プチ・アースデイライド ~ローディの狼たちの群れに迷い込んだストレイシープsono1、いかにしてその難を乗り越えたか
■本日の走行記録
・走行距離 31.41km
・走行時間 1時間58分
・最高速度 36.8km/h
・平均速度 15.9km/h
・累積走行距離 5590.4km
ミノウラ・スマートフォンホルダー
2月のサイクルエキスポで買ったスマホホルダーのアタッチメント部分が破損しました。
この2週間前くらいからやけにグラグラするなぁ、と思ってたんですが、あるときポッキリといってしまいました。
この部分は壊れそうだなぁと予想はしていましたが、実働およそ6ヶ月、ずいぶんあっさりと逝ってしまったものです。まあ、500円で買ったものですからさすがにダメージは大したことはありません。
いちおう、そこそこ気に入って使っていましたので、補修部品はないかと探してみましたところ、メーカー直販サイトにはあるようです。
しかし送料も含めるとそこそこの費用がかかってしまいます。なんだかバカらしくなってきました。
とはいえ方向音痴の私はスマホナビがないとろくすっぽサイクリングもできなくなってしまいます。ここはいっそ、思い切っていいのを新調することといたしましょう。
というわけで、買ってきたのがこちら。
ミノウラ スマートフォンホルダー iH-220-Sです。
正真正銘、我が国が誇るMade in Japanです。やはりこうでなくっちゃね。
さっそく、開封の儀を執り行いましょう。
安っぽかった先代スマホホルダーと違って、こちらはゴツい付属品がいろいろついていて期待も高まります。ご丁寧なことに、取り付け用のアーレンキー2本まで付属しています。
ナビ用に使っている、ご隠居のiPhone5に装着してみました。
いい感じですね。
私は輪行でしょっちゅうスマホを外す必要があるため、クランプ式で脱着可能なタイプを選びました。
sono1に取り付けてみます。
しばらく走ってみましたが、ホルダーはスマホをガッチリホールドしてびくともしません。スマホの取り出しはワンタッチでラクラク、クランプの付け外しもササッとできて問題ありません。
落下防止用のシリコンのバンドをかけていますが、どうにも外れ落ちそうな感じはまったくしないので、ほどなくして取り除いてしまいました。
さすがは信頼のブランド、ミノウラのスマホホルダーと言えるしっかりしたつくりで満足です。これはいい!
しかし問題はスマホの方なんですよね。
バッテリーはヘバってしまってあっというまに電池切れしてしまう上に、タッチスクリーン部分も接触不良か何かで誤作動を頻繁に起こすようになってしまいました。
うーん、調子のいい時はすごく便利に使えていいんですけどねぇ…
ともかく、これでしばらくは我慢しつつ運用してみることといたしました。
クローザープラス、逝く
新しいタイヤに履き替えて、ルンルン気分でいつものサイクリング遊びをしていたある日。
夜道を進みながらちょっと歩道に入ったところで、
ガツンッッ!!
と、前輪に嫌ぁな衝撃を感じました。
暗くてよくわかりませんでしたが、どうも段差かなにかに思いっきり突っ込んでしまったようです。
衝撃の固さから、ああ、これは尋常じゃないな。。やばいかも。。と思いつつそのまま100メートルほど走ったところで、
バシューーーッッ!
とあえなく前輪から全ての空気が放出される音を確認しました。
やはり、アウトでした。
スピードはあまり出していませんでしたが、全くの無警戒で段差に突っ込んでしまったため、強い衝撃でリム打ちパンクをしてしまったのでしょう。
空気圧は規定値の下限とはいえ、出かける前にしっかり7気圧までは確認していましたが、やはり細いタイヤですとそのへんはもっとシビアになってくるのかもしれません。
さて、この日は輪行で帰宅する予定でしたが、乗車予定の駅まではまだ10kmほどあります。
仕方ないので、近くのコンビニに寄って手早くチューブを交換。
このへんの手際はさすがに何度もタイヤ交換してきたおかげで、かなり手馴れてきましたね。
暗くてよくわかりませんでしたが、チューブだけでなく、どうやらタイヤの方にも損傷の跡が見られたので、空気圧は低めにしておっかなびっくり、残りの10kmを何とか走破し無事帰宅しました。
さて、帰宅してからあらためてタイヤの様子をチェックしますと。
ああ。。なんということでしょう!
