さよなら、etto~新ヘルメット、Karmor asma2を導入!
自転車生活を始めて以来、2年半に亘って私の小さな脳みそを守り続けてくれたヘルメットのetto ZERO君が、ついに最期の刻を迎えました。
後頭部から締め上げてフィッティングさせるダイヤル部分がバカになり、きちんとロックできなくなってしまったのです。
フィット感も良かったし、マットブラックのぽってりしたシンプルなデザインでとても気に入っていたんですがねぇ。。
しかしよくよく見ると内部のパット部分ももうボロボロですし、やはりこれは寿命というほかありませんね。
こいつが役に立つときが来なくて本当によかったです。さよなら、etto君。
さて、ノーヘルで自転車遊びをするわけにもいきませんので、新しいヘルメット探しの旅に出かけます。
ettoブランドは国内ではもうほとんど取り扱いがないようなので、同じものを調達するのは無理そうです。
いろいろお店を廻って、手当たり次第に試着してみた中から、ついにコレッ!!というのを見つけました。
Karmor asma2ヘルメットです。XSサイズがまるでおあつらえ向きのようにぴったりハマりました。しかしこれ、子供用サイズなんですよね。どんだけ頭小さいんだろう、私ときたら。
定価1万円なんですが、たまたまAmazonで40%OFF!!で出ていたのを見つけてあわててポチしました。
前後左右の張り出し部分がキュッとシェイプされたシルエットで、顔のラインともぴったり寄り添うようになっており、被ったときの見た目も非常にすっきりしています。なかなかカッコいいんじゃないでしょうか。
夏には羽虫がブンブン飛び交う河川敷を走ったりしますので、前面の虫除けネットは個人的に必須装備です。
重量は実測で225gと、ハイグレード品にも迫る軽量です。
ところでKarmorはどうも新興ブランドらしく、どういう素性なのかよくわからなかったんですけど、
韓国のメーカーのようですね。シマノの販社が輸入販売を行っているようです。モノ自体はmade in chainaでした。
さて、早速新ヘルメットを被って外を走ってみましたところ。
冬の冷たい風がヘルメットの中をスースー抜けていくのがわかるくらい、風通しがよくできています。軽いし頭全体でホールドしてくれる感じなので、ふと頭に被っているのを忘れてしまうくらいの心地よさです。
これで6,000円とは、いい買い物をしました。
初100km達成!そしてまさかの・・・ッ!?
加須サイクリングラリーを通じて、ついに走行距離ははじめての100kmに到達しました。
アップダウンもほとんどなし、特にスピードを出していたわけではないとはいえ、強い風の吹く寒い日にこれはなかなか快挙といえるでしょう。
さて、サイクリングラリーを無事完走しましたので、お楽しみのご褒美ゲットと参りましょう。
サイクリングラリーのパンフレットには、応募用紙がついています。
本来は現地の窓口などで撮った写真を見せてエントリーするのですが、利根川に至った時点で締め切りの17時を廻ってしまい、現地での応募は断念。郵送でエントリーすることにします。
抽選に当たると、加須市内で使える商品券などが当たるそうです。
撮った写真をうまいことならべて、証拠物件を作成いたします。
よし、こんな感じでよかろ。
ひぃ、ふう、みぃ、。。。。
あれッッ!?
一個たりない~~ッ!?
何度数えても、写真を撮ったチェックポイントは9個しかありません。ラリーのチェックポイントは10個のはずです。
おかしい!おかしいぞ!
