ブレーキトラブル!? あやうく大恥をかくとこだった話
街中サイクリング遊びをしていたある日のこと。
コンビニでちょっと一休みして、さあ次の目的地へ、と自転車にまたがった途端、「えっ!?」となりました。
右ブレーキのレバーが突然スカスカになり、目一杯握らないと全くブレーキが効かない状態になっていたのです。
突然のことにパニック状態になった私は、「ああ、これが初期伸びってやつか?そういえばそろそろ初期調整の時期だったかも…」とか、「もしかしてワイヤーがどっか大事なところから外れちゃったのか?」とか「調子に乗って変な乗り方してたからぶっ壊れちゃったのか」などと悶々と思い悩みました。
直すにしてもレンチ一本持ち合わせていなかったので、仕方なく2kmほど先にある自転車屋まで乗って行って、診てもらうことにしました。
辺りは夜の帳が降りはじめ、暗い道をゆっくりキコキコ進んでいると、さらに不安と自責の念が募ってきます。ああ、買ったばかりの自転車なのに…!!
しかしそれにしてもおかしい。ワイヤーが伸びるにしてもこんなに突然ビョーンとなるものだろうか?
一応握ればブレーキもかかるので切れているわけではなさそう。これは一体どういう現象だ?
そう思った私は、自転車屋まであと500mのところでもう一度ブレーキまわりをよく調べてみました。
…すると、なんのことはない、ブレーキのクイックリリースが開いているのに気がつきました。パニクらずに落ち着いて見ればすぐわかることでした。
そして、クイッ、とノブを回してやるだけで、晴れてブレーキ復活、元どおりの快速マシーンに戻ったのです。
すんでのところで自転車屋で恥をかくのをまぬがれました。
おそらく、コンビニに自転車を止める時、クイックのノブが何かに当たって動いてしまったのでしょうね。こんなに簡単に外れるものとは思いませんでした。
ブレーキのクイックを外したらどうなるんだろう…と興味はあったのですが、下手に弄って変なふうになっちゃったら困るな、と思って触れずにおりましたが、ひょんなことでクイックリリース機能を体験することができました。
初心者ゆえの実に初歩的なドジでしたが、まだまだ色々勉強しなきゃいけないことはたくさんあるなぁと実感したわけです。
あと、携帯工具はやはり持ち歩いた方がいいですね。
早く買わないと!