やはりタイヤがリムとぶつかった部分が裂けてしまい、中のチューブが今にも弾けんばかりに膨らんできています。
このままにしておくとバーストして中のチューブまでダメにしてしまいそうです。
タイヤを外して裏返してみますと、やはり大きな穴がほとんど貫通せんばかりに開いて、衝撃の強さを物語っています。
タイヤのトレッド(接地面)であれば、ケーシングによる補強が入っているのでちょっと穴が開いた程度ならそのまま乗り続けることも可能ですが、残念ながらこのタイヤはサイド部分が弱点で、こうなってしまうともう乗り続けることも、修復することも困難でしょう。
とても性能が気に入っていたクローザープラスですが、涙を呑んでサヨナラを告げることといたしました。
せっかくかったばかりのニュータイヤ、自分の不注意でわずか100kmも走らぬうちに鬼籍に入ることとなってしまうとは。。。ああ、なんてことだ。。
さてチューブのほうも取り出してチェック。
やはり該当箇所には大きな穴が開いています。
こちらも真新しいチューブですが、直せば問題なさそうなのでパッチを当てて予備チューブに回しておくことにしました。
どうも私は、チューブやタイヤをいじったり新しくするたびにまずダメにする、という傾向があるようですね。困った癖です。
さて、新品タイヤを失ってしまったショックもまだ癒えませんが、また次のサイクリング計画が迫ってきておりますので、気を取り直して再度タイヤを交換しなおすことにします。
今回新しく買ってきたのは、クローザープラスではなく、同じくパナレーサーのエリートプラスです。
こっちのほうがちょっとだけ安かったのと、ずぼらな私にはクローザープラスよりちょっとだけタフそうなこっちのほうが合うかな、と思って買ってきました。
重量は240gと、クローザーよりは40gアップとなってしまいましたが、これで少しでも長持ちしてくれるなら。。。
無事、前輪にエリートプラスを装着して、sono1は復活いたしました。
ロゴ部分とバルブ部分をあわせるのがセオリーなんですが、酔っ払って作業したせいで適当な位置に嵌めてしまいました。
ああ、本当にいいかげんですね私という人間は。
ともかく、前エリⅹ後クロのちゃんぽん状態での走行性能はいかほどでしょうか。
うーん。なんとなく、ですがクローザーのしなやかさというか走りの滑らかさは若干失われてしまったような気がします。
エリートプラスは耐パンクベルトは装備していませんが、そのかわりトレッド部分を肉厚にすることで耐磨耗性・耐久性を高めているという触れ込みです。
やはりしっとりしたトレッドをもつクローザーとは乗り心地面で一歩譲るのかもしれませんね。
走行性能自体は、さほど不満を感じません。実際のところ大差はなさそうです。まあ、リム打ちなどという恥ずべきパンクをしてしまうヘボの私にはこれくらいで十分でしょう。
クローザーをはいていたときは規定の空気圧下限の7気圧にしていましたが、今回の経験を踏まえ、やや高めの8気圧まで入れて運用することにしました。
それにしても、高価なタイヤを早々におシャカにしてしまうとは、お財布が寒いこの時期に、本当に痛いダメージとなりました。当分はこの悔しさに苛まれるに違いありません。
これからは一層、気をつけて自転車遊びすることといたしましょう。
クローザープラス、その実力とは
それではニュータイヤ、クローザープラスを装着してみましょう。
苦労して手に入れたリムテープです。ほら、ちゃんとゴムで束ねてある。これが正解。
リムテープの交換はママチャリでやったことがあるので特に問題はありませんね。
元からついていた16mm幅に対し、今回は15mm幅だったので合うかどうかちょっと心配でしたが、
バッチリですね。
うーん、輝くMADE IN JAPANの文字が眩しいですぞ!
