西武球場で初観戦!~勝敗のゆくえは?
もう1ヶ月も前の話になってしまいましたが、西武ドームへプロ野球のセ・パ交流戦を見に行ってきました。
西武ドーム周辺は私の定番サイクリングスポットですが、野球を見に行くのは初めてですね。
何しろ縁もゆかりもない横浜ファンなもので、観戦はほとんど職場から通いやすい神宮ばかりだったのです。
さて、チケットはあらかじめコンビニで購入しておきます。
西武球場のウリは外野自由席の芝生エリアなんですが、さすがに人気なのかお値段も外野のクセにやや高め、そして目当ての日程は既に売り切れでした。。。
しょうがないので内野立見席を選択することにしました。
試合開始は14時、開場はその2時間前ということなので、良い席を確保すべくめずらしく早起きしてsono1を駆りだしました。
勝手知ったる狭山湖までの道のりですから、さほど障害も無くあっというまに現地に到着。
自転車は球場入り口すぐ横の無料駐輪場に停めることとします。
さあ、いざ戦場へ!
並び始めたのは11時半頃でしたが、そのころ既に入り口にはこんな行列が出来ていました。
うーん、最近は横浜戦もかなり人気が出て来て、神宮のチケットを取るのすら困難になってきましたが、やはり交流戦となるとさらに手ごわいのかもしれませんね。
私は立ち見の自由席ですから、いい場所が取れるかかなり不安になってきました。
そして12時、いよいよ開場です。ウワーッと人の波が前に押し流されていくのに身を任せるようにして、入場ゲートへと進みます。
さて入ってみると、やはり並んでいたのは外野自由席チームの人が多かったようですね。私は立ち見とはいえ内野券を持っていましたので、制限エリアを越えてさらに先に進むと、もうどこでも場所取り放題なくらい十分な余裕がありました。
結局、立見席の一番前でフィールド全体を見渡せる絶好のポジション取りに成功しました。
やはり、早起きは三文の徳ですね!
西武ドームは他球場と違って、ビジター側がライトスタンドになります。この辺のローカルルールもなかなか面白いところですが、あらかじめ調べておかないと戸惑ってしまいます。
良い席を確保できてすっかり満足しましたら、こんどはお腹が空いてきました。
ここんちの球場メシは屋台形式のお店がずらりとならび、価格もさほどボッタクリ的なところはなくなかなか魅力的ではあったのですが、せっかく自転車がありますので外に食べにでることにしました。
自転車で10分ほど走った先にある坦々麺の専門店でお昼をいただきます。
この日はあまりお腹の調子がよくなかったので、こんなの食べて大丈夫かなと少し心配だったのですが、とてもおいしゅうございました。
お店の名前、忘れちゃった。。
さあ、球場に戻って試合観戦と参りましょう!
盛り上がってるぅ~!
横浜の誇る日本の4番、筒香選手のバッターボックス。
私のイチオシ、現在セリーグ首位打者の宮﨑選手!前日は横浜の逆転勝利を呼び込む値千金のホームランを放ってノリに乗ってます。
さて、試合のほうは先発の平良投手が早々に打ち崩され、打線も3回に2点を返したもののそれ以降はなかなか反撃の糸口がつかめない厳しい展開。うーんこりゃ敗色濃厚。。。
あまり根を詰めると精神衛生上よくありませんので、イニングの合間に球場をおさんぽ。
西武球場はドーム型ですが、壁がないので心地よい風が通り抜けます。東京ドームのようなところですとかなりの密閉感と閉塞感があるのであまり好きではないのですが、ここならまるで野外のような開放感があります。
当然空調は効きませんので夏は暑いそうですが、ここ、気に入りました!
いたるところに売店とかもあって食欲をそそるのも心憎い。
おっ、さっきまでグラウンドで応援していたマスコットガールのディアーナちゃんたちが観客席まで来てくれました!
ふぉぉぉぉ。。。か、かわいいなぁ。。。ッッ!
