

次こそ、この大会を締めくくる文字通りオオトリの2発目!来いっ!!

 

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!?

地表近くで炸裂、まさかの失敗弾となってしまいました。
なんということだぁぁあ。。。。ッッ!!

 

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この4尺玉の失敗はニュースにもなったようで。


直径800メートルもの爆風を巻き起こす大花火が地表で炸裂してしまっては、こりゃ怪我人必至だな、とちょっと心配だったんですけど、とりあえず無事だったようで一安心。
とはいえ残念な幕切れとなってしまいました。

 

 

今回はメイン会場すぐ後ろの土手から観戦しまして、たしかに打上場所からは近くて楽しかったのですが、風向きやラストの大鳳乱舞の見易さからすると、前回場所をとった御成橋近辺のほうが快適に見れた可能性は高いですね。

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近ければいいというものでもないのが、花火観戦の奥が深く面白いところです。

この辺は次回に向けてのの教訓といたしましょう。


ともあれ、この鴻巣花火をもって、今年の花火は全ておわり。結局、年間ふたケタを達成することができて大満足でした。また来年の夏が楽しみですね。

 

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■本日の走行記録

・走行距離   25.64km
・走行時間   1時間40分
・最高速度   41.1km/h
・平均速度   15.3km/h
・累積走行距離 2863.3km