前後輪タイヤの装着も難なく終了。
ワイヤービードでゴツくて固いKENDA K-193と比べて、クローザープラスはものすごくしなやかで、リムに嵌めるのも随分楽でした。
25cのKENDAに比べて、タイヤ幅も随分細くなりました。
まあ、見た目はたいして代わり映えはありませんけど、ちょっといいタイヤ履いたぞう!っていう満足感に満たされますね。
ちなみにKENDA K-193の重量は450gありました。けっこう重いほうですね。
対してクローザープラスはちょうど200g。
前後輪あわせて500gもの軽量化に成功しました。
購入直後に測ったsono1の重量は10.3kgでしたから、夢の9kg台に突入ですね。やったぁ!
さて、クローザープラスの性能とやらを試してみましょう。
近所を軽く流してみましたところ。
ん?思ったほど違いを感じないな。。。
たしかに漕ぎ出しもスッと出やすいような気もしますが、なんだか期待したほどではありません。前後1万円もかけたカスタマイズでこの程度なのか!?とちょっとがっかり。
うーん。もっとうわぁっ!ってなるくらい性能アップすると思ってたんだけどなぁ。。
・・・これが近所の数百メートルをゆっくり走ったときの最初の印象でした。
しかし、いざサイクリングに出発し、本気モードでしっかり漕いでみると、
うわぁッ!
クローザープラスに交換してもっとも違いを感じるのは、最高速までの加速力、そして高速度の維持が圧倒的に楽になったことです。
ゆっくり走ってるだけじゃほとんど違いは感じなかったんですけどね。
風なしの平地舗装路ですと、私が普通に出す速度はだいたい23~26km/hぐらいだったのですが、新しいタイヤにしてからは同じ感覚で漕いでもおよそ2~3km/hくらいはスピードアップしています。
そして、27~30km/hくらいの高速度域に入ってからは、軽~くペダルを回しているだけで、ずっとその速度を維持できます。
あくせく漕がなくても減速を感じることがなく、むしろ前へ前へと押し出されるくらいの推進力です。
ちょっとその気になって踏めば、スッと40km/hくらいまでスピードが出てしまいます。
なんてラクなんだ!すごい!
平地で自力で40km/hなんて出したことはありませんでしたが、軽々と限界突破してしまいました。
これがちゃんとしたタイヤを履かせた効果というものなんですね。納得しました。1万円出した甲斐はありましたね。
タイヤを細くしたので、乗り心地が悪くなるのが少し心配だったのですが、それも杞憂でした。
路面からの振動はもちろん伝わりますが、同じ振動でもいくぶんかマイルドになった感じがします。
そして、舗装状態のいいきれいな道を走ると、もうツルツルの板の上をスーッとすべるかのごとき滑らかさで進みます。これも驚きですね。
乗り心地はむしろ良くなったといっていいでしょう。
ハンドルの挙動は少し敏感になったような気がしましたが、すぐに慣れました。
世の中にはもっと高価なすごいタイヤもあるようですが、エントリーグレードのクローザーでもこれほどの性能アップが楽しめるというのは凄いですね。
サイクリングに出かけるのがますます楽しみになってきました。
これはいいぞ!
650cタイヤグッズを調達する、それだけのためにえらい苦労をした話
タイヤもチューブも全部とっかえたるッ!と息巻いて前後輪を全てバラしてみたはいいものの、我が家のストックはチューブが一本のみ。タイヤとリムテープはあらたに購入してこなければなりません。
いちおう、タイヤとリムテープの交換時期は早晩訪れることを予期していましたので、購入候補は既に決まっています。
・タイヤ
パナレーサー クローザープラス
パナレーサー ポリライト
いずれも650cサイズのラインナップがあり、しかも購入可能な店舗もあらかじめチェック済みです。
クローザープラスはちょっとしたレースにも対応できるという、ミドルクラスのロードタイヤとしてはなかなか安価なのが魅力です。
なんといっても、日本製!!というのが素晴らしいですね。もちろんチューブもパナレーサーで揃えますよ。
これで我がsono1のジャパナイズ計画は一気に進行しそうです。
さて、のんびりしているヒマはありませんので早速池袋にて目当ての商品をゲットしに参ります。
最初に来たのはワイズロード・池袋チャーリー店。
ここんちは650cホイールに合うグッズは置いてあったりなかったりするので、とりあえずチェックのみ。
タイヤはクローザープラスより少し日常向けなエリートプラスしかありませんでした。
私の使用傾向からすると、エリートプラスのほうが本来向いてるはずなんですけどね、どうせならより速い方を履いてみたかったのでとりあえずパス。
本命はワイズロード池袋店。
ここには650cのクローザープラスがほぼ常時置いてあるのを既に確認済みです。
さて、予定通りクローザープラス2本を購入しましたが、なんということでしょう、リムテープとチューブがありません。
ほんの半年前くらいまでは、タイヤはもちろんチューブもリムテープも650cに使用できるものが普通に置いてあったのに!