パンフレットに戻って何が足りないのか確認してみましところ、
チェックポイントNo.4、加須未来館をチェックし忘れていたことが判明しました。
せっかく苦労してまわったのに、何という大失態。まさに画竜点睛を欠くとはこのことです。
ラリーを完走したつもりでホクホク、ルンルン気分だった私は一転、自分のマヌケさ加減に落ち込むのでありました。
ともあれ、いちおうエントリーはチェックポイントを5個以上廻れば応募資格が与えられることになっています。
一個だけ足りない中途半端な応募用紙を添えて、加須市の窓口へポストしました。
また次回、パーフェクト目指して再チャレンジしなくてはならなくなりましたね。
正直、しんどい。。。
加須サイクリングラリーその3 ~最果ての地にて、さらに眼前に広がる大地を知る
利根川にかかる埼玉大橋を渡ります。
大橋、といいうわりに歩道は酷く貧弱で、車道との境界にポールが立っているだけなので対向者とのすれ違いも困難です。
大型トラックなどがビュンビュンと通り過ぎて行きますので、ぶるると震え上がりながら通過します。
まだ明るいうちはいいですけど、暗くなってからこの橋をまた戻るの、嫌だなぁ…
橋の上から利根川を眺めます。この圧倒的なスケール感、なんだか別の惑星に来てしまったような気がします。
8. 三県境
向かったのは、東武線柳生駅の近くにある三県境というスポット。
埼玉、栃木、群馬の三県の境界が一点で交わるというところで、平地でこのような地点は全国でも珍しいそうです。
このラリーを始めたときから、せめてここまでは来てみたいと思っていました。
行ってみると、なーんにもない枯れた畑のど真ん中にポツリと看板が立っているだけの、想像以上に地味なスポットです。
およそ外連味というものが感じられませんけど、単なる行政区画の結果ですし、これはこれでリアルな情景か、という気もします。
三県境の交差点には立派な標識が埋め込まれています。まあ、なかなか面白いものを見れました。
7. 道の駅 きたかわべ
さあ、次がようやくこのラリー最後のスポットです。
陽はまさに沈まんとしているところですが、なんとか持ちこたえてくれました。
やはり道の駅にはインスタ映えな風景はみあたらず、胸像とともに写真に収めておきました。
川の向こうは渡良瀬用水池です。木々に阻まれてよく見えませんが、なんとか明るいうちに到達できて良かったです。
遥か北東に見ゆるは筑波山でしょうか。
南方を望むと夕日をバックに富士山の黒い影が浮び上がります。
ともあれ、これでついに加須サイクリングラリー、完走です!
やったぁ~~ッッ!
ルートはほぼ真っ平らな平地のみであはありましたが、距離にして約50キロメートル、なかなかの手応えがありました。
通ったルートをトレースするとこんな感じ。
これで概ね、加須市はマスターしたと言っていいでしょう。
さあ、こっからはまた30キロ離れた鴻巣駅まで戻ります。
風はだいぶ治まりましたが、気温はどんどん低くなり、鼻水が頬を伝って空中に霧散していくのを感じながら、とにかく家路を急ぎます。
加須駅についたところで、疲れたのとナビ用のスマホの電池が心許なくなってきましたので、小休止することにします。
お腹も空いてきましたし、マックでもないかなぁと思って探しましたが、ここ加須の地ではハンバーガーなどという文明はまだ伝来していないようてす。
#ところで、サイクリングで疲れたときに無性にマックが食いたくなる感、一体なんでしょうね!?
というわけで加須駅の駅ビル内で一休み。
ご当地自慢!?の加須あんぱん、100円なり。ごく普通のアンパンに加の焼印を押しただけ、といえばそうですけど、こんがり焼けたおこげがなかなかに香ばしく、優しい餡のお味は疲れた体へのエネルギー補給にぴったりですね。
携帯もお腹もチャージ完了したところで再び出発します。加須駅からさらに15キロほど南下し、スタート地点の鴻巣駅に到着したのはもう21時近い頃でした。
ふうッ。。。
地味ながらも面白いスポットをたくさん見れた上に、サイクリングの手応えもなかなかで、予想以上に楽しめた一日でした。
■本日の走行記録
・走行距離 101.05km
・走行時間 5時間46分
・最高速度 38.6km/h
・平均速度 17.5km/h
・累積走行距離 5691.6km
加須サイクリングラリーその2 ~北風に抗う苦難の道、その先には
次はさらに東に向かいます。
10箇所の観光スポットを回ることで、ほぼ加須市全域をカバーできちゃうわけですが、なんとも人遣いの荒いイベントですこと。
2. 加須はなさき水上公園
はなさき水上公園は、加須市の東の外れにある公園で、夏にはプールも開いて人気の施設です。
と、ポイントに向かう途中に気になるスポットを見つけたのでちょっと寄り道。
去年の甲子園優勝校、花咲徳栄高校です。
こんなド田舎静かな場所にあったんですねえ。この学び舎から文武両道の立派な若者たちが巣立って行くのかと思うとなんだか胸が熱くなりますね。
加須はなさき公園に到着します。証拠写真はしっかり収めないといけません。
夏場はきっと大勢の家族連れで賑わうのでしょうが、冬場はプールを鮎釣り場として、たくさんの太公望達が釣果を競って静かなバトルを繰り広げておりました。
10. カスリーン公園
次は北上して利根川に向かいます。
戦後間もない昭和22年に関東を襲った雨台風、その大洪水被害の発端となった堤防決壊の場所です。
荒川の堤防はしょっちゅう登りますが、それとは比べ物にならぬほどの巨大な土堤を登るにつけ、災害当時の人々に残した心の傷が如何に深かったかと想いを馳せるわけであります。
登った先にはモニュメントが設置されています。
9. 道の駅おおとね
さあ、ついに利根川までやってきました。
ここからは堤防上の舗装路をひたすら北西に進むのですが、とにかく向かい風が強い!!