あまり怪しいオッサンがイヤラシイ目で写真パシャパシャしてると変な目でみられるかな、と思ってほどほどに退散。
試合のほうは、平良投手のあとを受けた国吉投手が苦労しながらもなんとか試合を建て直し、
ここのところ調子をあげてきた平田投手も好投して打線の反撃を待ちますが、ヒットこそ出るものの、どうしてもあと一本が生まれず得点が奪えません。
私の好きなエリアン選手もヒットで出塁。でも得点に絡むことはできませんでした。。
新外国人のシリアコ選手は、再三のチャンスで凡退、この日はツイてませんでしたね。
そんなこんなで試合の流れは最後まで変えることができず、あえなく敗戦。。。
初西武球場は敵チームの勝利のハイタッチに涙を呑むつらい思い出を残すことになってしまいました。
失意に暮れて退場ゲートへ向かいます。一塁側の観客はみな、なんとなく足取りも重そうな。
さて帰り道ですが、西武線の西武球場前駅は当然ながらこんな感じ。
都心部から来る人にとってはひどく辺鄙なところにある球場ですから、車以外だとこの電車のほかにアクセスはありませんのでしょうがないですね。
もちろん私は自転車なのでそんなのはお構いなし。小さな小さな優越感を味わえる瞬間が、ここにはあります。
まだ明るいですし、また多摩湖周辺を軽く廻ってみましょうか。
深い緑に囲まれたサイクリングロードは、いつ走っても気持ちのいいものです。
狭山湖のダムに上がって夕日を眺めます。
試合に負けたショックも、ほんの少し、やわらいだような気がします。
■本日の走行記録
・走行距離 36.22km
・走行時間 1時間56分
・最高速度 38.1km/h
・平均速度 18.6km/h
・累積走行距離 4301.8km
ムーミン谷は飯能市にあり!?~あけぼの子供の森公園、こいつぁ本格的だ!
埼玉県の南西部に位置する飯能市は、どういうわけかあのムーミンとのつながりが深いようです。
有名な西川材をはじめとした林業で盛んな街ですが、山野と川など自然豊かな土地柄があの童話のイメージと通じるものがあったんでしょうかねぇ。
ともかく、飯能には「ムーミン谷」と呼ばれる施設が二つあります。
一つは開業前ですが、「メッツァ」というまさにムーミンテーマパークです。
そしてもう一つが、今回訪れる「あけぼの子供の森公園」です。
あけぼの子供の森公園は、もともと特にムーミンを意識して作られたものではないそうですが、自然との調和をテーマにつくられた建物、野山の地形を活かしたおとぎ話のような美しい景観で、いつしか「ムーミン谷」と呼ばれるようになったようです。
私はムーミンは絵本もアニメもさほど見た記憶がありませんので、その辺にはあまり興味はなかったのですが、自宅からもさほど遠くはありませんので、サイクリングスポットとして丁度よさそうです。早速行って見ましょう。
と、現地に乗り込む前にまず腹ごしらえを。
道中通りかかった、狭山市駅の近くにある武蔵野うどんの店、「麺処 まると」です。
この地域ではなかなか評判の店のようなので期待して中に入ります。
いつもうどんばっかり食べているので、今回は肉汁つけ蕎麦を頼んでみました。
しばし待って出てきたのは!
すごいボリューム!!!
どんぶりになみなみと満たされた漬け汁は、たまねぎ・豚肉・うずらや香草などがどっちゃりと入っていて、これだけで十分お腹一杯になってしまいそうな豪快さ。
お蕎麦も並盛りなのにけっこうモリモリですね。
たまねぎの甘みがしっかり溶け込んだツユ、ジューシーな豚肉に柚子の清冽な香りが食欲をわきたてる、大変乙な一品。これは美味い!
かなりの量があるので、お昼は軽く済ませようと思ってたのですがお腹一杯になってしまいました。
ふう。。。
お店は近所のひとらしき家族連れが入れ替わり立ち代りで賑わっています。顔馴染みの客も多そうですね。噂どおり、地元で愛されるお店のようです。いい店をみつけました。
さあ、お腹も膨れましたので先を急ぎましょう。
ここから目指すムーミン谷までは30分ちょっとくらいですね。
豊水橋から入間川を眺めます。川遊び、楽しそうですね。
さて、ほどなくして現地についてみますと、なにやらドンドコドンと賑やかな歓声が聞こえてきます。
女子ホッケーの試合をやっていました。大学生の大会のようですね。
飯能市はホッケーに力を入れているそうで、学生から社会人までいろんなチームが活動しているんだそうです。
それにしても、見ているだけでも痛くなってきそうな、激しいスポーツです。
それではようやくあけぼの子供の森公園に潜入してみましょう。入場無料です。
たくさんの人が訪れていますね。
遠くになにか見えるぞ!
おお、キノコみたいな変な家!おもしろそう!
