スローパンクの原因が判明~犯人は、お前だッ!
8月27日の土曜日。
なんだかんだいって、もう八月も終わりなんですね。
別に夏休みをとってたわけではありませんが、8月の末というのはいつもそこはかとない寂しげな、悲しげな喪失感を禁じ得ません。
しかもこの日は迷走台風10号の影響か、昼間から雨模様。
楽しみにしていた川越花火大会も延期になってしまい、テンションがダダ下がりとなった私は家でゴロゴロしておりました。
することもなくヒマでしたので、自転車イジりでもして遊ぼうか、と思って我がsono1のタイヤをふと見てみますと。
なんかおかしい。。。。
ちょうどバルブ部分にあたるタイヤのビードがはみ出て、ギザギザの模様が見えています。
ただしくハマっている部分はこのとおり。
どうもバルブ裏の部分は、タイヤが上手くハマっていないようなのです。
もしや、先日来の連続パンクの原因はここではないか!?と私はピーンときました。
タイヤの空気を抜いてチェックしてみますと、やはりこのとおり。
タイヤの下にチューブが入り込んでおり、リムとタイヤビードの間にチューブが挟まってつぶれている状態でした。
イメージ図ではこのようになります。
つまり、私が遭遇したバルブ裏のスローパンクは、このようにビードがうまくハマっていなかったために、リムとの間に挟まれたチューブに異常な圧力がかかり、裂けてしまったものであることが原因と判明しました。
やはり、私のいいかげなんな組み付けが原因であったのです。KENDA君は悪くありません。もちろんパナレーサーさんも全くの無辜であります。
「パンク修理なんて簡単簡単」とナメくさっていい加減な仕事をしていた報いを受けていたのですね。
とはいえ、実はこのバルブ裏部分がうまくハマらないのは、前から気にはなっていたところです。
どう押し込んでもどうしても入らないので、「まあいいや」と放置していたのです。
しかしこのたび試行錯誤の結果、解決策を発見いたしました。
いったんバルブを奥まで押し込んでから、ビードをハメればいいんですね。
いままではむしろバルブをグイグイ引っ張って、なんとかビードをその下に押し込めようと頑張っていたのですが、まったく逆の発想でした。
これも経験豊富なサイクリスト諸氏からすれば、「何を当たり前のことを…」と呆れられるに違いありません。誠にお恥ずかしい限りです。
ともかく、バルブを押し込んでからビードをパコッと嵌めることで、綺麗に組み付けすることができました。
ビシッとハマって、これでもうチューブに余計な負担がかかる心配はありません。
私の雑な仕事のせいでチューブ2本をダメにしてしまいましたが、原因がわかればもう安心です。間抜けな話ではありますが、これも経験値、と前向きにとらえることとしましょう。
かくして私はパンク地獄の桎梏から脱するを得たのであります。
めでたしめでたし。