終始やむことなく冷たい風が正面からビュウビュウと吹きつけ、前に進むのも困難を極める状況を3kmほど耐え忍びます。
陽も西に傾き始め、先を急ぎたいのに一向に前に進まぬ状況は、肉体的にも精神的にもダメージが大きいです。
道の駅に着きました。営業はしているようですが、人も少なく寂しげでこれといった撮影ポイントも見当たらなかったため、どこの御方か存じ上げぬ銅像の前で証拠写真を収めるにとどめました。
さて、この時点でもう17時ちょっと前です。影は長く伸び、太陽が沈むまであと5センチ、という感じでした。
うーんこれは日没タイムアップかな、諦めて帰ろうかな、と思いました。
しかしこんな最果ての地まで自転車で来るなんて、もしかしたら二度とないかもしれません。今行かなくてじゃあいつ行くの?と私の中の勇者が萎えかけた心を奮い立たせる声を聞きました。
よし、暗くなってもいいからとにかく全部回ってみよう!
私は消えかけた心の炎に再び薪をくべ、力強くペダルを踏み出すのでありました。
また長いから続く。
加須市を攻略せよ! ~かぞ観光サイクリングラリーやってみた・その1
埼玉県加須市で開催されている、「かぞ観光サイクリングラリー」というイベントに参加してきました。
イベント、とは言っても参加者が集まってワイワイするわけでもなく、12月から2月の期間中、好きなときに来て勝手に回って下さいというもので、ようはどこの街にもある観光スポットめぐりなわけですが、一応訪れたポイントを写真に撮って応募すると、抽選でちょっとしたご褒美がもらえるという仕組みになっています。
お祭り感は一切ないのですが、サイクリングネタに飢えている私としては却って好都合かもしれません。
そんなわけで三連休の最終日、愛機sono1を駆り出して現地に向かいます。
加須市は埼玉県の北の外れにある街です。現地まで自転車で行くにはちょっと距離があるし、電車で行くにもイマイチ便の悪いエリアにあります。
そこで、今回のサイクリングは鴻巣駅を出発点とすることにしました。
ここからなら加須市までおよそ10kmちょっとですから、市内を巡る体力も十分温存できると踏んだわけですね。
さあ早速ラリー開始、といきたいところですが、スタート時点ですでにお昼時。まずは腹ごしらえをしてからということになりました。
埼玉県は日本有数のうどん県、なかでも加須市は手打ちうどんにさまざまな趣向を凝らしたツユや具材を合わせる加須うどんがなんと言ってもイチオシです。これは食せずんばあらずでしょう!
岡安製麺所です。
手打ち麺の直売をメインとしつつ、裏手に構えたお店で当店自慢のうどんも楽しめる地元民に人気のお店です。
こちらが食事処の「めんこや岡安」です。店内20席ほどの小さなお店です。
事前リサーチによると、冬期限定のスープカレーうどんが店主オススメとあったので所望してみましたが、残念ながら売り切れ。
仕方ないので肉うどんをオーダーしました。
出てきたのはこちら。埼玉のうどんといえば「元祖 田舎っぺ」のようにアゴが疲れるほど強いコシの麺ばかり食べてきましたが、こちらのおうどんはしっとりと煮込んだ普通の歯ごたえ。
なんの変哲もない肉うどんではありますが、トュルットュルののどごしの麺にジューシーな豚肉、優しくて味わい深いおつゆの取り合わせが絶妙な逸品でございました。
むむ…加須うどん、侮れぬぞ!