横のドーム上の大きな建物には大勢の人が集まっています。なにかイベントでもやっているんでしょうか。
とりあえず、気になるキノコの中に入ってみましょう。
人のお宅に入りますので、靴はもちろん脱がないといけません。
トレッキングシューズは脱ぎ履きが面倒なんですよね、普通のスニーカー履いてくりゃよかった。。
表玄関が混雑していたので、裏手から入ってみますと、まずは10人くらいがダンスパーティでも開けそうなホールに入ります。
どうせ見た目だけの張りボテみたいなもんだろう、と高をくくっていたのですが、いやいやどうして、中は立派な丸太の無垢材で組まれたポスト・アンド・ビームの本格的な木造建築です。
こういうの、私好きなんですよね。
内部はらせん状に回遊しながら上にのぼっていく構造で、ゴチャゴチャとしていますが明るい採光と吹き抜けで開放感があります。
金属の手すりなどはアールヌーボーっぽい曲線が与えられて木材とうまく調和しています。
キノコは二つの塔が合わさったしくみになっています。
これは小さいほうの塔のてっぺんですね。
放射状に伸びた丸太が塔の屋根を支えています。当然、地元自慢の名産、西川材をふんだんに使っていることでしょう。
居間?らしきところにはこんな隠れ穴のようなしかけもあって、大勢の子供達がキャッキャ騒ぎながらかくれんぼ。
いたるところに隙間や不思議な空間が設えられたこの建物は、一日中かくれんぼしてても飽きないでしょうね。これは楽しそう!
ちょっと一人になりたいときは、こんな静かな小部屋をどうぞ。
さあ、大きいほうの塔のてっぺんにも上ってみましょう。
うえから見下ろすと、さきほどの居間からその先までずっと見通すことができます。
塔のてっぺんはやはり丸太でドームを支える構造。けっして飾りの子供だましではなく、隅から隅までしっかりつくられた素敵な建築です。これはいい!
大して期待していませんでしたが、おもわず面白いものを見れて大興奮でした。いやぁ、こんな家、住んでみたいですよね、ですよね!?
それでは次に進んでみましょう。
小川のなかに浮かぶ釣り小屋です。
この小屋も杉を中心とした無垢材で作られています。
なかなか画になるもんですねぇ。これがムーミン谷と呼ばれるゆえんでしょうか。
さらに森の中をすすんでみます。
突然現れるツリーハウス。
子供のころはこういうのを見ると狂喜乱舞していましたがね。まあ、今でも大して変わりはありませんが。
無骨な鉄板を鋲で繋ぎ合わせて造った橋が現れます。
ここだけなんだかスチームパンクっぽいですね。
杉で作られたデッキを渡って、さらに奥に進んでみます。
どんづまりには、滝があるとのことですが、残念ながらこの日は営業していなかったようです。
次に現れたのは、垂直に立てた丸太が大きなアーチを描く、森の家です。
ここはかなりモダンなデザインですね。
しかし中にはいると、やはりログハウスのような無垢材につつまれたナチュラルな内装。
いやあ、こんだけ沢山の丸太を使って、実に贅沢だこと!広い空間と高い吹き抜けでとても開放感のある建物です。
ここはムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンの事跡を振り返るミニ資料館のようになっています。
外観ではちょっと重厚なイメージを醸していた外壁も内側にまわるとこの優しさと軽やかさです。視線が自然と上に誘われて、その先には燦燦と光を取り込む天窓が。
二階にあがると読書スペースが設えられています。
こんなところでお勉強すればきっとはかどる。。。かな?
いやあ、これも面白い建物でした。
最後は入り口にあったドームに入ってみましょう。
ちょっとした演奏会もできそうな広い空間です。窓を開け放して、心地よい風が通り抜ける気持ちの良い空間です。
ここは木材を曲げたボールトで屋根を支える構造ですね。
木の柱と漆喰塗りの板材だけで作られています。かなりのこだわりが見えますねぇ。
ああ、その気持ち、わかります。
外に出てドームの屋根を見てみます。
驚くべきは瓦材なんですが、自然石を薄くスライスしたものを敷き詰めてあります。
ここまでこだわるとは!見た目だけでない、本物志向ですね。
ドームから公園を見下ろします。
さほど広くはない公園ですが、面白いものがいっぱいあって十分に楽しむことができました。予想以上によかったですね。
そして帰り道は入間川サイクリングロードをスイスイ進みます。
生い茂る木の間を通ったり、川の流れをみやったり、とても気持ちいいコースです。しかも、信号や車道との交差がないため起点の豊水橋から川越の初雁橋まで、ノンストップで走り抜けることができます。
初雁橋まで、だいたい30分で着きました。いやぁ、快適サイクリングでしたね。
■本日の走行記録
・走行距離 32.81km
・走行時間 1時間48分
・最高速度 48.3km/h
・平均速度 18.1km/h
・累積走行距離 4265.6km
お尻の痛み対策~サイクルインナーパンツとやらを試してみる
sono1に乗ってサイクリングをしていると、およそ50kmほど走ったあたりからお尻に鈍い痛みが蓄積してくるのを感じています。
坐骨を立ててサドルに座っているので、骨が尻肉に刺さるような感じになってきます。
まあ耐え難いというほどではありませんし、乗ってればそのうち慣れてくるかなと思って大して気にもしていなかったのですが、もう2年にもなるのに一向に改善しません。
少し長い距離を走った後は翌日までこの痛みが残るので、1日走ったら翌日はサイクリングをお休みせざるを得ないという状態になっています。
やはりこれからもう少し距離を伸ばしていこうかなと思うと、お尻が心配になってきますので、ようやく対策に乗り出すことにしました。
当初考えていたのは、サドルをクッション性のある柔らかいものに変えることです。
現在sono1につけているのは購入時の純正のものですが、厚め・薄めとタイプが選べるのについ見栄を張って薄めを選んでしまったんですよね。
だって薄くてシュッとしているほうがかっこいいじゃん。。。
一般的なエントリークラスのクロスバイクには、こんな感じのやや分厚めなサドルがついていることがおおいですね。
もっとスポンジたっぷりのふわふわ系サドルになるとこんなのも。
うーん。やっぱりシュッとしてない。。。嫌だ、こんなの!