チューブに至っては、より軽量なパナレーサーの「R-AIR」というモデルもおいてあったので、スタンダードチューブとどっちにしようか迷っていたくらいなんですが、R-AIRはもちろん、スタンダードチューブも在庫していないという有様でした。
うッ!困った。。。
チューブもリムテープもないと走れないじゃん。。。問題のない後輪まで分解しちゃって、マズかったんじゃないか・・・!?
とかなり焦りはじめます。なんとかタイヤを組み付けないと、今日夕方からの花火サイクリングにいけなくなってしまうのです。
こういうところ、マイナー規格の650cホイールを使っていると本当に思うさまにならないところで困りますねぇ。
しかもここ1年くらいのうちに650c関連グッズは見る見るうちに店頭から消え去りつつあります。650cはこの先、一体何年生き残ることができるんでしょうか。
池袋店がダメだったので、もう一度チャーリー店に戻ります。ここには一応、チューブだけは(ノーマルだけですが)置いてあることはわかっていたので、とにかくチューブを手に入れます。
R-AIRは次回にむけ通販で購入するしかなさそうですね。
さて問題はリムテープです。
チャーリー店のスタッフに650c用のは置いてないか聞いてみたんですが、
「うーん、650A/B用のありますからたぶんおんなじじゃないですか?」とあやふやな回答をするので、
ほんとう?絶対大丈夫ですか?と念を押したら「いや、うーんダメかも」とまことに自信のない様子。
世間様の650cに対する認識なんてその程度のものなんですよね。
さて落ち込んでいてもしょうがないので、次の店をあたります。
一応、もう一軒スポーツバイクを扱う店の心あたりはあったのですが、その前にダメもとで駅前のビックカメラに寄ってみました。
この店、本体の取り扱いはもちろんママチャリやルック車が中心なんですが、パーツ類は意外と本格的な、しかも他が取り扱ってないヘンなものを置いてあったりして侮れないのです。
果たしてどうでしょう、売れ残りの最後の一個ですが、なんと650c用のポリライトがあるではありませんか!
地獄に仏を見た気分で早速購入、これでなんとかsono1を復活させることができるとホクホクで帰宅しました。
※このポリライトの写真を見て「おや!?」と思った貴方はさすがのエキスパートですぞ。
池袋圏内とはいえ、お店をあちこち廻ったせいで随分時間がかかってしまいました。
急ぎ作業を開始するため、まずは購入した品物たちをチェックします。
クローザープラス ¥3,381 x 2
サイクルチューブ ¥1,286 x 2
ポリライトリムテープ ¥534
計 ¥9,868円(税抜)
タイヤ交換ごときで1万円も使ってしまいました。今月はお小遣いがピンチなのでできれば避けたい出費だったのですがねぇ。
年末に向けて少しずつ貯金を始めていた矢先のアクシデントでした。
まあ、いずれは使うお金なので仕方ないといたしましょう。
さていざ組み付けを!と作業にはいったところで、ここで全く予想外のアクシデント。
リムテープ、一本しか入ってない・・・ッ!!!