危うく何をしにきたのか忘れるところでした。ようやくラリー開始です。
このラリーでは、市内に点在する10箇所のポイントを巡ることになっています。
効率よく回れるよう、あらかじめ順序を決めておきました。
6. 騎西城
岡安製麺所のすぐ近くにあるここが最初のチェックポイントです。
江戸初期までこの地にあったというお城で、往時は行田の忍城のように沼地に浮かぶお城だったようですが、いまはその遺構はほとんど残っていません。
サイクリングラリーのルールで、自転車と一緒にポイントの写真を取ることになっています。
鉄筋コンクリートの模擬天守が建っていますが、騎西城にはもともと天守はなかったそうです。
5. 玉敷神社
騎西城から10分ほど走った先が次のチェックポイント、玉敷神社です。
立派な参道を備えた、奈良時代の創建という由緒あるお社です。
本殿は生憎改修工事中でしたが、茅葺きの重厚な佇まいの神楽殿を見ることができました。
3. むさしの村
どんどんいきましょう。
玉敷神社から5kmほど西に進んだ先にある遊園地、むさしの村です。
絶叫マシーンなどない、子供向けのこぢんまりとした遊園地ですが、冷たい風が吹きすさぶ寒い日にもかかわらず意外と多くの家族連れが楽しんでいるのが垣間見えます。
子供たちとお母さんの笑い声が響く場所は、素敵な場所であるに違いないのです。
4. 不動ヶ岡不動尊 總願寺
次は東に進路を取ります。この日は強い北西の風が吹いていて、西に向かうのは非常に難儀したのですが、東向きとなればルンルンでかっ飛ばせます。
関東三大不動に数えられる、總願寺です。節分の際には豆まきの行事で大変な賑わいになるそうですが、この日は参拝客も少なくひっそりと静かな様子。
渋いつくりの本堂とは裏腹に、金泥を塗られたキンピカの山門が衝撃的でしたね。
長いので続く。
プチ・アースデイライド ~ローディの狼たちの群れに迷い込んだストレイシープsono1、いかにしてその難を乗り越えたか
■本日の走行記録
・走行距離 31.41km
・走行時間 1時間58分
・最高速度 36.8km/h
・平均速度 15.9km/h
・累積走行距離 5590.4km
ミノウラ・スマートフォンホルダー
2月のサイクルエキスポで買ったスマホホルダーのアタッチメント部分が破損しました。
この2週間前くらいからやけにグラグラするなぁ、と思ってたんですが、あるときポッキリといってしまいました。
この部分は壊れそうだなぁと予想はしていましたが、実働およそ6ヶ月、ずいぶんあっさりと逝ってしまったものです。まあ、500円で買ったものですからさすがにダメージは大したことはありません。
いちおう、そこそこ気に入って使っていましたので、補修部品はないかと探してみましたところ、メーカー直販サイトにはあるようです。
しかし送料も含めるとそこそこの費用がかかってしまいます。なんだかバカらしくなってきました。
とはいえ方向音痴の私はスマホナビがないとろくすっぽサイクリングもできなくなってしまいます。ここはいっそ、思い切っていいのを新調することといたしましょう。
というわけで、買ってきたのがこちら。
ミノウラ スマートフォンホルダー iH-220-Sです。
正真正銘、我が国が誇るMade in Japanです。やはりこうでなくっちゃね。
さっそく、開封の儀を執り行いましょう。
安っぽかった先代スマホホルダーと違って、こちらはゴツい付属品がいろいろついていて期待も高まります。ご丁寧なことに、取り付け用のアーレンキー2本まで付属しています。
ナビ用に使っている、ご隠居のiPhone5に装着してみました。
いい感じですね。
私は輪行でしょっちゅうスマホを外す必要があるため、クランプ式で脱着可能なタイプを選びました。
sono1に取り付けてみます。
しばらく走ってみましたが、ホルダーはスマホをガッチリホールドしてびくともしません。スマホの取り出しはワンタッチでラクラク、クランプの付け外しもササッとできて問題ありません。
落下防止用のシリコンのバンドをかけていますが、どうにも外れ落ちそうな感じはまったくしないので、ほどなくして取り除いてしまいました。
さすがは信頼のブランド、ミノウラのスマホホルダーと言えるしっかりしたつくりで満足です。これはいい!
しかし問題はスマホの方なんですよね。
バッテリーはヘバってしまってあっというまに電池切れしてしまう上に、タッチスクリーン部分も接触不良か何かで誤作動を頻繁に起こすようになってしまいました。
うーん、調子のいい時はすごく便利に使えていいんですけどねぇ…
ともかく、これでしばらくは我慢しつつ運用してみることといたしました。