そんな感じで、私のお尻救済計画も遅々として進展を見なかったのですが、調べていくうち、サドルよりもクッションパッド付きのパンツを履いたほうが効果は高いらしいことがわかってきました。
いわゆるレーパンというやつですが、インナータイプにすればほぼ普段着で乗っている私のスタイルでも問題なく運用できそうです。
よし、これだ!ということで早速ポチしてみました。
ジェルパッド付きインナー(amazonで税込1,550円)です。
得体の知れない中国製の安物ですが、小柄な私にも合いそうなサイズがあったのでこれにしました。
品質管理タグが思いっきりチャイナですね。うーん、またあっちの経済に貢献してしまった。。
裏っかえすとこんな感じで大きなふかふかのパッドが入っています。
お尻から前のほうまでかなり広くカバーしていますが、一番大きいお尻部分のパッドはジェルいりで結構厚みがあります。
私の場合、このお尻の後ろのほうよりはもっと前、坐骨があたる部分のクッションが厚くなってくれてたほうがうれしいんですが、大丈夫でしょうか・・・!?
ともあれ、早速履いてサイクリングに乗り出してみるとしましょう。
まず乗ってみますと、サドルと触れる部分がムニュッとしてサドルの固い部分に直接触れる感じがかなり緩和されます。多少の地面の凸凹に突っ込んでも、お尻に来る衝撃が和らぎます。
お、これはなかなかいいかも!
肝心の坐骨部分のクッションは薄めですが、それでもないよりはかなりマシ、という感じがします。
ところで履いたまま歩くときは、オムツをつけているようなかなりの違和感があります。
普段つかっているショートパンツの下につけていると、外からはこんな恥ずかしいオムツマンであることはまずバレずにすみそうです。
うむ、これはいけそう!と思ってしばらく走ってみましたが、次第にお尻に違和感が出てきました。こ、これは。。。
痒い!カユイ!
どうも素材の特性上、蒸れがくるのはどうしようもないみたいですね。下着の上から装着しているんですが、汗がお尻から足の付け根までじわっと蒸れてきて、時々パタパタしてやらないとかなり痒くなってきます。
高価なブランド品を買えばこのへんはもう少しましになるのかもしれませんねぇ。
インナーのお陰で坐骨部分の痛みはかなり軽減されることがわかりましたが、そのかわり帰ってきてみますと、蒸れのせいでお尻の別のところがカブれて赤くなってしまいました。
うーん、どうしたものか。。。
まあ、この辺は慣れでどうにかなる部分かもしれませんね。乗り心地自体はかなり快適になることがわかりましたので、長距離を走るときは履いていくようにしましょう。
これで夢の100kmもいける!かな?