ポリライトリムテープは2本セットのはずですが、ケースから出してみたら一本しか入っていませんでした。
そういえば購入したとき、やけにパッケージが雑だなあとちょっと気づきはしたのですが、そのままスルーしてしまっていました。
心無い万引き小僧に一本スられてしまったんでしょうかね。これはとんでもないハズレを引いてしまいました。
しかしここでめげているわけにはいきません。
一応、ビックカメラには連絡をいれまして、新しいのが入荷次第取り替えてもらえることになったのですが、入荷には1週間程度はかかるとのことで、そんなの待っていたら週末サイクリングができなくなってしまいます。
結局また家を出て、もう一軒目をつけていた最後のお店にあわてて駆け込むことになりました。
メンドクセェな・・・・
東上線・朝霞駅前にあるカネコイングスです。
この界隈ではかなり本格的なスポーツ自転車店です。
よし、あったあった!これが正真正銘、二本入りのポリライトリムテープです。中身はゴムでキチッと束ねられているので、ヨドバシで買ったときのようなグシャッとした状態になるわけがないんですよ。
と、たかがタイヤグッズを仕入れるために東奔西走、昼前から夕方近くまであちこち駆け回ってようやく品物を揃えることができました。
リムテープは完全なアクシデントではありましたが、それにしても650cのようなマイナー規格の自転車を使っていると、いざというときに本当に苦労するんだなと身に染みて理解しました。
まったく、ヤレヤレです。。。
タイヤが歪んだ!?~KENDA君、4700kmにてあえなくリタイヤ
週末に楽しいサイクリング予定を控えた金曜の夜、ふと自転車を見やると、そのタイヤに異変が起こっているのに気がつきました。
これは何が起こった!?と気になったので、翌朝少し早起きしてタイヤチェックをしてみましたところ。
こんなふうになっていました。
明らかにタイヤの一部がボッコェ!と膨らんで歪んでいます。
前から見るとさらに異常は鮮明に。
パンクしたのか?それとも内部でチューブが歪んでバーストの前兆か!?とあれこれ考えてみましたが、特に異物などが刺さった形跡もなく、膨らんだサイドにはやや擦った跡はありますが、内部に損傷を与えるほどではありません。
一旦空気を抜いてもう一度入れなおしてみましたが、同じように歪んで膨らむのみです。
この状態で走れるのだろうか、とちょっと近所を廻ってみましたが、やはり膨らんだ部分が地面に当たるたびにコツコツと振動が来ます。
振動くらいなら別にどうってことはないですが、土曜日も日曜日もたっぷりサイクリングを楽しむ予定なので、こんないつ破裂するかわからないようなタイヤの状態で表に出るわけにはいけません。
ともかく、タイヤを外して調べてみましょう。
タイヤの問題なら交換すれば済む話ですが、万一ホイールのほうに故障があるようですとかなり面倒なことになります。
さてタイヤを外して、まずはチューブの確認。
該当箇所に印をつけてチェックしてみましたが、これといって特に異常は見当たりません。
ホイールもチェックしましたが、振れや歪みは見当たりません。リムテープのニップル穴部分がだいぶへこんでしまっていますね。
外したタイヤをチェック。やはりタイヤ自体が歪んでいるようです。
そこで裏返して確認してみますと、
ははぁん、なるほどね。
タイヤの形状を維持するために重要なケーシング(繊維)がこすれて剥けて、いくたりかは破断してしまっているようです。
タイヤが歪んでしまった原因はコレですね。
ネットで調べてみたところ、同様の事象がいくつか散見されます。
あまり品質のよくないタイヤの場合、このような状態になってしまうことがしばしばあるようですね。
タイヤは購入時についていたKENDA K-193そのままです。あまりいい噂を聞くことはない安物のタイヤではありますが、ここにくるまで約2年間、4,700kmあまりを走ってきたわけですから、まあ寿命とみなしてもいいでしょうね。
5,000kmくらいまでは行けるかな、と思って年末あたりにタイヤ交換を予定していたのですが、予想よりは少しはやくそのときが訪れたようです。
ともあれ、原因の究明が完了しましたので、リカバリ作業にうつります。
夕方からは楽しい花火大会サイクリングの予定ですので、あまりモタモタはしていられません。
異常があったのは前輪タイヤのみでしたが、この際ですから前後輪とも一気にリニューアルしちゃえ!という気分が高まってきました。
リムテープもだいぶくたびれているようでしたので、もうリムテープからチューブからタイヤまで、足回りは全部とっかえしてしまうことにします。
既存のリムテープもはがしてしまいましょう。
はがしてみると、リムとの間に水滴が残っていました。
そういえば先日のサイクリングの際、道路に5センチほど溜まった水溜りの中を突っ込んで進むことを余儀なくされたことがあります。
スポーク穴などから水が入ってしまったんでしょうね。一旦入るとなかなか蒸発せずに残ったままになるようです。
この日は丁度いい感じの曇りでしたので、テープを剥いて裸になったホイールはしばらく陰干ししておきます。
リムテープはこのとおり、スポーク穴の部分がボコっとへこんでしまい、もう十分替え時に至っているようです。まあ、丁度良かったですね。
テープの幅も測ってみたところ、16mmでした。
前後輪の分解が終わりましたので、ここで前輪ホイールの重量も測ってみましたところ、840gでした。
決して軽量な部類ではありませんが、意外とまあまあの軽さですね。
今後ホイール交換をするとなった場合の参考になるでしょう。
こうして無事、前後輪の分解が終わりました。
早速タイヤの交換作業に入りましょう!