ポピーまつり
5月の末の土曜日。
最近はサイクリングネタ探しにも難儀しており、朝早くから出ればそこそこ遠くにもいけるのですが、早起きする気はありません。
そこで手ごろなサイクリングスポットとして急浮上したのが、先日鴻巣方面の花見サイクリングで情報を仕入れた「ポピー祭り」です。
ややハイシーズンは過ぎてしまったようですが、まだ咲いているようですし、これなら手ごろな距離で問題ないでしょう。
こうしてもう日も傾きかける午後になってようやく重い足をペダルに踏み出して一路、会場となる荒川河川敷のポピー・ハッピースクエアへと向かうのでありました。
途中寄り道して榎本牧場へ。小休止スポットとしてはうってつけですね。
自動搾乳機で乳搾りをする牛さんたちをしばし眺めた後、おいしいジェラートをいただきます。
そして再び自転車を乗り出してしばし後、目指すポピー・ハッピースクエアに到着。
アップダウンはほとんどない道のりだったのでらくちんでしたね。
先日訪れたときはなにもないただの草原だったのですが、見事な花が咲き乱れています。
さらに会場をすすむと、今度は一面赤いポピーの畑が広がります。
もう夕方なので訪れるひとはちらほら、という感じですが。。。
夕方ですのでおまつりの会場ももう店じまいという感じ。もう少し早くこないといけませんね。
白赤ピンクと色とりどりのポピーが花開く様はなかなか素敵です。
帰りはまた同じ河川敷をえっちらおっちら進んで戻りました。
お手軽サイクリングでしたが、けっこういいものが見れて満足でしたね。
■本日の走行記録
・走行距離 61.8km
・走行時間 3時間08分
・最高速度 37.2km/h
・平均速度 19.6km/h
・累積走行距離 4169.7km
GWサイクリング!その3~味噌豚丼と羊山の芝桜、艱難辛苦を乗り越えて
ゴールデンウィークもとうに過ぎてしまいましたが、第三弾もあるんでした。
GWサイクリングのラストを飾るのは、羊山公園で芝桜を見よう!プランです。去年は都合が悪くてチャンスを逃してしまったので、今回こそはと期する思いで自転車を乗り出しました。
ついでに前回来たときにランチした「野さか」の味噌豚丼もまた食べたくなったんですよね。花にグルメにと楽しい旅になりそうです!
さていつもは高麗川駅あたりまで輪行して、国道299号を伝って正丸峠に挑む、というルートなんですけど、今回はお花の前にお昼を食べるために少し早めに現地に着かなくてはならない(でも早起きしようという選択肢はない)ので、もっと楽チンコースでいくことにしました。
所沢駅から輪行!これで一気に正丸駅までショートカットだぁ~ッ!!
サイクリストの風上にも置けないこの怠惰ぶり、ご批判は甘んじでお受けするほかありません。
まあ、正丸峠までの道のりって、緩くて長い上り坂が延々と続くばかりで正直あんまり楽しくないんですよね。
かといってそのまま正丸峠まで電車でいってしまうと、もはや自転車の意味がまったくありませんので、峠越えとダウンヒルという楽しいエッセンスだけを楽しめるプランを組んだわけです。
ああ、なんて楽チンなんだ。。。
約40分ばかりの乗車の末、スタート地点の正丸駅に到着します。
いつもはここに来た時点でかなり消耗してしまっているのですが、楽チンプランのお陰で元気100%!これは峠越えのタイムにも相当期待が持てそうです。
よーし、こっから峠道だ。行くぞ!
そして登り始めて約10分、
もう息が切れてきたので一休み。
おいおい、元気100%で来たんとちゃうんかい!
どうやらそういう問題ではないようですね。
さらにヒイコラヒイコラ登って、頂上まであと100m!といところで再び私の心臓が「コンコン」とノックしてきて限界を訴えてきます。
こんな山の中で命を落としたくはないので、素直に体の要求に従うことにします。
休憩していると、もう70過ぎかと思われるご高齢のおじいちゃんが立派なロードバイクに乗って、この山道をスイスイ登っていく姿を目にしました。
うーん、あんなおじいちゃんにも負けてしまうとは。なんと情けなや。
ともかく、なんとか心臓が止まる前に峠に着きました。タイムはやっぱり30分くらい。ぜーんぜん進歩してません。はぁぁ。。。
でも楽しいのはここから。ビューンと下って一気に芦ヶ久保の道の駅へ。はじめて瞬間最高速度50kmを達成しましたが、怖くなってきたのでやっぱりチキンな私はスピードを出すのはやめておいたほうがいいですね。
ゴールデンウィーク最終日ということで、道の駅にはみたこともないほど沢山のバイクが停まっていました。
さあ、このまま山を駆け下りて一路、豚丼の店へGO!
おっす、ブコーさん!今日も凛々しいねぇ。
そして午後1時半、目指すお店「野さか」に到着。豚丼、ブタドン♪
えっ。
そんなことってあるの?まだ1時半ですよダンナ。
予想外の事態に、膝から崩れ落ちてしばらくその場から動けなくなる私でした。
うーん、まあ売り切れ御免のお店でしたし、芝桜シーズンですから早めになくなるだろうというのはある程度予想していましたが、この時間で早々にクローズとは。
ちょっとナメてましたね。
さて、気落ちしていても仕方ありませんので、代わりのランチスポットを素早く検索します。するとここから3kmのところに、「炭火焼き ちんばた」というこちらもなかなかの評判の豚丼のお店があるのを発見!
俄かに勇気がみなぎってきた私は、再び力強くペダルを踏んで次の目的地に向かいます。
ところがそのお店の立地というのが実にクセ者で、河岸段丘の丘の上にあるのでまたエッチラオッチラと山登りをする羽目になってしまいました。坂道はかなりキツいです。
く、苦しい。。。
もうダメかも、と心が折れかかった矢先に、ついに目指すお店を発見。やれやれです。
お店は古民家風のシブい内装でいい雰囲気。早速、お目当ての豚丼を注文します。
キター!!
サラダとお味噌汁と香の物がついて900円なり。
うまい!美味すぎる!
ひどい苦労の末にたどりついた豚丼です。美味くないわけがありません。野さかは残念でしたが、かわりにいいお店に出会えてラッキーでしたね。
こうしてなんとか豚丼にもありつけましたので、本日のメイン、芝桜へと向かいましょう。
と思ったらまた寄り道。
通り道の脇にレトロモダンな佇まいの旧・秩父駅舎が移築されて無料休憩所として解放されているのを見かけて立ち寄ってみました。
高い天井が開放的な和洋折衷の建物です。中には江戸~明治期のさまざまな古物資料が展示されています。
入り口を入ったところにある吹き抜けからは外の明るい光が採り入れられる構造。
かつてはここを沢山の人が見上げながら旅に出ていったんでしょうねぇ。
さあ、お前は一体いつになったら芝桜に行くんだとお叱りを受けそうなので、いよいよ現地に乗り込みます。
駐輪場に自転車をとめて、ここからは少し歩きます。
わあぁぁ。。。
ちょっとお花のピークは過ぎてしまったかな、という感じですが、それでもやっぱり綺麗です。
赤、白、ピンクに紫と色とりどりの芝桜が美しい模様を描きます。
小高い丘の上に上がって全体を見渡します。
うーん、やっぱりちょっと終わってしまってる感がありますね、もう少し早く来ればよかったかな。
羊山の芝桜といえば、やはりブコーさんとの取り合わせが定番です。
それでは屋台村へも突撃してみましょう。さすがにこの時期ですから大変な賑わいですね。
カミさんへのお土産に、秩父名物・豚肉味噌漬を購入。なんとお店で買うより30円おトク!だとか。
名残惜しいですが、帰り道も長いのでそろそろ帰るとしましょう。
また来年、満開の時期を選んで来たいですね。
帰り道はまた長瀞方面を廻って寄居駅まで進むプランとします。
メインストリートの彩甲斐街道(国道140号)を進めば一本道なんですが、この道、車通りが多くて自転車歩道がなかったりして自転車にはなかなかつらい部分もあるんですよね。ちょっと他の道を走ってみたかったこともあって、山あいの谷間を縫って進むような県道82号線のルートを通ってみることにしました。
川沿いの谷間を通る道のはずだからそんなに登りはないだろ、とナメてかかったのですが、どっこい、いきなりキツイ登りと薄暗い山道になってきたので俄かに不安になってきました。
どうもこの日は坂登りばっかりですね、僕はただ、気楽にサイクリングがしたかっただけなのに。。。
山道をヒイコラいいながら進んだ先は、いつの間にか長瀞エリアにたどり着いていました。
普段は駅のある西岸から岩畳を観光するわけですが、今回はその向かい側の岩壁の上から岩畳を見下ろす、というちょっと変わった体験ができました。
岩畳の向かいの絶壁の上には遊歩道が通っているのですが、その脇にもさらにこんな荒々しい岩壁が聳え立っているのです。
長瀞を東側から眺める迂回ルートを経由して、荒川を渡ります。
深い緑が川に覆いかぶさるように茂っています。今回はいろいろ苦労もありましたが、楽しいサイクリングができましたね。
たっぷり遊んだ末に18:30頃、ゴールの寄居駅に到着しました。
秩父エリアは行くのも帰るのもなかなか大変ではありますが、やはり楽しいですね。
■本日の走行記録
・走行距離 69.18km
・走行時間 3時間32分
・最高速度 51.3km/h
・平均速度 19.5km/h
・累積走行距離 4094.2km
GWサイクリング!その2~さきたま火祭り、今年は一味違う?
GWサイクリング第二弾は、去年も訪れた行田市の「さきたま火祭り」です。
前回とても楽しかったのでまた来たかったんですよね。
さて、スタートは東松山駅から。
前日の春日部サイクリングの疲れ(とお尻の痛み)がイマイチ癒えてない感じがしたので、ここは無理せず楽チンコースでいくことにします。
目的地までは約15km、スイスイ進んで気がつくと、
4,000km到達~ッ!わーい!