というわけでつづく。
夏開幕の狼煙は今年もまた足立であがる
今年も花火の夏がやってまいりました。
日差しの強い夏は昼間のサイクリングはほんとうにおっくうになるのですが、花火目的なら基本的に陽が傾きだしてからの走行になりますので、暑さ問題も多少は回避できます。
夏は花火X自転車こそ最強タッグなのであります!
さて、今年の栄えある夏花火第一弾は、やはり足立の花火からとなります。
去年よりも日程が前倒しになっていますね。
家の用事をもろもろ片付けないといけなかったため、出発はやや遅めの16時から。
例によって荒川河川敷をひたすら進みます。
岩淵水門を越えたあたりで、東京スカイツリーがみえてきました。
この日は南東の風がやや強く、荒川を下流に向けて進みますと向かい風になるものですから、普通に走るのも非常に難儀します。
まだまだ気温も高めとあって、体力の消耗がかなり激しいのを感じます。
距離にしてたったの30kmちょっとなので大丈夫だろ、と思ってたんですが、ちょっと帰りが不安になってきました。
ヒイコラヒイコラと1時間半ばかり苦労したあげく、ようやく打上場所に近い西新井橋までやってきました。
この日は南東の風ですので、打上場所の風上側、つまり荒川の北千住側の岸からみたほうがよく見えるはずです。
しかし到着時間がやや遅めだったのと、北千住側は人が混んでいて場所がとりにくいのではと思いまして、結局去年とおなじ西新井側の河川敷からながめることにしました。
というわけで橋を渡ります。
コンビニでおやつなどを買い込んだのち、自転車は所定の駐輪場に停めます。
首都高の高架下のスペースが駐輪場になっています。もう18時過ぎでしたがまだまだ停める余裕はあるようでした。
さあ、観覧場所に進みましょう。
場所はほぼ打上ポイントの真正面になります。風向きからして、もう少し東側に場所をとったほうがいいかな、とも思ったのですが、めんどくさくなったのでここで手を打つことにしました。
こちらもかなりの混雑ではありますが、独り身の身軽さもあって、わりと簡単に場所を取ることができました。
カメラの三脚をスタンバイして、いざ臨戦態勢に入ります。
さあ、宴が始まりましたぞ!
約1万2千発をほんの1時間のうちに打ち上げる密度の濃さが足立の花火の最大のウリです。
ひとつのプログラムが5分~10分と長く、終わったか?と思わせるとすぐにまた花火が打ちあがる切れ目のなさが素晴らしい。
やはりやや風下になってしまいましたが、風が強い分、煙はさっさと流れてしまうので鑑賞に支障はありません。
大迫力ですねぇ~!
さて、今年も大満足の花火大会で幸先もよろしいようです。すっかり堪能しましたのでとっとと家路につきましょう。
大挙してすすむママチャリ軍団をパスしたあとは、この真っ暗闇の河川敷をたったひとり寂しく進みます。
昼間の向かい風のサイクリングがよほど足に来たらしく、自転車はそのへんに打ち捨てて帰りたくなるほど、帰り道は非常に堪える旅となりました。
うーん、まだまだ体力が足りませんね。
■本日の走行記録
・走行距離 60.92km
・走行時間 3時間08分
・最高速度 38.9km/h
・平均速度 19.4km/h
・累積走行距離 4534.2km