こんだけ走ったんだし、そろそろ初心者は卒業、ってことでいいんじゃないでしょうかね。まだですかね!?
人気のない通りだったのでお調子に乗って疾走する我が影をとらえてみました。
そんなわけでのんびりと走った末、目指す祭りの舞台に到着いたしました。
去年来た時はここの芝生はシロツメクサが盛大な花を咲かせて、白いじゅうたんのようになっていたのですが。なんだか雰囲気変わりましたね。
屋台村も大賑わいで祭りは最高潮の盛り上がりのようです。楽しそう~ww
さて公園内に足を踏み入れて、前回は上ることがかなわなかった丸墓山古墳に上がって、祭りの会場全体を俯瞰し、本日の作戦を練ることといたします。
上からみるとやはりわかりやすいですね。藁作りの産屋を取り囲むように広場に観客の輪ができています。今回はどこから見物しようかしら。。。
メインイベントが始まるまでもう少し時間があるので、となりにある稲荷山古墳にも上ってみることにします。こないだまで整備工事中で立ち入り禁止になっていたんですよね。
後円部の頂上に上がってみますと、件の「金錯銘鉄剣」が出土した様子がわかるようにプレートが展示されていました。
てっきりピラミッドみたいに内部に掘られた横穴の先に石室があるのかなと思ってたんですけど、頂上からわずか1m程度の深さに穿った穴に棺が置かれていたようです。
これはなかなか、実物を見てみないとわからないことですねぇ。面白い発見でした。
さて、今年も燃料。。。もとい、産屋は立派に設えられています。
しっかり派手に燃え上がってくれよ!
さあ、そろそろ日も暮れてきましたので場所取りをしなければなりません。せっかく上から見てきたのに、いざグラウンドレベルに降りてみますとはてどこに席をとろうかと一向に方針が定まりません。
結局、去年とほぼ同じ、産屋のほぼ正面のあたりに陣を布くことにしました。
この位置なら燃え上がる産屋も、松明が降りてくる丸墓山古墳も、そして花火もよく見えるのです。
ちょっとトイレに、と席を立ってその辺を歩いておりましたら、古墳時代の装束をした参加者たちがスタンバイをしているところでした。
これから松明行列をするわけですが、どうやら希望者はこの松明行列に参加することができるらしいです。
うーん。やってみたいなぁ。でも一人でそんなことするのはさすがに空しいような。。次回考えましょう。
さあ、メインイベントが始まりました。
まずは神主が産屋の前で祝詞を捧げます。
さきほどスタンバイしていた松明行列が輪になった観客の前をゆっくりと練り歩きます。
なんだか若い王子様とお姫様の姿をした二人が、松明を掲げてまさに産屋へ点火の儀を捧げるところです。
このあたり、なにかしらストーリーがあるはずなのですが、ナレーションが全く聞こえないのでよくわかりません。でも面白いです。
さあ、火がついたぞぅ!
相変わらずスゲェ。。大迫力ですね。
産屋が燃え上がっている間、待ってましたとばかりに丸墓山から御神火を授かった一群が一気呵成に攻め下ろしてまいります。
産屋はあっというまに骨と燃えカスだけになってしまいました。
ふと見ると、産屋の向こうの稲荷山古墳のほうからも松明を持った軍勢が押し寄せてきます。二方から一度に攻め込まれてはもうひとたまりもありません(何が?)
この炎の光と高低差を利用した立体的でダイナミックな構成、何度見ても本当に面白いです。
さて前回はそのまま産屋に松明を投げ込んで終わりだったのですが、今回はステージ中央に集まって整列をはじめました。ん?なんか今回は違うぞ!?
ステージに上がった総大将と思しき人物が目の前の軍勢になにやら激を飛ばし(何を言っているかはやはりわかりませんでしたが)、「ものども、剣を抜け!」の声とともに一同、抜刀します。
えい、えい、応!
力強い鬨の声をあげて祭りはフィナーレとなりました。
そして締めはお待ちかねの花火です。
ちょっと風が強い上に手持ちなので写真はアレでしたが。。やはりなかなかの迫力で満足でした。
燃え落ちる産屋の周りを取り囲む人々。いやぁ、今年も期待通りでしたね。
産屋炎上をめぐる演技も、どうやら年によって演出を微妙に変えているようです。何度きても楽しめるよう、運営側もいろいろ工夫を凝らしているのでしょうか。
すっかり満足して家路に着きます。
屋台はまだまだ、元気に営業中。みていたらお腹が空いてきました。
普段は夕方には閉まってしまう武蔵野うどんのお店「元祖 田舎っぺ」ですが、この日は祭モードらしく20:30まで営業していました。
コレ幸いと肉汁うどんを注文。
何度食べても、美味いものはウマい。
■本日の走行記録
・走行距離 31.96km
・走行時間 1時間46分
・最高速度 40.0km/h
・平均速度 18.0km/h
・累積走行距離 4024.8km
GWサイクリング!~春日部大凧揚げまつり
ゴールデンウィークは各所で楽しいイベントが目白押しです。
ここは我がsono1にも文字通り大車輪の活躍をしてもらわなければなりません。
まず向かったのは5月3日、春日部市で行われた「春日部大凧揚げまつり」です。
なんでも縦横10m超の巨大な凧を揚げるんだそうです。これは見ておかなければいけませんね。
春日部市といえば、埼玉県東部エリアになります。秩父や熊谷といった西部エリアは今までかなり攻めてきたんですが、東部となるとなかなか行く機会がなかったんですよね。
さぁ、どんな大冒険が待ち受けているのでしょうか。。。。
片道は約30km弱です。埼玉東部エリアはあまりアップダウンがなく、ほとんど平坦なルートになるので楽といえば楽ですね。
というわけで走行2時間ほどで現地に到着。
江戸川の土手に上がってみますと、彼方に豆粒のような凧が揚がっているのが見えます。
おお、あれが音に聞く大凧か!
大空には大きな三つの凧があがっています。
うーん、確かに大きいけど、言うほど大凧かしら?とちょっと拍子抜けしてしまいましたが、実はこれ、大凧ではなくて「小凧」なんだそうです。
小凧とはいえ、これでも長さ5,6メートルはありそう。
河川敷では沢山のひとが綱を引いてこの凧を操っています。
けだるそうな女の子たちがキャッキャいいながら凧揚げのお手伝いをしています。
ちょっとヤンチャっぽい兄さんたちが張り切って綱を手繰ります。
見ていると、二つの小凧が随分とニアミスしてきました。
ほとんどぶつかるんじゃないかと思いましたが、こう見えて双方の距離は意外とあるらしく、無事ぶつかることなく空を舞っていました。
あらら、こちらの江戸川凧は大きな穴が開いてしまっています。
ふと見やると、空に浮かぶ小凧とは比較にならない巨大な凧が土手に広げられていました。
なるほど、これが噂の大凧ってやつですね。
どうやらすでに引き揚げに失敗して地面に激突、大破してリタイアしてしまったようです。
残念。。。
キュートなレディがその細腕で一生懸命、綱を引く姿に胸が熱くなるのを禁じえません。
体ごともっていかれそうですね。
さて、大凧は既に失敗してしまったようなので、この日はお目にかかることはできないかな、と思っておりましたら、
もう一機ありました!いつの間にか河川敷にスタンバイされて、浮揚の刻を待っています。
曳き手も百人以上はいるでしょうか。
タイミングを見計らって、全員で息を合わせて一気に曳かなくてはなりませんから大変です。
しばらく風待ちののち、ついにその時はやってまいりました。
さあ、いまこそテイクオフ!いっけえぇぇ~~ッッ!!
・・・・・。
大凧二号機もあえなく飛翔に失敗、地面に激突してしまいました。
やはりこの衝撃で骨組みも紙もボロボロになっているようです。
このあとも何度か立て直して再チャレンジを試みたのですが、結局十分な風が得られず、この日は大凧飛翔を見ることはできませんでした。
凧は修理して5月5日に再チャレンジするとのことだったのですが、果たしてうまくいったんでしょうかね?
土手の周りには、実際に上げられている小凧が飾られていました。これは高さ2メートルほどの一番小さいサイズのものですね。
さて、お祭り終了の5時頃になって、全体的にお片づけモードに入ってまいりました。
先ほど大空を漂っていた小凧「大地」も無事回収。
ナイスキャッチ!
さて土手の向こうでは、先ほど引揚げに失敗して大破した大凧1号機がブルーシートの上で無残な姿を晒していました。
こうしてみると、やはり大きい。。。こんなデカイの揚がらなくても無理はないと改めて思います。
さまざまな太さの竹に紙を巻いて補強したものを縦横に組んであります。
紙はもうボロボロですが、次の引揚げに備えて一生懸命に修理していました。
次こそはいい風が吹きますように。。。
そんなわけで春日部大凧揚げまつり、肝心の大凧があがるのを見ることは出来ませんでしたが、また次回のお楽しみが増えたと思えばいいでしょう。
来年も見に来なくてはいけませんね。
■本日の走行記録
・走行距離 69.36km
・走行時間 3時間36分
・最高速度 39.2km/h
・平均速度 19.2m/h
・累積走行距離 3992.8km